2017年2月に私もキイトルーダ、オプジーボについてブログアップしました。夢の抗がん剤と言われていますが、薬価が高く問題になっています。しかし、ステージ4の肺がん患者が生還できるほどの効果がわかりましたので、数年後にはこの薬が抗がん剤の主流を占めるのでは?と言われています。この薬の開発につながった基礎研究者本庶 佑さんがノーベル賞を受賞しました。
くすりばこのホームページに下記の記述があります。
厚生労働省による平成 28 年「人口動態統計」の結果によると、死因の第一位は悪性新生物(約 21.9 万人)で、二位の心疾患(約 9.3 万人)と比べるとその総数は 2 倍以上になります。
日本では、オプジーボ、キイトルーダという抗がん剤(いずれも注射剤)がそれぞれ 2014 年、2017 年に
発売されました。薬価(薬の価格)が高すぎることで話題になりましたので、ニュースなどで知った人もいるのではないでしょうか。
これらは“免疫チェックポイント阻害薬”と呼ばれ、これまでの殺細胞性抗がん剤や分子標的薬とは異なり、免疫機能を活性化させ抗腫瘍効果を発揮する新しい機序の抗がん剤です。
新しい作用機序であるため、これまでにない効果を発揮する可能性があると同時に、免疫反応によるこれま
でにない副作用の発現が報告されています。
2016 年より、作用機序が新しく画期的な新薬に対し「最適使用推進ガイドライン」というものが厚生労働
省から発出されています。オプジーボとキイトルーダについてはすでに作成されており、医療機関ではこれに沿って当該医薬品を最適に使用するよう努めなければなりません。
免疫チェックポイント阻害薬はこのほかにも数種類ありますが、オプジーボとキイトルーダは適応癌種が多
く、今後も適応拡大の可能性があるとのことです。
(完)
人の命を救う薬オブジーボ、キトルーダの開発につながったことで、「貴方のお陰で命が長らえれていますと患者さんから言われたことは研究者にとって名誉なことです。そして私がもっともっと研究しなければと勇気づけられました。」と76歳の本庶さんは感想を述べています。大したものです。
くすりばこのホームページに下記の記述があります。
厚生労働省による平成 28 年「人口動態統計」の結果によると、死因の第一位は悪性新生物(約 21.9 万人)で、二位の心疾患(約 9.3 万人)と比べるとその総数は 2 倍以上になります。
日本では、オプジーボ、キイトルーダという抗がん剤(いずれも注射剤)がそれぞれ 2014 年、2017 年に
発売されました。薬価(薬の価格)が高すぎることで話題になりましたので、ニュースなどで知った人もいるのではないでしょうか。
これらは“免疫チェックポイント阻害薬”と呼ばれ、これまでの殺細胞性抗がん剤や分子標的薬とは異なり、免疫機能を活性化させ抗腫瘍効果を発揮する新しい機序の抗がん剤です。
新しい作用機序であるため、これまでにない効果を発揮する可能性があると同時に、免疫反応によるこれま
でにない副作用の発現が報告されています。
2016 年より、作用機序が新しく画期的な新薬に対し「最適使用推進ガイドライン」というものが厚生労働
省から発出されています。オプジーボとキイトルーダについてはすでに作成されており、医療機関ではこれに沿って当該医薬品を最適に使用するよう努めなければなりません。
免疫チェックポイント阻害薬はこのほかにも数種類ありますが、オプジーボとキイトルーダは適応癌種が多
く、今後も適応拡大の可能性があるとのことです。
(完)
人の命を救う薬オブジーボ、キトルーダの開発につながったことで、「貴方のお陰で命が長らえれていますと患者さんから言われたことは研究者にとって名誉なことです。そして私がもっともっと研究しなければと勇気づけられました。」と76歳の本庶さんは感想を述べています。大したものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます