犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

ありがとう、琴奨菊。

2016年01月26日 | おせわがかり日誌


この週末、お休みの間はいいことづくめだった。



まず、昨年8月から失踪していた埼玉県(さいたま市岩槻九)の「りんかちゃん」が見つかり、
おうちに無事もどったこと、この子のことを初めて知ったとき、なぜか「この子は長期戦になるな」という印象があった。
なんだけれど同時に「けれども必ず戻ってくる」という印象もあった。



もちろんなんの根拠もない、ごく感覚的なものなので、そうしたものは自分の中で処理するだけだが、
暑い盛りにいなくなり、どこでどうしていたのか、この寒い時期に戻ってきてくれた。ああもう、ほんとによかったね。



りんかちゃんが気になったのは、直感的にオレコに似ていると感じたからだった。
あるとき「りんかちゃんが見つかった!」というツイートが流れてきたのだが、ひきとったら実は違う子で、
かりんちゃん(仮)と名付けられて、飼い主を捜しているんだっていうんだけど、
かりんちゃんの写真を見た時は「オレコと似てる」とは感じなかった。




こうして動画を見てみると、やっぱりりんかちゃんは似てると思うけど、かりんちゃんは違うなと思う。
でもりんかちゃんとかりんちゃんはよく似ているなあ。



こんちゃんにマイクロチップを入れるとき、夫は少し反対したのだけれど、私は迷わなかった。
細心の注意を払っても、アクシデントは起こるし、もしそれがなかなか訪れることのできない旅先での出来事だったら?



こんちゃんはおじいちゃんだから、というけれど、日本中におじいちゃん(犬)の迷子がどれだけいるか。
そしておじいちゃんだから迷ったら帰ってこられないっていうのもあるし。



麻酔しないで入れるのは無理だから、歯の手術の時に入れてもらうようにしたのだけれど、
歯の治療とあわせて、マイクロチップ挿入は、とても重要なことだと考えていた。




「人間の都合で気の毒」だという人もいるし、確かにそう思う。




だけども、じつに勝手な事情で、飼ったり捨てたり、保健所や愛護団体に引き取れと迫る人間がいるので、
そういう人が安易に捨てない(飼えない)ようにするには、チップの挿入の義務付けがいいかと思うんだよね。



ほんとは愛護団体や保健所に来るのは、「大事に飼われていた子の飼い主さんが亡くなった」とか、
「一家離散レベルの経済的破たんで、どうしても飼い続けることができなくなった」とか、相応の事情がある場合に、
そういう事情で家をなくした子たちが行き場に困らないように、次に迎えてくれる家族をみつけるためにあるべきで、
勝手な都合で「もう飼えない」って飼い主に捨てられた子たちの最期の場所になるべきではないんじゃないか。




それらは動物たちの幸せのためにあるんであって、人間の身勝手な都合をサポートするためにあるんじゃないんだよ、
って、声を大にして言いたいけども、一番聞かせたい人たちの耳には、なぜか届かないもんなんだよな。むー。




↑ほんとに警視総監に相談すればいいのにね。友達ならなんとかしてくれると思うけど。




↑いや怒られるのはあなたですから、って、肩をたたきに行きたいわ。電車に乗って。




ほんとにそうだよねえ。





そんなこんなで立った腹は横に寝かせて、いいこともうひとつ。
こんちゃんがやりました、ついに。V字回復からさらにもうひとつ上へ。
いやー、ほんとによかったです。

琴奨菊にお礼を言いに行かなくちゃ(いえその必要はありません迷惑ですから)

明日はこんちゃんの肝臓がよくなった秘訣かもしれない話。
いやーそれにしてもよかったわー。これで少し安心したわ。