「はめる」

【「はめる」】

≪「はめる」を辞書で調べると≫

＜はめる：嵌める・填める＞
(1)穴・枠・溝などの内側に、ぴったり合うように物を入れる。
「窓枠にガラスを―・める」「ボタンを―・める」
(2)物の外側に、リング状の物や袋状の物をかぶせる。
「指輪を―・める」「手袋を―・める」
(3)自由を奪うようなものを身につけさせる。比喩的な意味にも用いる。
「手錠を―・める」「轡(くつわ)を―・める」
「金轡(かなぐつわ)を―・める」
(4)人をだまして計略にかける。
「罠(わな)に―・める」「まんまと―・められた」
(5)条件や制限を設けて、その範囲内に入れる。
「子供を型に―・めずに育てる」「予算に枠を―・める」
(6)海や川の中に落とし入れる。うちはむ。
「頸を突きて海に―・めつ/今昔 10」
(7)深入りさせる。
〔「はまる」に対する他動詞〕

＜食める：はめる＞
「はむ：食む」の使役形


嵌
①②カン／ケン　慣用：ガン　①②qian4
はめる　はまる　<あな>
0397／02886

＜解字（字統）＞
「甘」は「拑：カン」で、象眼を加える“くぼみ”のこと。　●象嵌：ゾウガン
そのような地形をした谿谷（ケイコク）　⇒　嵌


塡　填
①テン／デン　②③チン／＊　①tian2 ②chen2 ③zhen4
うずめる　みたす　ふさがる　<太鼓の音><従う>　
ふさぐ　<ひとしい><しずめる>　はまる　はめる　
≪うずまる≫≪みちる≫≪まこと≫
0288／02048・02049

＜解字（字統）＞
「眞」は「顚死者：テンシシャ～顚倒して死す者」のことで、おそるべき呪霊を持つものとされる。
その“いかり（瞋）”を鎮める為に、土中に埋めること。
●塡(02048)は本字　填(02049)は俗字


扖
＊／＊　国字　***　はめる　<しぼる>
0519／03949

＜解字（蜻蛉）＞
“扌”は、使役を示す。
“入”は「いれる・おしこめる」のこと。
ある人物が対象の事柄を「おしこめるさせる」の意味。


＜「あてはめる」＞

科
カ／＊　ke1
しな　<ほど><すじ><おきて><わりあて>
<あてはめる><類別><科目><（あな）<うつろ><しぐさ>　カ　とが
0956／08256


該
カイ／＊　慣用：ガイ　gai1
かねる（あてはめる）その　<誓い><ことごとく>
1206／10945


＜その他」＞

箍
コ／ク　gu1
たが　<たがをはめる>
0989／08588