これエレ!  ~これはこれはエレガントなブログもあったものだ~

日常で起きたことを面白おかしく書いたり、小説書いたり

あと

テンプレと表示絵がよく変わるのはいつもの事

この話も書きやすかった 気がする

2011-01-16 22:27:47 | 小説
書いてて楽しかった




そんな話でした


第22話



今回は  何時も無様な長谷部君と妹の無様な物語です




「すみません・・・待ちました?」
「いやいや、全然、俺は今来たばかりですよ」
身に覚えはないが、何故か俺は保田さんと待ち合わせをしていた、突如の展開なので頭が付いていけない感じがする。このふわふわした感覚はなんなのだろう。
夢見心地で浮かれ気分というか、もっと違う世界にでも居るような感じというか。
そんなことを思っていたら何故か場所が変わっていた。
「私・・・海に潜れる人好きなんです」
突如意味不明なことを口走った保田さん、さすがに俺も意味がわからなかったが目の前に海があった。
俺は何故か躊躇せずに海へと飛び込む、だが冷たくもないし濡れた感覚もない。何がなんだかわからなくなっていた。そんな事を思っていたらいつの間にか保田さんが隣にいる、というかベッドに座っていた。
「ねぇ・・・」
ピンポーーン!
何故かチャイムの様な音が聞こえる、というか展開が飛びすぎている。
「・・・けて」
ピンポーーーン! ピンポーーーン!
「・・・・お兄ちゃん!!」
お兄ちゃん!?え・・・?保田さんのお兄ちゃん・・・!?あれ・・・、そんな事を考えていると意識が朦朧としてくる。
ピンポーン!! ピンポーン! ピンポーン!
突如アパートの天井が映った、どうやら夢を見ていたようだった。時計を見ると7時、せっかくの祝日なので遅くまで寝てようと思っていたところなのに、何故かチャイムが鳴り響く。
もうここまで来ると連打の領域だ、RPGゲームの面倒な会話を省くかのごとくの連打だった。
「お兄ちゃん!早くあけてよ!」
あっ・・・この声は・・・・。
「おにいちゃーん!!」
くそっ・・・あの大声で連呼されたら近所迷惑だ、タダでさえこの前の全裸事件を誰かに目撃されてないかビビっているのに、さらにここで前科を増やすわけには行かない。
「待ってろ!!!今あけるから!!」
そういい寝巻き。まあ、寝巻きといえどもスウェットなのだが・・・・、そのままの姿でドアを開けた。
「やほ、なんだよー。寝てたのかよー」
そういい強引に入り込んできた、いきなり来て一体どうしたというのだろうか。ぶっちゃけ引っ叩いてから箱に詰めてクール便で送り返したい、しかも速達、さらに代金引換だ。
そんな事を思っているなど知ってから知らずか、妹である之美(ゆきみ)が現れた。
朝っぱらからラスボスに出会った気分だ、最悪だ。そしてなぜここにいる、超暇をもてあました一般高校生のはずだ。
「お前・・・学校はどうしたんだ」
「辞めた、お兄ちゃんに会うために」
怒りマークといえばわかるだろうか、あの血管が浮き出るアレである。十字路の交差点みたいなのが俺のこめかみ辺り現れた。
「ほぅ?じゃあ俺の周りの世話とか全部やるんだな?」
「な、訳ないじゃん。今日はおやすみ、祝日だよ」
そういえばそうだ、日曜日でもないから忘れていた。最近は祝日は疲れて寝ているのが基本である。
「今日はあれか?友達と遊びに行くのか」
「そんな感じ」
そういい急に立ち上がった。
「時間まで暇だからさ、ちょっと買い物付き合ってよ」
そういい俺に適当な服を投げつける、どうやらこれにさっさと着替えろということらしい。俺はそれを手早く着て、髪を軽くセットして身支度を整えた。おおよそ5分、俺の最短記録に迫る速さだった。
買い物と言っても駅前、ちょっとだけ店の数があるがやはり都心に比べるとアレな部分はある。なにせただの寝床にしている町、そんな利便性など求めてはいない。
之美は途中で急に気を使い始め、買い物に付き合ってくれたお礼にアイスを奢るというのだ、ぶっちゃけまだ寒いのにアイスなど食べたくはなかったが、なんだか意気揚々と言うので仕方なく乗る事にした。
俺は之美がアイスを買いに行ってる間、一人でベンチに座っていた。
「あ、長谷部さん。こんにちは」
ん・・・?この声は。
「今日は出かけてきたんですか?」
「あ、保田さん。ええと・・・今日はですね」
妹と一緒にショッピングなどというのは少し恥ずかしかった、というかここで恥ずかしがらずにはっきり言えばよかったと俺はずっと後悔した。
「おまたせ~」
派手なアイスのカップにスプーンが2つ刺さっているのが1個、之美の両手によって支えられている。その様子を見た保田さんは何かに気づいたような顔をして頭を下げた。
「あっ・・・ごめんなさい、ええと・・・プライベートでお出かけ中だったんですね。私帰りますので」
そういい足早に去って行った。
あまりの突然の出来事のせいで全く動けない、俺は声一つ出なかった。
「ええと・・・・誰?」
「会社の・・・・・同僚・・・・」
「ふぅん・・・・好きな人・・・?」
「・・・・・」
「なんかごめんね」
どうやらこの巨大アイスを食べてみたかったらしい、だけど1人では恐らく食べきらないので2人で食べようとしてたというのだ。俺はその後、巨大アイスクリームを黙々と食べ、之美が友達と合流するのを見届けてから、のそのそと帰宅するのであった。





そいや 次回予告とかしたことないわ!!!


orz




というわけで!!


次回予告!


ナレーション:ええと・・・とりあえず ゲスト呼びますか

ナレーション:長谷部さーん!!

長谷部:ちょっ!! 無茶振りすぎ!!

ナレーション:今回の話は悲惨でしたね!

長谷部:落ち込むからやめてくださいよ・・・

ナレーション:まあ、落ち込まないでください  何時もの事じゃないですか!

長谷部:で・・・・、次回予告しないんですか?

ナレーション:あ、次回予告は・・・ ツンデレなあの人のお話!

長谷部:・・・・・

ナレーション:チャンネルはそのままで!

長谷部:サブタイトルとかつけないんですか?

久しぶりにこのジャンルが・・・

2011-01-16 09:48:56 | 漫画




どどんと紹介!!



何度かご紹介しました


放課後のカリスマ  5巻



イマイチメジャーになりきれて無い気がしますが



きっと 売れるはず


そう思ってます



5巻の感想・・・・



主人公 史良の前の世代のクローンのお話


最後の終わり方が毎回気になるように書かれているのが特徴ですねえ




今回の巻は まあ・・・  結構面白かった

前の世代のキャラクターも結構ウケましたw


もし、まだ1巻も買ってないっていうなら 一気に5巻買ってしまいましょう!




コミック IKKIだけに!





基本的にあらすじは載せないようにしてるので



ブログの内容は薄めですよ



ええ・・・


決してあらすじが書けないわけじゃないんだから!!