韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

10月17日~20日 韓国カジノ問題現地視察のお知らせ

2019-09-19 15:07:24 | 韓国の市民運動
急なお知らせですが、横浜市の動きに驚いて、実施を決めましたことをご理解ください。韓国にひとつだけある自国民が利用できる江原(カンウォン)ランドカジノの問題点と危険性を直接確認してください。また、ギャンブル中毒者への支援活動をしている地域の牧師さんにも会う予定です。カジノ問題に興味のある方の参加をお願いします。(日韓環境情報センター  田中博)
 
 
 
 
 ソウルから3時間余り、廃止された炭鉱地域に地域振興を目的にした特別法に基づいて、政府と江原道が設立を進めて作られたカジノが江原(カンウォン)ランドです。
 オープンから1年後には100万人が入場し、2002年には200万人、2004年には500万人の入場者を記録するなど、多くの韓国人が訪れています。外国人も入場可能ですが、外国人専用のカジノがソウル市内だけでなくインチョン市内やインチョン空港などにもあるため、江原ランドの年間300万人の利用者の99%が韓国人の利用になっています。
 2006年にはスキー場とコンドミニアム、2011年にはコンベンションセンターなどをオープンし、総合レジャー施設への転換を図っていますが、年間1兆4381億ウォン(約1500億円)の売り上げの90~95%はカジノ収入で、カジノの占める大きさがよくわかります。
そして何よりも、ギャンブルによって多くの人が破産し、行方不明になり、また自殺も増加しています。江原ランド・カジノの近くには中古車を扱う店が数多いですが、現金がなくなった利用者が乗ってきた車を売るための店です。
 これ以外にも、臓器売買や売買春、窃盗や詐欺などの犯罪など、通常のレジャー施設では見ることのない現象が頻繁に起こっています。
今回、横浜市の動きをみて、急遽、現地調査を計画しました。現地調査では江原ランドカジノにも入場し、またギャンブル中毒対策に奮闘している関係者にも会い、カジノが持つ問題点を探りたいと思います。
 
 
<ご注意>
この現地調査はソウル集合&解散ですので、航空券は各自で購入してください。
指定のホテルまでの移動に自信のない方はおっしゃってください。途中まで迎えに行きます。
数名集まれば随時可能ですので、他の時期に希望される方はご相談ください。

<スケジュール>
10月17日(木)  
夜6時までに指定のホテル集合、夕食をとりながら準備&レクチャー
10月18日(金)  
午前 ソウル市内で関係者を訪問、インタビュー調査 
午後 チョンリャンリ駅より列車で江原ランドへ移動(約3時間)到着後、ギャンブル被害者の救援関係者と面談  
夕方 江原ランドカジノ入場
10月19日(土)  
午前 江原ランド関係者と面談 
午後 ソウルへ、夕方ソウル市内観光
10月20日(日)  
帰国便の時間まで自由、希望によっては別途観光や視察も可能

<参加費>
7万円前後  
参加費に含まれるもの=3泊宿泊、韓国内移動、同行通訳、コーディネート、カジノ入場料
参加費に含まれないもの=食事代、空港~ソウルホテル間の交通費
 
<申し込み締め切り>
9月30日