どもどもー
曜日がズレてしまいましたが・・・ 次からふつーに水曜日更新です!
いやあ 3話ですねえ
結構話のストックがあるので余裕があります
ああぁ・・・
ええと・・・ サブタイトルは・・まあ1話 1話につけずに
「○○編」とか言う形式で付けます
ので 前回の2話も含めて
「俺がヒーローになった理由」 編スタート!
今度こそ話を完結させたいなあ
「で、アンタはグリーンね」
「・・・・・」
3時間ほど計画を聞かされた、ヒーローになるには特別な資格というのは取得しづらいものではない、だが年齢の制限があった。いくら覚醒者でも、子供に危険な任務を任せるわけには行かないからという理由ではあるし、力を持っている子供に対して自由に能力を使って良いという法令を出したら何をしでかすか分からない。
覚醒者の犯罪の多くは未成年というのも大きな理由の一つである。
なので基本的には25歳からなのである(一部例外もあるが)、なので俺たち未青年達はたとえゴッコでもやればしょっぴかれる。
「俺は犯罪者になりたいわけじゃないぞ・・・」
「何を言ってるの? 私は私の信じている正義を執行するだけよ」
あの力こそ法的に縛り付けておくものだろうと思った、アレじゃ本気で殴ればビルの1つや2つは破壊できそうである。
というか・・・・
「なんで、お前の家に俺が来てるんだ?」
「なんでって、超機密事項よ?他人に聞かれたらまずいじゃない」
大したセキュリティーは存在してないように見られる普通のマンション、確かに大勢がいる場所で会話するよりはマシだが・・・、これでも誰かに聞かれてたら危険である。
あれだけ大声を出されてしまっていては、俺は不安だった。
「あれ?チャイムが鳴った、見てきて」
「え・・・?お前の家だろ?」
「良い?私はレッドで、リーダーなの。これは命令」
といい手刀を構える、この方はこんなバカな話をマジでしていたらしい。
「・・・イエスサー」
どの面下げて俺は出て行けばいいんだ、と思いながら半ばやけくそでドアを開けた。
「・・・・?」
誰もいない、このマンションに住んでる子供の悪戯かと思った、そう俺も昔1度や2度はやったことがあるピンポンダッシュ、2度目につかまりこっぴどく叱られたので俺は回数的にはやってないのだが・・・。
「悪戯だったみたいだぞ」
俺がドアを閉めようとしたとたん、奥の部屋から物音がする、糸江がいる部屋である。
「おい!!大丈夫か!」
「あ、西崎君だ、待っててね?このバカ女を直ぐ始末するから・・・・」
糸江の目の前に白川恋の姿がある、白川の手にはナイフが握られている、しかし・・・、この子はどうやって入ってきたのだろうか。
「不法侵入は立派な犯罪よ?」
「犯罪・・・?それはアンタも同じだ!西崎君と仲良くしやがって・・・殺す」
なぜ修羅場になってるのか意味不明、あまりのとんでも事態のせいで俺の頭の中はフリーズしっぱなしだった。
手に持ったナイフを振りかざす、かなり体が開いてしまっている、これでは大振りになり簡単に避けられる、案の定超人的な身体能力を保有している糸江には当たらず、すぐさま捕獲されてしまった。
背後に回られ腕をとられる、ナイフを落とすのも時間の問題だった。
だが突如目の前から消える、押さえていたはずの人物が消え去ったのだから糸江は驚いていた。手に感触も無いというのだから恐らくは透明になる能力ではない、掴まれてしまった人間が透明になっても何のメリットもない。
もしかしたら瞬間移動系の能力なのかもしれない。
「アンタ・・・強いね、強い・・・・・強いよ・・・本当にむかつくぐらいね!」
上から現れた、この奇襲にはさすがに対応できなかったらしい糸江はガードするのが精一杯だった、ナイフの刃が当たったらしく血が飛び散る。
「大丈夫か!?」
「え?あれ・・・あれれ?? 西崎君・・・、こんなバカ女の事心配するの・・・?」
