kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

ヒューとP-ブロッのライブ@門天

2009-01-09 | 日記
さて、先日、ほんとについ先日、あるスーツケース(バートンの)をネットで注文した。それは店で見てこれいい!と思い、ネットでもっと安く買えないかと探してるうちに、もうひとつ大きいサイズもあることが判明。しかも、最新じゃなく一個前のデザインだと結構お安くなる。というわけで、意を決してソフトタイプで80リットルのやつを注文、したところ、今朝来た、もう来た、速い!すごい!でかいな~かわいいな~早速今日の大荷物に使用。さあ、どんな使い心地だろうか。

今日は「ポスト・ワークショップ~英コミュニティ音楽の奇才Hugh Nankivellを巡って」第2夜で、ヒューとP-ブロッのライブ。

kananaga、ビデオも録音もとりながら演奏もするので大忙し。誰かに事前に頼めばいいんだけど、せっかく来てくれるひとに撮影を頼むのもなあ、とか思ってるうちに、誰にも頼みそびれて結局全部自分でやるはめに。でも、それにもだいぶ慣れて、結構できるようになってくるもんだから、人間の可能性ってすごいねえ。

第1部はP-ブロッ5人それぞれの曲を1曲ずつやメドレーなど。

第2部はヒューのソロ。胸キュン的ないい曲を作るなあ。途中「P-ブロッ手伝ってくれ」と言われたと思ったら、納豆コンチェルトを演奏するはめに。北大路魯山人が言っていた一番おいしく納豆を食べる方法にのっとって、第1楽章では305回かき混ぜ、第2楽章で醤油を入れて119回混ぜ、第3楽章で食べる。ヒューはそれに合わせてヴィオラを演奏。納豆を食べる気分をもり立てた。

第3部はヒュー+P-ブロッ。ヒューのアイディアによる即興や、他のひとの即興アイディア、デュオコーナーなど、色々。

1Hugh Nankivell「Names」ヒューの名前システムでヒューとP-ブロッのメンバーの名前からメロディーを作り、それぞれのキャラクターの短い曲にした。

2Hugh Nankivell「Anableps」ヒューが即興する弦楽四重奏団「Lapis String Quartet」でやっていた曲にP-ブロッが取り組む。

3Michael Persons「Rhythmic canon」ヒューともP-ブロッとも親交があるイギリス実験音楽の巨匠マイケル・パーソンズの曲。

4「Electric Toy session by Kana&Hugh」林加奈とヒューの電子おもちゃ楽器による即興セッション。

5Makoto Nomura「No Notes」野村誠作曲の「てぬき」。楽譜があるけど音符が書いてない(拍子だけの)曲。イギリスでヒューのバンド「Natural Causes」がMarsden Jazz Festivalでも演奏した。

6Hugh Nankivell「None the wiser by Yoshimori&Hugh」ヒューと吉森信によるデュオでヒューの歌を。

7Hugh Nankivell「"Britanny"for Jules Laville」[1 Breath][4 Breakwater][3 Breathing]ヒューがP-ブロッのために書き下ろした鍵盤ハーモニカ4重奏曲。2曲目の譜面はイギリスに置いてきたそうで、1・4・3の順番に演奏。

7と8の間に、大抽選会。イギリスではコンサートのときによくこういうことをやるんだって。1等は、羊羹と、即興歌のプレゼント。歌い上げました。

8Hugh Nankivell「Koby wa ma mawy bok」ポーランド語の回文をもとにしたヒューの歌。P-ブロッがそれぞれソロなどで加わる。

今日は天気も悪いし、9時半をまわる長いコンサートだったけど、お客さんはとってもにこにこしてくれていて、楽しんでくれたようだった。3歳のお客さんと4歳のお客さんも、かなりの鑑賞上手。静かに観れていただけでなく、踊ったり、近寄ってみたりと、リアクションまでいい。そして、遠く(石川/広島)からのお客さんたちも、ありがとう~みなさん、ありがとう~

バートンのスーツケースは、みんなの注目の的だ、でかいからね。。というか、いいからね~