カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

同じタイプの曲なのになんで弾けないのかな?

2017年07月18日 | 「レッスン日記」

おはようおございます。
さいたま市のピアノ教室、カナリア音楽教室の増田玲子です。

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何日か前、年中のYちゃんの事を御紹介させて頂きましたが、今日も、年中の生徒さんの事を紹介させて頂きます。

この子もYちゃんです。。。ので、「ゆずちゃん」と書かせて頂きます。

 

ゆずちゃんは入会して8か月経ちました。

タイプとしてはYちゃんと非常に似てます。

好奇心旺盛・やる気満々・利発的な女の子です。

 

レッスン中は、主導権を握って(?)自らどんどん進めていきます(笑)

頭の回転はいいです。活発で可愛いです。


入会当初は

Yちゃんのお母さんが危惧してるのと同じような事を「ゆずちゃん」のお母さんも気にしてらっしゃいました。

・・・が、ゆずちゃんは、今ではすっかり「落ち着いてます」

 

今、主導権は私にあります(*^^)vいう事も良く聞きます。

時期の早い遅いはあれ、絶対にそうなるのは分かってるので、私はYちゃんのお母さんにも「大丈夫です!今はこれでいいんです」と言えました。

 

 

さて、ゆずちゃんですが、レッスンに向かう「姿勢」はすっかり「お姉ちゃん」なりましたが、次なる「課題」が出てきました。

 

「読譜力」です。

 

お家ではよく「練習」してます。宿題の曲を弾いてもらうと「完璧」です。しかし

次のページをめくり、新しい曲を弾いてもらうと「???・・・」弾けないんです。

 

さっきまでスラスラ余裕で弾いていた曲と今度の新しい曲の「違い」は殆どありません。

「音符」「リズム」「拍子」等「使われてるものは全て同じ」です。

違いは

 

「題名」「挿絵」「順番」です。

ここで問題になるのは最後の「順番」です。

 

例えば、宿題の曲は「ド」からだったのに、新しい曲は「レ」からとか・・・書いたらきりがないので省略しますが、要するに、「ほんのちょっと」の違いです。その「ほんのちょっと」が部分的に「あれれ?」になってしまいます。

 

たとえば「あいうえお」は読めるのに「ういおえあ」だと読めないようなものです。

 

ゆずちゃんが、宿題を完璧に弾けたのは、「覚えていた」からです。

お母さんに伺ったら「お家で教えてます」とおっしゃってました。多分、どのお母さんも「教えてらっしゃるでしょう」ちゃんと弾けるようになるのが「宿題」です。

「漢字」も「足し算」もそうやって繰り返し繰り返し覚えます。

でも、ピアノはちょっと違うんです。

 

その曲は弾けても、次の曲が弾けないのは、きちんと身についてはいないんです。

要するに「考えて弾いてない」んです。考えなければ、「脳」を使わなければ、身には尽きません。

いずれは着きますが、凄い回数と時間を必要とします。

 

 

話がどんどん大きくなってしまいますので、詳しくは又改めて書きますが

私は、ゆずちゃんのママに

 

「お家で教えないでください」

「音間違っていても注意しないで下さい」

「今、この曲が丸になることがピアノを習いに来てる一番の目的ではありません」

 

と、お話ししました(言葉数はもっと多かったです)

 

ゆずちゃんのお母さまは、ご自身もピアノを習っていて音符が読めずそれが原因でやめた、と話してらっしゃいました。なので、私の「言わんとしてる事」が分って下さったようです。

 

生徒さん一人一人、「目指すもの」「目標とするもの」「今するべきもの」は違います。

ゆずちゃんの「今週の課題」は「お家で一人で練習する」です。

 

さて、今、どんな風に進んでいるでしょうか?

ゆずちゃんのレッスンは金曜日です。

楽しみにしています♡

 

コメント
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