何かがショックだったらしく倒れこむ、だが次の瞬間に消え去っていた。消えた後の静寂は恐ろしく長く感じた。
「ひどいな・・ひどいな、ひどいなっ・・・」
冷や汗が出てくる。
「なら・・・西崎君を殺して、私も死ねば・・・・・ずっと一緒だよね?」
背筋がゾっとした、言葉に悪意がない、恐らく本気でこの言葉を発している。俺は何故か本能的に能力を発動させ空中に逃げた。その時は必死だったので力の加減などしている余裕は無い、思いっきり天井に激突してしまう。
「惜しかったな・・・私の愛が足りないのかな?」
表情は至って穏やか、白川にとってこの事は好きな子に対して挨拶する程度の感覚なのかもしれない。
という事は、俺は挨拶代わりに殺されるという事になってしまう。
それは真っ平ごめんだ。
「わ・・わかった話し合おう! とりあえず正気を保て!!」
「正気? 私はずっと正気だよ」
目が凄む、恐らく怒っているだろう。
なんで、降りてきてくれないの?と言った感じだ。
「西崎君が来ないなら・・・わたっ・・・」
今度は崩れ去った、まるで力尽きたように倒れこむ。
「2対1と言う事を忘れるなんて、無様としか言いようがいないわ」
「うっ・・・ぐっ、また、お前か・・・邪魔するなっ!!」
白川も負けてはいない、気力で能力を発動さてその場から消え去る。
だが、ただの瞬間移動系の能力に比べると不自然さがあった、まるで地面に吸い込まれるように消えていった。
「無駄よ、アンタの速度は見切ったから」
そういい急に反転する、後ろには白川の姿があった。そのまま首を掴み片手で持ち上げた、この構図は女の子同士ではどうかと思ったが・・・。勝負はこれで付いたようだった。
「どうしたの、能力を使って逃げないの?」
「離せ・・・・クソッ!!」
平日の12時ぐらいからやってる愛憎劇のような、そんな光景だ。
「西崎君を・・・返せっ!」
何故か、この白川の純粋な気持ちに心が打たれてしまう。確かにストーカーのような事をしていたが、この子は純粋に俺のことが好きで追いかけていたのだ。
しかしなぜだろう、俺はあまりこの子に好かれるような事をした記憶が無いはずだ。強いて無理に理由を付けるなら、多少昔から知った仲だというぐらいだ。だが、今まで殆どしゃべった事は無い。
「返すも何も、もう私の部下だから返せないわ。だから、貴方も私の仲間になればいい、そうすればずっと一緒にいれるけど」
ん・・・・、そういえば覚醒者を集めていたのだった。それなら白川も覚醒者なので該当する。
と言うか命を狙ってきた危険人物を仲間にするなど、こいつも正気ではないと思った。
「っく・・・そうやって懐柔しようとしても」
「それに、この上でずっと浮いてる奴なんて、能力意外興味ないわ」
なんかばっさり切られた、日本刀で切られたらこんな痛みなんだろうな・・・・。
「だから、私の仲間にさえなってくれればアイツは自由にしていいわよ」
その条件で渋々抵抗をやめる、と言うか元々勝てる見込みはないが・・・。
これにてこの襲撃事件は幕を下ろす、だが俺は納得できていない。なぜなら俺の意思など関係無しに危険人物を近くに置く事にしたのだ。
今日の夜から不眠症になりそうだった。
次回予告
白川:あ、どうも白川恋です。
西崎:そうか・・・自己紹介とかってあんまりしてなかったよな
白川:私が西崎君の魅力について語りたいと思います。
西崎:ええっ!?斬新すぎじゃね!?
白川:身長は平均よりやや大きめの175cmで、体形は少し痩せ型かな?好きな食べ物は・・・
西崎:いや・・・、良いから!俺の個人情報流さないでいいから! とりあえず次回予告しような・・? な?
白川:次回も西崎君が大活躍するお話です。
西崎:いや・・・普通にメンバー集めするだけの話だろ・・
白川:見てくれたら皆様に、西崎君の素晴らしさをもっとお伝えしたいです。
西崎:やめておいてそれー!!
