犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

どっさりどかん。

2016年01月06日 | おせわがかり日誌


やあやあ、昨日までのわたくしは、

便秘知らずのこんちゃんが便秘になっていて、

やれシャンぷっぷーをしようだの、おいもを食べさせようだの、

旅の空では2日にいっぺん必ずしていたんだから運動が足りないんだ、

今夜はとなり町まで歩くぞ(1時間10分くらい歩いた)、だの、

それでもだめで弱気になって、ねえ、さっき通りすがりの道端に、

したてほやほやの栗の形をしたやわらかそうなうん子があったけれど、

どうも、こんちゃんのものと違うようにも思うけれど、

もも、もしかして、あれ、こんちゃんが音もなくしたのでは?

なんて、顔を青くしたり赤くしたり白くしたり、あたふたしていたのでしたが、

昨日の朝ねぇ、音もなく予告なく出ましたよ、どっさりどかんと4日分。

回数もね、2回ですから、いったんおしりをあげて、またシコを踏むというね。

それはもう、大した量が出ているわけです。




なのにですね、そういえばゆうべもそうだったんですけども、私としたことが、

5枚重ねの4ツ折にしたティッシュはたくさん持っているのにねえ、

袋を持ってなかったんですよ。

だからですねえ、日本むかし話でいうところの、

小判が入った布袋のような状態の、ティッシュに包んだあのあれを、

ふたつ、かなり大きいのふたつも、茶巾包みのようにして、左手で持って歩きましたよ。

悪いことにねえ、散歩しはじめの頃にしたもんだから、いや、その、まあ、なんですよ。

ずっと持ち歩いていたわけです、茶巾包みをね。

最近のこんちゃんは以前とは違って、ふむふむに時間をかけるばかりで、なかなか進まないんですよ。

前はちょこちょこちょこ、と、小走りにかけるのが好きだったようなんですが、

何がきっかけでいつだったかは覚えていませんけども、老犬モードに突入したわけなんですね。

だからその、まあ、ゆっくりゆっくりと行くわけです。

そして、じわじわ、じわじわ、と、ティッシュが染まっていくわけです、柔らかめだったものですからね。

もちろん手当はしましたよ。重ねますよ。ティッシュはたくさんあるんだから。

でも悲しいかな、ティッシュの限界は、しょせん、水分には勝てないんですよ、ええ奥さん。

行きかう犬飼い人が眉間にしわを寄せて「あなた袋もってこなかったの?」ていうあきれ顔ですよ、そらそうですよね。




ごめんなさい、オレコの時は持ってたんだけど、って言っても、誰もきいちゃくれませんよ。

いやうれしかったんですって、出てくれてよかったんですって、でもね。

エレベーターで誰か一緒にならないように、最善を尽くしました。


こんちゃんが腎臓の負担を軽くするために飲んでいる、クレメジンというお薬は、

有害な物質を腸内で吸収してくれるんですが、副作用として、便秘になるんですよね。

でもいま治療中の肝臓と膵臓の関係で、脂肪分は絶対NGなので、ヨーグルトとか牛乳とか、やめといたほうがいいんですって。

無脂肪ならいいんでないかい?と思ったりもしているんですが、タンパク質制限もしているので、だめなんでした。

ならおからは!と思い立って成分表を確認したら、意外と多いんですよね、脂肪もたんぱく質も。

まあでも、なんとか出てくれてありがたいです。

たまってると尿中にアンモニアが発生してしまうので、出てくれたほうが絶対に良いのです。


ここんとこ、老犬としての本領を思い切り発揮しているこんちゃんですが、

これまで便秘知らずで来ていただけに、なんとか改善してあげたいものです。

だめだったら、次のとき、ビオフェルミンでも処方してもらうかなあ。