先生がいったとおりになった。
うちに帰ってきた日のゆうごはんのみ、
帰ってきた喜びと興奮、じっとついて観ていてあげることによる高揚で、
あの療養食を平らげたこんちゃんだったが、翌朝から「ふん!」と振り向きもしなくなる。
あー先生のいうとおりだったー
さらに今まで問題なく食べていた朝ごはんキドニアふやかしも「いや!」という。
何に対するものかはわからないがハンスト突入。食べないんである。
それから結構、四苦八苦ですよ。
ささみだと食べるんですよね
といってた看護婦さんの笑顔を思い出し、ささみおかゆを作ろうとして、むむっ!
いまは低脂肪メインなんだけど、でも、ささみって高たんぱくなんだよな。
これでまた腎臓も悪くしちゃったら・・・と考えると、なんとかして、そうならないように、と考えがぐるぐる。
我が家の通常のおにくおかゆだと成分がとけだしてしまうけど、ささみを焼いたらいいんじゃないか?と思いつく。
もともとそんなにはないけど脂ももっとおちるし、風味が増すから、ささみ自体は少量で満足できるんじゃ・・・
さっそくトライ。
そうしたら大好評でした。
ささみは高たんぱくだけども、こんちゃんの一日の総量を1本以下とすれば。
朝1/3、夜1/3、クレメジン投与のときに少々、とやってみるとこれがうまくいった。
オレコも太り気味だし、
太り気味の女の子は急性膵炎になることが多いというので、
夜はローストささみでダイエットすることにした。
おかゆにローストささみをトッピング(こちらも1本か1本以下)。
ささみでも焼くとうまみがぎゅっとつまるのかなあ~。
今のところオレコにも好評でダイエットも順調である。
いやまだ痩せてないけども。
それにしても退院のときはいい気になって、療養食を、
年末年始の分どかんとください、とお願いしたのを静止してくれた先生、ありがとうございました。
あなたの予想は大正解でした。
あと3かん、残ったあれは、オレコが喜んで食べるので、たまにあげようと思う。
おなかが緩いときとかに。低脂肪ゆえ、カロリーが低い。でも喜んで食べてた。
オレコって「食べる」のが大好きなんだなー。味は関係ないのかー。
こんちゃんは美食家になってしまったなー。
それとも膵炎って気持ち悪いらしいから、あのときあれ(キドニア)を食べて具合悪くなった、とか、
そういう記憶がそうさせてるのかしらー、いやまさかー、とか考えているうちに、日は暮れる。
それにしてもヒルズはもう少し、おいしさに工夫をしてもらいたいもんだ。
同じ療養食でも俄然ロイヤルカナンが人気高いよね、ねこの場合はだけどもさ。
なんて、実家のねこたちの厳しい評価を思い出したりした、年末。