スローフード国際大会が10月１日から南楊州で行われますが、メインプログラムの一つ、＜国際カンファレンス＞が10月2日から4日までの３日間、５つのテーマで行われます。
テーマと実施時間は次の通りです。
第１テーマ：生産者と消費者が共にする食卓・命を育む運動―ハンサルリム生協運動、そしてスローフード【10月2日(水)10：00～17：30
第２テーマ：食べ物と正義、平和【10月4日(金)10：00～17：30 】
第３テーマ：アジアの発酵食品、その生命、平和の流れ【10月3日(木)10：00～17：30 】
第４テーマ：アジア・オセアニアの米と生物多様性【10月3日(木)10：00～17：30 】
第５テーマ：食べ物と霊性【10月２日(水)10：00～17：30 】
テーマだけ見るとどんな会議になるか想像もつきませんが^^、第１テーマは韓国の生協運動の中心の一つ、ハンサルリム生協がコーディネートをするせいか、海外スピーカーがイスラエル、キルギスタン、インド、フィリピンなど多彩です。（日本のスピーカはいません）
第２分科会は北朝鮮の農業・食糧問題を中心に研究をしている統一農水産研究所がコーディネーターをする分科会で、朝鮮半島の統一や南北間での食糧問題などに興味がある人にはお勧めかもしれません。
第３分科会は日本、インド、インドネシアなどが参加する発酵食品の会議、第４分科会はアジアでの米の固有種(伝統的にその地域にある米)の保存に努力している人たちが集まります。日本からは長崎の岩崎政利さんが発表されます。最後の食べ物と霊性、エコブッダという環境団体がコーディネートをしますが、カトリックの神父さんや日本の佐々木さん（どちらの方か聞いてきます）、インドやフィリピンなどからもスピーカーとして参加します。
とまあ、多岐というかスローフードとどう結びつくんだとか、いろいろ反応はありそうですね。はっきりしていることは、外ではお祭りをしていますが、会場に中ではキチンと話そうよ、スローフードは単に美食家の集まりじゃないですよ、社会的な問題にもかかわってきますよという立場でしょう。僕としてはこの立場、賛成です。
ぜひ、これらの国際カンファレンスに会場参加者として参加しませんか？ 仲間の方と数人でグループを組んでくださったら、僕のほうで組織委員会に申請して、いろいろフォローしてもらうようにします。宿や移動手段も手配しますし、韓国の農家の訪問などもオプションで可能です。ぜひ、よろしくお願いします。
