ご訪問頂きありがとうございます。
さいたま市のピアノ教室、カナリア音楽教室の増田玲子です
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一年生のIちゃん、とっても上手になって来てます。
昨日、導入のお子さんの低迷期の事を書きましたが、Iちゃんは初級に入ってから低迷期が続きました。
とても良く練習してますが、「仕上げる」という部分で幾つか問題がありました。
「指」が未だ弱い、というのもありますが、演奏が「単調」になりがちなので「表現力」をもっとつけたいと思ってました。
今回のレッスンで「ハッ」とするほど素晴らしい「キラキラ✨」の演奏を聴かせてくれました。びっくりしました!
素晴らしかったです。物凄く感動しました。Iちゃんトンネルを抜けた、と思いました。
お母様が私の言葉を信じて私の言うとおりにして下さったからだと思います。
Iちゃんは、バスティンベイシックスの「ピアノ」「テクニック」「セオリー」以外に曲集を2冊してます。
バスティは「参考書」で、曲集は「問題集」です。
勉強(ピアノも)は「参考書」だけでは身に付きません。同じような例題を沢山解くことによって、身に着くものです。
ですから、メイン以外のサブテキストが必要になります。それはコピーではやっぱりダメだと思います。
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一年以上前にそのようなお話をした時、Iちゃんのママは私が勧めた2冊のテキストを直ぐに買って下さいました。
それから、少しずつ進めて行きました。その成果がやっと現れた、と思いました。
「導入」「初級」の期間は特に「数こなし」が必要です。
「平仮名」も「足し算」も何度も書いて暗唱して覚えます。
Iちゃんは今週も「サブテキスト」から「3曲」弾いてきました。いつも自分で選んで練習してきます。
簡単めなので、読譜も大変でなく「楽」に「楽しく」弾けます。その曲を練習してるうちに、「指」が動くようになり、「表現力」もついてきます。そうなると、ちょっと難しい「バスティン」も段々楽になってきます。
教室から「貸出し」た楽譜や「コピー」ではこうはいかなかったと思います。
いつも手元にあったからこうなったと思います。
この一年間で伸びた!と思う子は、4~5冊を併用してる子に多いです。
はっきりと成果が出てますので、教材の与え方を今一度見直したいと思います。