曜日がズレてしまいましたが・・・ 次からふつーに水曜日更新です!
いやあ 3話ですねえ
結構話のストックがあるので余裕があります
ああぁ・・・
ええと・・・ サブタイトルは・・まあ1話 1話につけずに
「○○編」とか言う形式で付けます
ので 前回の2話も含めて
「俺がヒーローになった理由」 編スタート!
今度こそ話を完結させたいなあ
「で、アンタはグリーンね」
「・・・・・」
3時間ほど計画を聞かされた、ヒーローになるには特別な資格というのは取得しづらいものではない、だが年齢の制限があった。いくら覚醒者でも、子供に危険な任務を任せるわけには行かないからという理由ではあるし、力を持っている子供に対して自由に能力を使って良いという法令を出したら何をしでかすか分からない。
覚醒者の犯罪の多くは未成年というのも大きな理由の一つである。
なので基本的には25歳からなのである(一部例外もあるが)、なので俺たち未青年達はたとえゴッコでもやればしょっぴかれる。
「俺は犯罪者になりたいわけじゃないぞ・・・」
「何を言ってるの? 私は私の信じている正義を執行するだけよ」
あの力こそ法的に縛り付けておくものだろうと思った、アレじゃ本気で殴ればビルの1つや2つは破壊できそうである。
というか・・・・
「なんで、お前の家に俺が来てるんだ?」
「なんでって、超機密事項よ?他人に聞かれたらまずいじゃない」
大したセキュリティーは存在してないように見られる普通のマンション、確かに大勢がいる場所で会話するよりはマシだが・・・、これでも誰かに聞かれてたら危険である。
あれだけ大声を出されてしまっていては、俺は不安だった。
「あれ?チャイムが鳴った、見てきて」
「え・・・?お前の家だろ?」
「良い?私はレッドで、リーダーなの。これは命令」
といい手刀を構える、この方はこんなバカな話をマジでしていたらしい。
「・・・イエスサー」
どの面下げて俺は出て行けばいいんだ、と思いながら半ばやけくそでドアを開けた。
「・・・・?」
誰もいない、このマンションに住んでる子供の悪戯かと思った、そう俺も昔1度や2度はやったことがあるピンポンダッシュ、2度目につかまりこっぴどく叱られたので俺は回数的にはやってないのだが・・・。
「悪戯だったみたいだぞ」
俺がドアを閉めようとしたとたん、奥の部屋から物音がする、糸江がいる部屋である。
「おい!!大丈夫か!」
「あ、西崎君だ、待っててね?このバカ女を直ぐ始末するから・・・・」
糸江の目の前に白川恋の姿がある、白川の手にはナイフが握られている、しかし・・・、この子はどうやって入ってきたのだろうか。
「不法侵入は立派な犯罪よ?」
「犯罪・・・?それはアンタも同じだ!西崎君と仲良くしやがって・・・殺す」
なぜ修羅場になってるのか意味不明、あまりのとんでも事態のせいで俺の頭の中はフリーズしっぱなしだった。
手に持ったナイフを振りかざす、かなり体が開いてしまっている、これでは大振りになり簡単に避けられる、案の定超人的な身体能力を保有している糸江には当たらず、すぐさま捕獲されてしまった。
背後に回られ腕をとられる、ナイフを落とすのも時間の問題だった。
だが突如目の前から消える、押さえていたはずの人物が消え去ったのだから糸江は驚いていた。手に感触も無いというのだから恐らくは透明になる能力ではない、掴まれてしまった人間が透明になっても何のメリットもない。
もしかしたら瞬間移動系の能力なのかもしれない。
「アンタ・・・強いね、強い・・・・・強いよ・・・本当にむかつくぐらいね!」
上から現れた、この奇襲にはさすがに対応できなかったらしい糸江はガードするのが精一杯だった、ナイフの刃が当たったらしく血が飛び散る。
「大丈夫か!?」
「え?あれ・・・あれれ?? 西崎君・・・、こんなバカ女の事心配するの・・・?」
