味覚に訴える！

少しでもひいばあの認知速度を遅らせたいのんばあです。

ひいばあは、　何を食べたい！　とか、喉が渇いた！　とか、
自己主張する事が出来ません。意思疎通はほとんど出来ません。
あっ、『痛いっ！』は、言うかなぁ・・・。
あと、笑いのツボは分かりませんが、よく笑う　

いつも、施設の同じテーブルの方が牛乳をストローで飲んでいるのを見て
『羨ましいなぁ～、ひいばあ、牛乳好きだったのに…』と！
ひいばあは、液体を飲む事が出来ません。
嚥下力が衰えていると云うのではなく呑み込み方が分からないの
ストローの使い方もとうの昔に忘れてます。
いつも牛乳の代わりはヨーグルト　
そう云えば、コーヒーも大好きだったなぁー　
モロゾフのプリンも！
そっかあ、コーヒーゼリーを食べさせてあげればいいんだ
もちろん施設の方からおやつ程度なら！と、了承も得ていて
普通にフルーツゼリーとかは食べさせていたのですが
なんで、今まで気付かなかったんだろう(^-^;)

それは、８月２６日の出来事でした。
買ってきたコーヒーゼリーを食べさせてあげると
『美味しいぃー』

自ら言葉を発したのです。
うるうるものの感動ですっ
大した事では無いけれど、アタシにとっては凄い事なのです。

そうだっ　　自分で作ればいいじゃん！
ひいばあの好きな物を食べやすいようにねっ(^_-)-☆

さっそく、久しぶりに作った牛乳かん(手抜きで寒天をこしてませんが)
ひいばあが食べやすいように作った積もりですが、
もう少し柔らかい方が良かったかしら？


食後、施設の部屋に戻り口に入れてあげると、満足げな顔



認知症を患っていらっしゃるご家族をお持ちの介護者さんへ特に伝えたいです。
以前、患者さんが好きだったものとかを
工夫して少しだけでも食べさせてあげてはどうでしょうか？
そうしたら、好きだった味が蘇って来るかもしれません。
脳の刺激になると思うのです。
食事の嗜好なんて家族しか知りませんものね。
これって、今まで気付かなかったアタシがアホなのか　
バカバカッ(>_<)アタシッ！

ひいばあは、牛乳にヤクルトを混ぜて飲むのが大好きでした。
今度は、ヤクルトを混ぜた牛乳かんにチャレンジ！
ひいばあの食べやすい寒天の分量を見つけ研究します(大袈裟な！(笑)）

のんばあの細やかな抵抗と云うか、あがきですな(苦笑)
こんな小さな事が今のアタシの癒しです。


最後に常識的な事ですが一応
嚥下：口の中の食べ物や水分を飲み込むこと。

嚥下力が衰えてくると、食べ物などが気管に入り、誤嚥を起こしてしまいます。

誤嚥：口から入ってきた食べ物や飲み物が
何らかの理由で食道に入らず気管に入ってしまうこと。

介護食の基本は「きざみ食」「ミキサー食」「ソフト食」だそうです。

ひいばあは、今、「きざみ食』
いづれ、ミキサー食になるでしょうね

取り敢えず、今を頑張りまぁーす(^_^)vファイト



老後に向けての断捨離　　0.0kg
今日までの繰越合計量　712.6kgkg