【「ぬれる」】
≪濡れる≫
(1)物の表面に雨・露・涙・汗などの水けがたっぷりとつく。また、物に水がかかって中までしみ込む。
「夜露に―・れた芝生」「汗でぐっしょり―・れたワイシャツ」
(2)男女が情交を結ぶ。色事をする。
「しっぽり―・れる」
(3)血などにまみれる。
≪「ぬれる」と訓読みする漢字≫
濡
ジュ/ニュ ru2
(うるおう)ぬれる(うるおす)ぬらす <おだやか><ゆばり><とどこおる>
字統:420
0806/06609
<解字(蜻蛉)>
“而”は、頭頂部を剃った巫(かんなぎ、男みこ:覡)の形。
“需”は、巫祝が、天の恵みの“雨乞い”をする姿。
“濡”は、雨乞いに神が応じて雨を降らせ「ぬれる
こと。
≪意味合いが「ぬれる」の漢字≫
鈓
①②ジン/ニン ①ren2 ②ren3
<ぬれる><かがまる><弱い>
<熟語:鍖鈓:声のゆっくりしているさま>>
1344/12259
≪「ぬる」の可能形≫
塗
ト/ズ tu2
(どろ)<ぬかるみ> ぬる まみれる(みち)まぶす ≪ぬれる、ぬり≫
常用字解:474-3
0288/02050
<解字(常用字解)>
音符の、涂は、塗の元の字。
余は、針(辛)のこと。氵は、液状の物。土は、土。
泥をぬること ⇒ 塗
∴呪禁するために泥を塗る
≪字統ではこれも「ぬれる」≫
沾
①テン/* ②セン/* ①tian1 ②zhan1
<ます、そえる><みる、うかがう><川の名>(うるおす)うるおう
字統:535
0750/06106
<解字(蜻蛉)>
“占”は「ねばりがある」事を示す。例:鮎(なまず)
水を意味する“氵”を付けて、「水がねばる」⇒「しめる、ぬれる、うるおう」となる。
霑
テン/* zhan1
うるおう(うるおす)<ひたる、ひたす>≪うるおい≫
字統:655
1410/12968
<解字(蜻蛉)>
“沾”の意に付して、天からの恵みの“雨”によって、「ぬれる、うるおう」こと。
≪総評≫
ほとんど同一の状態のことを表します:「ぬれる」「うるおう」「うすおす」
液体や粘液が表面に表れている状態です。
≪濡れる≫
(1)物の表面に雨・露・涙・汗などの水けがたっぷりとつく。また、物に水がかかって中までしみ込む。
「夜露に―・れた芝生」「汗でぐっしょり―・れたワイシャツ」
(2)男女が情交を結ぶ。色事をする。
「しっぽり―・れる」
(3)血などにまみれる。
≪「ぬれる」と訓読みする漢字≫
濡
ジュ/ニュ ru2
(うるおう)ぬれる(うるおす)ぬらす <おだやか><ゆばり><とどこおる>
字統:420
0806/06609
<解字(蜻蛉)>
“而”は、頭頂部を剃った巫(かんなぎ、男みこ:覡)の形。
“需”は、巫祝が、天の恵みの“雨乞い”をする姿。
“濡”は、雨乞いに神が応じて雨を降らせ「ぬれる
こと。
≪意味合いが「ぬれる」の漢字≫
鈓
①②ジン/ニン ①ren2 ②ren3
<ぬれる><かがまる><弱い>
<熟語:鍖鈓:声のゆっくりしているさま>>
1344/12259
≪「ぬる」の可能形≫
塗
ト/ズ tu2
(どろ)<ぬかるみ> ぬる まみれる(みち)まぶす ≪ぬれる、ぬり≫
常用字解:474-3
0288/02050
<解字(常用字解)>
音符の、涂は、塗の元の字。
余は、針(辛)のこと。氵は、液状の物。土は、土。
泥をぬること ⇒ 塗
∴呪禁するために泥を塗る
≪字統ではこれも「ぬれる」≫
沾
①テン/* ②セン/* ①tian1 ②zhan1
<ます、そえる><みる、うかがう><川の名>(うるおす)うるおう
字統:535
0750/06106
<解字(蜻蛉)>
“占”は「ねばりがある」事を示す。例:鮎(なまず)
水を意味する“氵”を付けて、「水がねばる」⇒「しめる、ぬれる、うるおう」となる。
霑
テン/* zhan1
うるおう(うるおす)<ひたる、ひたす>≪うるおい≫
字統:655
1410/12968
<解字(蜻蛉)>
“沾”の意に付して、天からの恵みの“雨”によって、「ぬれる、うるおう」こと。
≪総評≫
ほとんど同一の状態のことを表します:「ぬれる」「うるおう」「うすおす」
液体や粘液が表面に表れている状態です。