何かがショックだったらしく倒れこむ、だが次の瞬間に消え去っていた。消えた後の静寂は恐ろしく長く感じた。
「ひどいな・・ひどいな、ひどいなっ・・・」
冷や汗が出てくる。
「なら・・・西崎君を殺して、私も死ねば・・・・・ずっと一緒だよね?」
背筋がゾっとした、言葉に悪意がない、恐らく本気でこの言葉を発している。俺は何故か本能的に能力を発動させ空中に逃げた。その時は必死だったので力の加減などしている余裕は無い、思いっきり天井に激突してしまう。
「惜しかったな・・・私の愛が足りないのかな?」
表情は至って穏やか、白川にとってこの事は好きな子に対して挨拶する程度の感覚なのかもしれない。
という事は、俺は挨拶代わりに殺されるという事になってしまう。
それは真っ平ごめんだ。
「わ・・わかった話し合おう! とりあえず正気を保て!!」
「正気? 私はずっと正気だよ」
目が凄む、恐らく怒っているだろう。
なんで、降りてきてくれないの?と言った感じだ。
「西崎君が来ないなら・・・わたっ・・・」
今度は崩れ去った、まるで力尽きたように倒れこむ。
「2対1と言う事を忘れるなんて、無様としか言いようがいないわ」
「うっ・・・ぐっ、また、お前か・・・邪魔するなっ!!」
白川も負けてはいない、気力で能力を発動さてその場から消え去る。
だが、ただの瞬間移動系の能力に比べると不自然さがあった、まるで地面に吸い込まれるように消えていった。
「無駄よ、アンタの速度は見切ったから」
そういい急に反転する、後ろには白川の姿があった。そのまま首を掴み片手で持ち上げた、この構図は女の子同士ではどうかと思ったが・・・。勝負はこれで付いたようだった。
「どうしたの、能力を使って逃げないの?」
「離せ・・・・クソッ!!」
平日の12時ぐらいからやってる愛憎劇のような、そんな光景だ。
「西崎君を・・・返せっ!」
何故か、この白川の純粋な気持ちに心が打たれてしまう。確かにストーカーのような事をしていたが、この子は純粋に俺のことが好きで追いかけていたのだ。
しかしなぜだろう、俺はあまりこの子に好かれるような事をした記憶が無いはずだ。強いて無理に理由を付けるなら、多少昔から知った仲だというぐらいだ。だが、今まで殆どしゃべった事は無い。
「返すも何も、もう私の部下だから返せないわ。だから、貴方も私の仲間になればいい、そうすればずっと一緒にいれるけど」
ん・・・・、そういえば覚醒者を集めていたのだった。それなら白川も覚醒者なので該当する。
と言うか命を狙ってきた危険人物を仲間にするなど、こいつも正気ではないと思った。
「っく・・・そうやって懐柔しようとしても」
「それに、この上でずっと浮いてる奴なんて、能力意外興味ないわ」
なんかばっさり切られた、日本刀で切られたらこんな痛みなんだろうな・・・・。
「だから、私の仲間にさえなってくれればアイツは自由にしていいわよ」
その条件で渋々抵抗をやめる、と言うか元々勝てる見込みはないが・・・。
これにてこの襲撃事件は幕を下ろす、だが俺は納得できていない。なぜなら俺の意思など関係無しに危険人物を近くに置く事にしたのだ。
今日の夜から不眠症になりそうだった。
次回予告
白川:あ、どうも白川恋です。
西崎:そうか・・・自己紹介とかってあんまりしてなかったよな
白川:私が西崎君の魅力について語りたいと思います。
西崎:ええっ!?斬新すぎじゃね!?
白川:身長は平均よりやや大きめの175cmで、体形は少し痩せ型かな?好きな食べ物は・・・
西崎:いや・・・、良いから!俺の個人情報流さないでいいから! とりあえず次回予告しような・・? な?
白川:次回も西崎君が大活躍するお話です。
西崎:いや・・・普通にメンバー集めするだけの話だろ・・
白川:見てくれたら皆様に、西崎君の素晴らしさをもっとお伝えしたいです。
西崎:やめておいてそれー!!