おもしろ島ののんばあ

遠く離れた家族、お友達へ!
日々の小さな出来事を知らせたくてブログ始めました。

認知症の始まりは

2017年11月09日 | 介護(ひいばあ)
認知症の患者さんを介護されてるご家族は
皆、『今思えばあの時のあれは・・・』
って事が、多かれ少なかれあると思います。

一昨日、じいちゃんを見舞った帰りのバスでの出来事です。
バスに乗り込んだら、
まあまあの混み具合の車内がざわついてまして
????????????
老婦人が、何処のバス停で
降りて良いのやら分からなくなったらしく
運転手さんが、ひとバス停ごとに確認していました。
『ここではありませんか?』

そうすると、二人の女子中学生(だと思う)が
『お婆ちゃん大丈夫、住所を言ってみて!』
と、スマホ検索してくれようとしていて
お婆ちゃん『それが覚えてないのよ』

  

運転手さんも困り果てていましたが、
優しく対応されていました。
次の停留所で
『ここは大きな団地があり、たくさんの人が住んでいますよ』

老婦人
『ここだったような……』

辺りは、とっぽり日も暮れ薄暗く分かりにくい

老婦人
『ここで降りてみようかしら…』
(えぇっ、降りるのぉ?)

お節介な性分なもので追いかけて行こうかと……

すると、老婦人が振り向きざまに運転手さんに向かって
両手をあげ大きな〇を描いたのです。

『あぁ、良かった(^^)ok』

その後、あの老婦人は無事に辿り着いたかしら?
物忘れ外来とかに行ったかしら?
そのままにしておくと駄目なパターンだと思う。

今思えば、ひいばあも色々、あったよなぁ~
一番に思い出すのが、パッチワーク
のんばあは洋裁師の母が自慢でした。
70才を過ぎると洋服をあまり作らなくなって、
パッチワークばかりしていました。
そのパッチワークもだんだんに
幾何学模様のパターン化した配置が
分からなくなる事が増え、苦笑いしていましたね。
ひいばあが切り取った三角や四角の布を
アタシが並べてデジタルカメラで写し、
完成形の写真を見ながら、ひいばあが縫い合わせていく。
当時、単なる加齢によるボケぐらいに考えていましたが、
洋服を作らなくなったのではなく
型紙から起こして作り上げるひいばあは
型紙が作れなくなっていたんだぁ……と!

認知症は病気です。
本人の努力が足りなかったとかではないのです。
ただ、何でも早期発見、早期治療!
で、病気の進み具合が違うのです。
認知症は遺伝ではないと云われつつも
ひいばあのDNAを持ち合わせているからなぁ…
などと、いつも頭によぎるアタシとしましては
この事を深く肝に銘じていたいと思います。

上手く老いていければ良いのですが
これが、なかなか…いやいや…どうしてどうして…
かなり難しい



老後に向けての断捨離  0.0kg
今日までの繰越合計量 712.6kgkg






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