kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

P-ブロッ@高城台小学校

2009-01-29 | 日記
今日は高城台小学校。児童数688名。今年度新設したばっかりの学校で、団地の中にある。

今朝は、ちょっともめる。kananagaにとってすごく重要なことがあって、でもその重要さがほかのメンバーにはほとんど伝わらないみたいで。人と人の関係は、一生かけて作っていくものだなあ、と改めて思う、だって、10年以上一緒にやってるのに、いまだにこのざまだ。何に困ったのかというと、譜面台が圧迫感のある板状のやつしかなくて、しかもこのタイプは全然低くできないやつで、困ったのだ。ほかの3人にとっては大した問題ではないのかもしれないが、kananagaのように背が低いと、子どもたちからは全く見えなくなってしまうので、大問題なのだ。これは、「見えない」という物理的なことだけではない。まず、kananagaがものすごく精神的に圧迫される。そして、お客さんに気持ちを届けるのが困難になる。それと、鍵ハモをひざにのせるために、椅子が高すぎると、ものすごく身体がしんどい。とにかく、気になることがありすぎなのだ、こんなんではとても演奏できない、というほどになってしまう。わがままなのだろうか、でも実際そうなのだから仕方がない。結局、譜面台は使わずに机をお借りした。ああ、ほっとした。こんなことで苦労するんだったら、全部暗譜するべきだなあ、と反省。

このあと更に、曲目を部分的に変えるのか変えないのかで、またもめる。kananaga、ついついプチカリカリ、ごめんなさい。結局曲目は変えずにいくことにした。

1 それぞれの植木鉢(吉森信作曲)
2 音楽会のお客(鈴木潤作曲)
楽器紹介
3 Anabrepsis(Hugh Nankivell作曲)
特殊奏法解説
4 犬が行く(林加奈作曲)
5 メドレー(=笑点、UFO、熱情など/UFOは先生方に踊ってもらう)
6 全校児童と「げんしじん」
7 おやすみなさいコアラリス(野村誠作曲)
アンコール 校歌

ここでも跳び箱を椅子にして。今回3校のうちここでだけ、ステージ上で。こういう場所のことって、やっぱり現地にいかないとね、事前には決められないなあ。響きとか広さと人数とか、色々。

今回のMCは(大概そうなんだけど)野村誠が殆どやっている。でも、3回あると3回ともニュアンスというか立ち居振る舞いが違う。この3校目が一番かしこまった感じで始まった。

「犬が行く」のときに一緒に吠えてくれる子が何人かいた。

コンドンメドレーの中に「どんぐりころころ」が入ってきたら、すぐに子どもたちが一緒に歌い始めた。「待ちぼうけ」や「さくら」にはあまり気づかなかったようだが、「大きなのっぽの古時計」は再び歌ってくれた。

UFOの踊りをするひとの数が多い!先生方だけでなく、上級生の子どもたちまで習得している。こうやって改めて子どもたちが踊るのを見て思ったけど、モダンな踊りだなあ~!かっこいい、全然古くない。それは、曲にも言えることだ。UFO、すごいっす。

メドレーは、UFOのあと「ぶんぶんぶん」「かえるのうた」「チューリップ」になったけど、UFO前よりもっと大きな声で歌ってくれる子どもたち。

「熱情」のときのMC、やっとちゃんと言えた「足踏みを一緒にやってくれてもいいです。するところとしないところがあるので合わせてくださいね」と。すると、こちらをよく見て合わせてくれる。こちらがやってないところもドンドンやってたりもするんだけど、足踏みすること自体が一人歩きしてないというか、すごく曲にあってる状態なので、「曲」がすごく盛り上がる。楽しいね、これ。

「げんしじん」も盛り上がる。2パートの鍵盤カタカタが美しいなあ。指揮者を子どもたちにもやってもらった。

アンコールで校歌を演奏するときいつも思うんだけど、みんな、結構大きな声でがっつり歌ってくれるのだ。素直で、すごくいいなあ。

最後に子どもたちがお礼を言ってくれるんだけど、一番最初にお礼を言ってくれた1年生が「僕は、、、『犬が行く』の歌が一番好きです。」と言ってくれたのが嬉しかった。みんな、もともと用意してた感想ではなく、ちゃんと聞き終わっての感想を言ってくれるんだよね、全校生徒の前で緊張もするだろうに。

さて、今日のお昼ご飯は「吉宗(よっそう)」へ。以前岩瀬さんに連れていってもらったところで、みんなすごく好きなんだけど、特に吉森信のお気に入りだ。茶碗蒸しのおいしいこと!蒸し寿司も!ばってらも!

そのあとはお土産買いに連れていってもらった。ちゃんぽん、皿うどん、にぼし、カステラ、、、買いすぎだー。kananagaだけ飛行機が早かったので、先に空港にむかった。岩瀬さん、今年も、ありがとうございましたー!!

空港でまだ時間があったので、もう一度ちゃんぽん(肉抜き)をいただいた。おいしいー。