おはようございます。
さいたま市のピアノ教室、カナリア音楽教室の増田玲子です。
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学校の伴奏のオーディションに向けて頑張ってる生徒さんが二人います。
4年生の女の子です。
二人共初挑戦です。
「やってみよう!」と思った事に拍手です。
伴奏譜は、普段レッスンで練習してる曲より、2ランクくらい難しいです。
それでも「挑戦してみよう」と思った気持ちに拍手です。
こうゆうケースの時はどうするか
本人達は伴奏者に選ばれたいと持ってるけど、正直自信はない。弾けるようになるか、自信はない。
その「自信」をどうやってつけてあげるか。。。
一足飛びに着けることは無理です。先ずは、ハードルを低くしてあげる事です。
楽譜の中で
弾けるところ
今は弾けないけどちょっとがんばったら弾けそうなところ
凄く頑張る必要のある所
それを一緒に考えます。私が教えてあげてはだめです。一緒に考えます。
「弾けなそうな所」の中でもその曲にとって
「絶対にその通りに弾かないと不味い所」と
「弾きやすいように少し治しても大丈夫な所」とあります。
そうゆう所は、生徒ではわからないので私が教えてあげます。
そのような作業をしてると
第一に練習すべき所
その次にする所
最後でもいい所
が見えてきます。
全部楽譜通りに弾ければ問題ないですが、どうしてもテクニック的に難しい所がある、でも、それを「克服」しなければ「選ばれない」
そのような状況下では、絶対に外せない所、たとえば「イントロ」「間奏」「エンディング」を最初に「完璧」にするんです。
それが出来れば後はなんとかなっちゃいます(*^^)v
レッスン中、生徒に弾かせながら、どんど音を替えてます。その子に弾きやすいように変えてます。問題の無い範囲で変えてます。
そして、最後まで通して弾けるようになったら「自信」がつきます「もしかしたら選ばれるかも」という「自信」が見えてきます。
それからです。本当に練習は(*^^)v
「余力」のある範囲で「音を替えてた」部分を元の「楽譜」の「音に」に戻していきます。
この時は、決っして「上」を望みすぎません。又自信を無くすといけないからです。
二人にとっては「大きな目標」の出来た「夏休み」となりました。
一緒に頑張ろうね(*^^)v