【「やり」】
≪辞書を調べて見ると・・・≫
<槍 鑓 鎗>
武器の一。鉾(ほこ)に類似のものから変化したもので、長い柄の先端に剣状の刃物(穂)を付けたもの。鎌倉最末期に発生し戦国時代に徒歩集団戦の激化とともに盛行し、戦いの主要武器となった。普通は茎仕立(なかごじたて)で、まれに袋状の穂に柄を差し込む袋槍がある。穂の形状により素槍・十文字槍・鎌槍・大身(おおみ)槍、柄の形状などにより管(くだ)槍・鉤(かぎ)槍・皆朱の槍、柄の長さにより手槍・長柄などの別がある。
≪「やり」と訓読みする漢字≫
槍
ショウ/ソウ qiang1
やり つく <とどく><草をかる農具>
字統:566
0690/05563
<解字(漢語林)>
“倉(ソウ)”は“刅(ソウ)”に通じ、「きずつける」の意味。
木製のきずつける道具、「やり」の意味。
☛“創”「は「きず」
<中国語>
“手枪(shou3 qiang1,手槍)”:拳銃・ピストル
疑問:ピストルは金属製なのに?
鎗
①ソウ/ショウ ②ショウ/ソウ
①cheng2 ②qiang1
<かなえの一種><酒を入れる器><音の形容> やり
<銃>
1361/12548
<解字(漢語林)>
“槍”参照
この字の場合、特に金属製を示している。
中国語の“手枪(shou3 qiang1,手槍)”も“手鎗”の方が、本来は正しいのかも知れない!?
鑓
*/* *** 国字
やり
1367/12650・12655
<解字(漢語林)>
“遣”は「やる」の意味。
この音で長い刃のある「やり」の意味。
● 鑓:12655は本字 鑓:12650・?(12668:[金遺])は俗字
≪「やり」関連≫
棷 [木取]
ソウ/ス zou1
<たきぎ><あさがら><たて><はたぼこ、けやり><やぶ>
0680/05406
<「けやり」>
<毛槍>
さやに鳥の羽毛をつけて飾りとした儀仗用の槍。
大名行列の先頭などで振り歩く。
鐁
シ/* si1
<かんな><やりかんな>
1365/12614
≪総評≫
「やる」は、手元から相手先に渡すこと・放り投げること。「くれてやる」「なげてやる」
「やり」とは、動詞「やる」の名詞化か?
形体の相似から、「矢:や」の関連と思われる。
≪辞書を調べて見ると・・・≫
<槍 鑓 鎗>
武器の一。鉾(ほこ)に類似のものから変化したもので、長い柄の先端に剣状の刃物(穂)を付けたもの。鎌倉最末期に発生し戦国時代に徒歩集団戦の激化とともに盛行し、戦いの主要武器となった。普通は茎仕立(なかごじたて)で、まれに袋状の穂に柄を差し込む袋槍がある。穂の形状により素槍・十文字槍・鎌槍・大身(おおみ)槍、柄の形状などにより管(くだ)槍・鉤(かぎ)槍・皆朱の槍、柄の長さにより手槍・長柄などの別がある。
≪「やり」と訓読みする漢字≫
槍
ショウ/ソウ qiang1
やり つく <とどく><草をかる農具>
字統:566
0690/05563
<解字(漢語林)>
“倉(ソウ)”は“刅(ソウ)”に通じ、「きずつける」の意味。
木製のきずつける道具、「やり」の意味。
☛“創”「は「きず」
<中国語>
“手枪(shou3 qiang1,手槍)”:拳銃・ピストル
疑問:ピストルは金属製なのに?
鎗
①ソウ/ショウ ②ショウ/ソウ
①cheng2 ②qiang1
<かなえの一種><酒を入れる器><音の形容> やり
<銃>
1361/12548
<解字(漢語林)>
“槍”参照
この字の場合、特に金属製を示している。
中国語の“手枪(shou3 qiang1,手槍)”も“手鎗”の方が、本来は正しいのかも知れない!?
鑓
*/* *** 国字
やり
1367/12650・12655
<解字(漢語林)>
“遣”は「やる」の意味。
この音で長い刃のある「やり」の意味。
● 鑓:12655は本字 鑓:12650・?(12668:[金遺])は俗字
≪「やり」関連≫
棷 [木取]
ソウ/ス zou1
<たきぎ><あさがら><たて><はたぼこ、けやり><やぶ>
0680/05406
<「けやり」>
<毛槍>
さやに鳥の羽毛をつけて飾りとした儀仗用の槍。
大名行列の先頭などで振り歩く。
鐁
シ/* si1
<かんな><やりかんな>
1365/12614
≪総評≫
「やる」は、手元から相手先に渡すこと・放り投げること。「くれてやる」「なげてやる」
「やり」とは、動詞「やる」の名詞化か?
形体の相似から、「矢:や」の関連と思われる。