犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

現金な奴。

2016年01月07日 | おせわがかり日誌


それまでは尻尾もさがり、足取りもとぼとぼで、

表情もどんよりしていて、まるでうちにきた頃のように、ほんものの老犬だったこんちゃんですが。

昨日いいましたでしょう。

一昨日どっさり出たって。

それがよかったみたいでして、今は小鹿のバンビのようですよ。

そのあとね、いろいろ調べてね、

どうも無脂肪ヨーグルトなら大丈夫そう、っていうんで、与えてみたのですよ。




仕事から帰ってさんぽの前にお薬と一緒に、スプーン1杯+ささみほぐし1gくらい添えて。

もちろんぺろんですよ。(それまでは薬だけ残すハイテクっぷりを見せてくれたりしたもんですが)

お散歩してかえってきてごはんを食べて、5時間くらいしたら(夕飯消化後)寝る前に、

クレメジンという、毒素吸収のお薬を飲ませるのですが、

これがそのー、カプセルで、誤魔化せないサイズなもんですからね、

これまでは苦労していたわけですよ、なんですけどこれも、

ヨーグルトとささみ1gとを一緒にあげてみるとですね、ぺろぺろぺろんですよ。

まあ、久しぶりのヨーグルトで、ハッスルウキウキしているだけ、

とも言えますけれども(飽きたら見向きもしなくなる)ね。




朝起きて、また薬ですよ。

同じようにあげるわけなんですよ。

それから散歩にいって、朝ごはんを食べて、

っていうかたちなんですがね、朝さんぽで、出たんですよ。

つまり、どかんと出た翌日に、また、出たんです。(←森本レオさんの声で)

連日ですよ。

これはもう便秘脱却!(パチパチパチパチ~)




カリカリ(キドニア現在休止中)を食べていたころは、

朝な夕なに、一文字のような、そらもう立派なものをお出しになってましたが、

お薬、食生活の変化、などなどあり、『便秘マン』になってしまったこんちゃん。

便秘というのは、人間もそうですけども、

なってしまうと、元気がなくなるもんなんですな、犬だって。




まあ、出たら出たで、いつものこんちゃんに逆戻りですよ。

散歩から帰ると、わたしの裏腿のあたりをかじろうとますもんね、

直訳しますとそれは「ごはん!ごはん!」ということになるんですけれども、

頭をなでたりしようもんなら、ガブリガブリ、と、歯をたてますのでね。

ちゃちゃちゃーちゃっっちゃっちゃちゃー♪

ちゃーちゃーちゃーちゃらららーちゃーららーららー♪

ちゃーちゃーちゃーちゃらららーちゃーららーららー♪

暴れん坊(小さい)将軍、惨状! あ、いや、参上!ですよ。




ごはんを出せば出したで、さあ、わしを見ろ、わしを見ろ、わしを見ろ、といいますし。

見てないと、食べるのをやめて「もう~ちょっとちょっとー」と怒って呼びに来ますし。

食べ終わったら「やるか!」といって、ぶつかり稽古を始めちゃいますし、

飽きると、がぶがぶおおかみごっこ(にんげんが一方的にかまれる前衛的な遊び)をしますし、

まったく、24時間いやいやえん発動の、人間の2歳といい勝負ですよ。




まあしかしです。

お散歩でも、しっぽくりんのるんるん歩きになりましたし、時々小走りにもなっています。

なんだ、病気したから老犬に磨きがかかったのかと思ったけども、ふんづまり、だったのか。

ふんづまり。




しかし腸内環境を整えるのって大事なんだな~。

人間も腸内がすっきりしていたら、元気でるんるんするもんなのかもしれませんね。

思春期や反抗期のみなさんにかたっぱしからビオフェルミンを配ったら、とにかく明るい十代になるかも!



お正月に初めてとにかく明るいあの人を見て、いま、ちょっとマイブームです。

こんちゃんは、心配してください!履いてませんよ!