韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

砂漠化対処条約COP10に参加しませんか?

2011-02-28 02:24:15 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 今年の10月、韓国の慶尚南道にあるチャンウォンで「国連砂漠化対処条約(UNCCD)第10回締約国会議」が行われます。この条約の内容は、次の通りです。

 正式には「深刻な干ばつ又は砂漠化に直面する国(特にアフリカの国)において砂漠化に対処するための国際連合条約」という。1994年6月17日、パリのユネスコ本部で120カ国の出席のもと開催された第5回砂漠化対処条約の政府間交渉委員会において採択された国際条約。1996年発効。日本は1994年の採択時に署名、1998年批准。2005年11月現在の締約国数は、190カ国とEC。
 本条約は、「国際的に連帯と強調をすることによって、砂漠化の深刻な影響を受けている国々、とくにアフリカ諸国の砂漠化を防止するとともに、干ばつの影響を緩和すること」を目的としており、条約本体(前文及び40か条)では開発途上国(特にアフリカ諸国)において深刻化する砂漠化(干ばつを含む)問題に対し、国際社会がその解決に向けて協力することを規定している。また、地域ごとの実施附属書(アフリカ、アジア、ラテンアメリカ・カリブ、北部地中海)が添付されており、条約に基づき策定される砂漠化防止行動計画の策定手続、実施調整メカニズム等が規定されている。(EICネット環境擁護集より)


 気候変動、湿地保全、生物多様性、とりわけ水や森の問題と密接に関わっているこの会議について、まだ日本では余り話題になっていないようです。というか、いつどこで行われるかの情報が、僕のHPぐらいでしか提供されていないというのは、ちょっと問題があるのではないでしょうか。

 ヤフーでちょっと検索すると、10個近く中国やモンゴルで緑化活動を行っている市民団体がヒットしますが、それらの団体のHPにも10月に行われるUNCCDのCOP10については、情報が無いようです。

 韓国側のPRが不足しているのか、日本のマスコミやNGOがフォローできていないのか、あるいは余り重要でない会議なのでスルーしているのか、ちょっと気になるところです。今年の9月には南陽州で世界有機農大会が行われ、そのすぐあとに行われる会議ですので、僕としては日本から多くのNGOが参加するだろうと期待しているんですが。みなさんのお知り合いの中に、中国やモンゴルで砂漠化防止の活動をしている方々がいましたら、ぜひ紹介してください。お願いします。韓国側でも全国のNGOが集まって、つい先日会議を行ったそうです。ぜひ、韓国のNGOと協力して、この砂漠化対処条約の国際会議を成功させましょう。

 日韓環境情報センターHPはこちら 環境保護カテゴリーの<気候変動>に関連記事があります

  

お助け人 募集中!

2011-02-21 02:54:03 | 韓国あれこれ
 久しぶりの記事です。

 最近、HPに環境団体のデータを書き込む作業をしていて、ブログのほうがおろそかになっていましたね。まだ、10団体ぐらいしかデータが集まっていないのですが、このぐらいでも、韓国語に訳し、写真をチェックし、フォーマットにペーストして、アップするという手間がかかっています。日韓で100団体をアップ使用と思ったら、かなりの時間とパワーが必要ですね。たいへんだ^^

 さて、HPですが、全部僕がやっているので、デザインがダメですね。やっぱり、素人。どなたか、タイトル部分のデザイン、ボランティアでやってくださる方、いませんか? ちゃんとデザインしたいのですが、センスもスキルもないので、お手上げです。ぜひ、ご協力ください。

 次に、このHPの運営をどうするかという問題。これが、大変ですね。知り合いからは、①システムをきちんと作っておくこと。お金がかかっても最初にこれをやっておかないと後で検索できなくなる、といわれました。これは、僕も考えていたところ。団体だけでなく、団体からの報告も検索できるようにすれば、後々、とても役に立つHPになりますね。

②ボランティアだけでは限界があるので、なるべく収益を上げられるシステムを作ること。このようなシステムにしないと、長続きしない。これも同意します。じゃあ、どこで収益を上げて、運営費用を捻出するのか、たぶん、きちんとやろうと思ったら、1ヶ月で40万から50万ぐらいは最低で必要でしょう。これを、どうやって作るのか?

