【「敝」】
敝
ヘイ/ベイ bi4
やぶれる
0566/04450
◆痛みやすい縫い飾りのある礼装用のひざ掛けの形。
それを殴って(攵・攴)「やぶる、やぶれる」の意味。
幣
ヘイ/ベイ bi4
<みてぐら><贈り物><たから><かね> ヘイ <ごへい><おんべ> しで ぬさ
0416/03079・03080
◆神に供える「ぬさ」「たいせつなもの」の意味
巫女が着衣する装束の用の「きぬ:帛」のこと
のちに「貨幣・紙幣」と用いられる。
●幣は本字 幤は俗字
獘
ヘイ/ベイ bi4
(たおれる)(たおす)(やぶれる)(やぶる)つかれる <とまる><つきる><わるい>
0846/07029
◆王などの高貴な方の食事の前に、毒見として犬が用いられた。
その毒にあたり、顚倒しボロボロになった犬のこと。
●獘は本字 弊は俗字
弊
ヘイ/ベイ bi4
(たおれる)(たおす)(やぶれる)(やぶる)つかれる <とまる><つきる><わるい>
0437/03218・03219
廾は、両手で救い拾いあげること。
◆ボロボロになった犬(獘)を拾い上げて葬ること
●獘は本字 弊は俗字
憋
ヘツ/ヘチ bie1
<怒る><気が早い><悪い>
0483/03538
斃
ヘイ/ベイ bi4
たおれる <死ぬ>(たおす)<ころす>
0568/04466
◆疲れて倒れたボロボロ(敝)になって死んだ犬
暼
ヘツ/ヘチ pie1
<熟語:暼暼:日の落ちる勢い>
0615/04765
瞥
ヘツ/ヘチ 慣用:ベツ pie1
みる~<ちらりと見る> <ちらつく><かすむ>
0925/07910・07911
◆ひざ掛けの綻びが僅かで、その意味を人の行為の「見る」事を目で表し、
「僅かに見る・ちらりと見る」の意味か!?
●(07910:瞥)は本字 (07911:瞥)は俗字
蹩
ヘツ/ヘチ 慣用:ベツ bie2
<踏みつける><あしの不自由なこと> ∴ちんば・びっこ・あしなえ
1271/11561
鼈 龞 鱉
ヘツ/ヘチ 慣用:ベツ bie1
すっぽん(“鼈”のみ再訓読できる) <みのがめ>
<どろがめ><わらび>
1518/14204-1529/14308-1490/13861
●鼈・鱉・龞は同字
鷩
ヘツ/ヘチ bie1
<きんけいちょう><にしきどり>
1504/14064
<関連>
撇
①ヘツ/ヘチ ②ヘイ/* ①pie1 / pie3 ②pie1
ぬぐう はらう <かすめる><撃つ><書法の名>
0553/04329
襒
ヘツ/ヘチ bie2
<はらう=払う>
1182/10750
蔽 蔽
①ヘイ/* ②ヘツ/ヘチ ③フツ/フチ
①bi4 ②*** ③fu4
おおう おおい <定め><くらい><たおれる、たおす><草の様子><ばくち・すごろくのさいころ><わける><しぼむ><車の用品><払い除く>
1134/10089・10090
◆ひざ掛けの刺繍が破れてボロボロになるように、
草が生い茂るさま・覆い隠すさま。
●(10089:蔽)は本字 (10090:蔽)は俗字
(日本では扱えない漢字)
嫳:敝+女
彆:敝+弓
撆:敝+手
蟞:敝+虫
鄨:敝+巴
鐅:敝+金
徶:敝+彳
潎:敝+氵
獙:敝+犭
≪総評≫
基本は、“敝”は礼装用のひざ掛けで「やぶれる、ボロボロ」の意味。
そこを押さえれば、意味を取るのに役立つ。
敝
ヘイ/ベイ bi4
やぶれる
0566/04450
◆痛みやすい縫い飾りのある礼装用のひざ掛けの形。
それを殴って(攵・攴)「やぶる、やぶれる」の意味。
幣
ヘイ/ベイ bi4
<みてぐら><贈り物><たから><かね> ヘイ <ごへい><おんべ> しで ぬさ
0416/03079・03080
◆神に供える「ぬさ」「たいせつなもの」の意味
巫女が着衣する装束の用の「きぬ:帛」のこと
のちに「貨幣・紙幣」と用いられる。
●幣は本字 幤は俗字
獘
ヘイ/ベイ bi4
(たおれる)(たおす)(やぶれる)(やぶる)つかれる <とまる><つきる><わるい>
0846/07029
◆王などの高貴な方の食事の前に、毒見として犬が用いられた。
その毒にあたり、顚倒しボロボロになった犬のこと。
●獘は本字 弊は俗字
弊
ヘイ/ベイ bi4
(たおれる)(たおす)(やぶれる)(やぶる)つかれる <とまる><つきる><わるい>
0437/03218・03219
廾は、両手で救い拾いあげること。
◆ボロボロになった犬(獘)を拾い上げて葬ること
●獘は本字 弊は俗字
憋
ヘツ/ヘチ bie1
<怒る><気が早い><悪い>
0483/03538
斃
ヘイ/ベイ bi4
たおれる <死ぬ>(たおす)<ころす>
0568/04466
◆疲れて倒れたボロボロ(敝)になって死んだ犬
暼
ヘツ/ヘチ pie1
<熟語:暼暼:日の落ちる勢い>
0615/04765
瞥
ヘツ/ヘチ 慣用:ベツ pie1
みる~<ちらりと見る> <ちらつく><かすむ>
0925/07910・07911
◆ひざ掛けの綻びが僅かで、その意味を人の行為の「見る」事を目で表し、
「僅かに見る・ちらりと見る」の意味か!?
●(07910:瞥)は本字 (07911:瞥)は俗字
蹩
ヘツ/ヘチ 慣用:ベツ bie2
<踏みつける><あしの不自由なこと> ∴ちんば・びっこ・あしなえ
1271/11561
鼈 龞 鱉
ヘツ/ヘチ 慣用:ベツ bie1
すっぽん(“鼈”のみ再訓読できる) <みのがめ>
<どろがめ><わらび>
1518/14204-1529/14308-1490/13861
●鼈・鱉・龞は同字
鷩
ヘツ/ヘチ bie1
<きんけいちょう><にしきどり>
1504/14064
<関連>
撇
①ヘツ/ヘチ ②ヘイ/* ①pie1 / pie3 ②pie1
ぬぐう はらう <かすめる><撃つ><書法の名>
0553/04329
襒
ヘツ/ヘチ bie2
<はらう=払う>
1182/10750
蔽 蔽
①ヘイ/* ②ヘツ/ヘチ ③フツ/フチ
①bi4 ②*** ③fu4
おおう おおい <定め><くらい><たおれる、たおす><草の様子><ばくち・すごろくのさいころ><わける><しぼむ><車の用品><払い除く>
1134/10089・10090
◆ひざ掛けの刺繍が破れてボロボロになるように、
草が生い茂るさま・覆い隠すさま。
●(10089:蔽)は本字 (10090:蔽)は俗字
(日本では扱えない漢字)
嫳:敝+女
彆:敝+弓
撆:敝+手
蟞:敝+虫
鄨:敝+巴
鐅:敝+金
徶:敝+彳
潎:敝+氵
獙:敝+犭
≪総評≫
基本は、“敝”は礼装用のひざ掛けで「やぶれる、ボロボロ」の意味。
そこを押さえれば、意味を取るのに役立つ。