犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

母を訪ねて47.8704里

2016年01月15日 | 犬旅・おでかけ


大みそかはそんな具合で(こんちゃん病院)忙しかったものだから、

年が明けてやっと下町ロケット(最終回まで)3話分を見て、あー吉田類~、などと微笑みながら迎えた新年。



2日に放送された夫が大好きな「路線バスの旅」は、三連休の後からちょこっとずつ見ているため、まだ結末は知らなかったりする。



5日からしごと初めで、年明け早々からかっとばしたため、結構疲れていたのだったが、

いまの案件すべてが本格的にスタートしたら、なかなか休めないことがわかっていたので、三連休の前半は休むことにした。



というのも、昨年9月なかごろに伊東へ引っ越した実母の家を、まだ訪ねていなかったのである。



いつくるかいつくるかと催促メールが来ていたのだけど、その引っ越しより先に決まっていた小豆島旅行をやめる理由もその気もないし、

あいまいな態度で気を引いても悪いし「年内は無理」と突っぱねてきたのであるが、老母は1月頭生まれなため、

そろそろ顔を出した方がいいだろうなー、という気持ちがあった。だがそれも仕事しだい。

本当は3連休すべて仕事しないと、という気持ちなんだけれど、そうするともうなかなか休めない。

いまのうちに行ってしまおう、というので、突然、行くことにした。

土曜の早朝行くつもりだったが、やはり前日は午前様になったため、少し休まないと無理だなと判断、

どうせあの道は1本道でいついってもずっと混んでいるんだから、という気持ちになり、出発はゆっくりお昼前。

渋谷あたり首都高で早速渋滞があり、抜けていっときスムーズに行ったかと思うと、やはり神奈川県と静岡県の県境あたりから怪しい雲行き。

熱海を超えたあたりからひどいことになり、西湘バイパスはうんざりするほど混んでいた。

そうはいっても、お正月に訪れた妹(千葉住み)の帰り道の「5時間渋滞」よりはましである。

以前伊豆高原に来たときに寄ったことがある道の駅なのかな長浜あたりまで3時間程度だったか。

しかし渋滞は疲労のもとなので、帰りは夜のはずれ時間にしようと決めて、

3時でいろいろ終了(つまり何も得ることができなかった)の長浜をあとにし、伊東へと向かった。

途中、母が「マリンマリン」という伊東マリンタウン(道の駅)へ寄ってみたが、

なんとなくこれというものが見つからず、前回の旅で宿で出たお茶漬けのもとがあったので、それだけ買って母の家に向かった。




オレコは、夫の母が大好きで、私の母は嫌いである(いまだに再会のたびに吠える)。

実家には老ねこがいたのと、夫がねこアレルギーなため、オレコはあまり訪れることがなかった。

こんちゃんは、一昨年の小豆島の旅のとき、母が預かってくれたので、「ねこのおばあちゃん」とは仲良しで、好きである。

一方で、夫の母のことは、苦手であった。多分、太郎ちゃんのおうちのひとだから、であろう。

こんちゃんは太郎ちゃんが苦手で、太郎ちゃんの積極的アプローチにあうと、抗議ションをするのだ。

だから太郎ちゃんのおうち(+おうちのひと)はセットで苦手なのである。




というわけで、久しぶりの再会では、老母と老犬の両者ともに喜び、

オレコは母に向かって「こいつめ!」とばかり、めいいっぱい吠えた。




・・・あしたにつづく