菅総理は6月末までには65歳以上の高齢者に新型コロナワクチン接種を完了させたいと述べています。しかし、1月、2月の段階では前倒しをして5月末までには完了させたいというニュアンスの発言を繰り返していました。ところが医療従事者が100万人増加(何故増えたのか?退職した看護師が医療に復帰したのが原因、接種申し込み希望者が想定数以上?)したため接種終了時期の遅れることについては国民は納得したつもりです。。
5月以降は大量のワクチン輸入が決定しているので多分上記6月末までに完了するという発言になったようです。しかし、河野大臣は最終確定時期を明言していません。ファイザーの生産に支障があるかもしれないので明言できないのでしょう。
政府は4月から高齢者への接種を開始し、期間の目安を「2カ月3週間」としてきた。その後、基礎疾患のある人などに順次拡大する方針だ。ただ、本格接種が5月以降となれば、高齢者接種が終了するのは「当初より半月ぐらいずれ込む」(政府筋)との見方が出ている。(これが2月の政府公式見解でした)。福島市の65歳以上の方の接種予約は5月10日開始です。接種時期が5月17日からスタートです。
ところで早期接種申し込みはPC,スマホの持ち主にとっては簡単です。オンラインで作業すれば簡単に接種日を決定できるそうです。電話では地方自治体の受付本数が少なく、繋がらないなどの苦情が寄せられていますので改善すべき点だと思います。PC.スマホ持ち主だけが特典を得ているようで大きな問題だと思います。
接種会場での混雑を緩和するためにも日時の決定を市町村が事前にハガキで送るとかすべきでしょう。お年寄りの住所に近い会場決定を市町村が決めれば苦情も少ないと思います。まず、個人に時期や会場を任せるのではなく、国民平等の立場から利害関係のない市町村が決めてしまうのです。接種時期のばらつきは対象者も甘んじて受け入れるべきでしょう。そうしないと密になる会場、日時が発生する懸念が生ずるのです。自分の都合の良い日を個人に任せるのではなく、この非常時は公平を期すため第三者(市町村)に任せるのが一番です。
救急車に乗せられてあの病院は行きたくないなど苦情を救急隊員に言えるでしょうか?言えないでしょう。そういう非常事態なのです。スマホでワクチン早期接種できた人間がコロナで死なず、スマホがないため早期接種ができない方が亡くなるような状況は全く公平性を欠きます。
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