 収益に関しては、次のように考えていますが、どうでしょうか? 皆さんの考えを、ぜひお聞かせください。

1)会費収入。とくに団体会費の場合、会費の額に対応する分量のニュースや報告を翻訳をして、HPに載せる。つまり、読み手でなく、書き手がお金を負担するシステムです。これ、実現できるかな(ちょっと不安)でも、この方がすっきりする感じですね。だいたい、1000円でA4半分ぐらいの料金(会費)はどうでしょうか? これで、50団体ぐらいが1ヶ月、3000円から5000円ぐらいの維持会員(情報発信会員)になってもらえば、20万円ぐらいにはなるでしょう。

2)メインになる交流事業から収益を上げる。とくに、企業からの募金が重要ですね。韓国の企業の中で、日本で展開しているところも増えたし、日韓の交流といえば、可能性はあるような気がします。どこか1つでも企業がスポンサーになってくれたら助かるのですが。

3)委託業務。たとえば、日本の団体の韓国事務局をするとかして(いまのラムネットはもちろん! ボランティアです)、あるいは日韓のネットワークの事務局を担当するとかして、定期的に委託費をもらう方法。1箇所、月に2万円ぐらいで委託を受けて、数箇所で行えば、いいですね。また、日本語版と韓国語版のHPやパンフつくりの業務委託もありますね。

 まあ、こんなぐらいで、いろいろとアイデアは出てきますが、なかなか実現するのが難しいですね。ぜひ、みなさんの力と頭と元気をください。お願いします。

久しぶりに梧南里便りを

2011-02-14 03:10:27 | 梧南里(オナムリ)便り~韓国ニュースあれこれ
 早いものであと3ヶ月もすると、南陽州での暮らしも3年目になります。以前はチョンセでしたが、ちょっとプラスするだけでこちらのアパート(日本でのマンションですね)が買えるので、思い切って購入してこっちに引っ越したわけです。

 こちらに来てよかったことは、物価が安いこと。ソウル市内より3割から4割ぐらい安い感じです。夏、すごしやすいこと。朝晩は寒いぐらい。その代わり、冬はソウル市内より2~3度低いという感じです。3つ目に空気がいいこと。ただ、ちょっと誇りが多いときもあるのが玉に瑕です。4つ目、アパートのすぐ隣に、サウナがあること。ここのハンジュンマク(韓国式サウナ)は熱くて評判です。料金はわずか6,000ウォンです。

 困ったことは、寒さのせいでガラスや壁に水滴ができること。この量が半端じゃありません。しばらくそのままにして置くとベランダが水浸しになります。ソウルまで遠いこと。ちょっと油断すると2時間近くかかってしまいます。

 で、最近チョンセ大乱という言葉ができたくらい、チョンセがどんどん値上がりしますし、物件自体がありません。ソウル市内の大学の近くのワンルームが7000万ウォンぐらいするそうなので、こちらもあきれて物が言えません。政府はちょっと前まで問題ないといっていたのですが、最近になって、重い腰を上げたというところですか。

 僕らも2億ウォンという大金を家の持ち主にそっくり預けるわけですから、こわいといったら怖いです。家の持ち主が破産したりした場合、預けたお金はなくなってしまったことがあるそうです。また、不動産やが2重契約して、預けたお金を持ち逃げしたということもあります。そろそろ、このチョンセという制度、再考の時期に突入した感じです。




引越し前の我が家の様子。台所にはオーブンと食器洗浄機があります。


テレビの台までありました(が、使っていません。ベランダに台として置いてあります)


ここが居間。実質25坪ほどありますので、広いですね。でも連れ合いは狭いと愚痴をこぼしています、

目には目を 歯には歯を お勧め韓国映画 その2

2011-02-08 03:03:30 | 僕の韓流~ソング&シネマ
目には目を 歯には歯を


 ハン・ソッキュとチャ・スンウォンが、がっぷり四つに組んだ犯罪映画。刑事役のハン・ソッキュはいつものエキセントリックな演技に、チャ・スンウォンがかっこいいですね。どうも、悪役のほうが似合うみたいです(デビューはコメディでが)。

 この映画は日本では公開されたのかな? 韓国でもそこそこのヒットだったので、あまり語られることも無いようですが、でも面白い映画です。カーチェイスのシーンや仲間を助けるシーンなどは光っています。カーチェイスや銃撃戦のシーンは韓国映画のほうが日本より上じゃないかなと思わせる映画です。

The Big Swindle (2003) - お勧め映画、その1

2011-02-08 02:38:51 | 僕の韓流~ソング&シネマ
The Big Swindle (2003) - 범죄의 재구성(犯罪の再構成)

 tsunamiさんから書き込みがあったので(感謝!)、僕のお気に入りの映画を紹介しましょう。(男性歌手の紹介はこのあとでやります)

 まず、実際にあった銀行強盗をヒントにした「犯罪の再構成」。主演はパク・シニャン。いまSBSテレビで「サイン」というドラマに主演してますが、「パリの恋人」の主人公といったほうが分かりやすいかも。ちょっと癖のあるしゃべり方ですが、気にいらなかったら、ごめんなさい。

 この映画、詐欺師の先生役のペク・ユンシク、先生の元彼女のヨム・ジョンアが魅力的です。これ以外の脇役もいいですよ。最後のおまけのエピソードは大笑いですね。

 で、今回データをチェックしていたら、監督のチェ・ドンフンは「いかさま師」や「チョヌチ」の監督でした。やっぱり面白いわけだ。最近、時々深夜のケーブルTVでやっていますので、そのつど観てます(笑)