ここ掘れ!!韓・カン

定着したのか?下降?韓流の源 現地での
交流や情報を気ままにお伝えします。

イ・ドンゴンのデビュー作「ファミリー」と思ったら・・以前話題になった「ファミリー」だった^^。

2006-10-31 00:01:10 | 韓国映画
映画の題名は良く似たものや、同じ題名のものが良くある。「少林サッカー」がヒットすれば・・そのヒットのあやかり「○×サッカー」「△▲サッカー」等似たような邦題映画が続々出るのはいつもの事^^。しかし題名そのものが、その言葉一つで意味を持つような単語的な題名は困ったものである。

韓国映画の中で先日鑑賞した「ファミリー」は、イ・ドンゴンのデビュー作の「ファミリー」と同名の為に勘違いしてしまいそうになった。

東京国際での協賛企画で上映された韓国映画「ファミリー」を観た。昔ファン・シネ主演の映画でイ・ドンゴンのデビュー作でもある「ファミリー」と思い足を運んだのだが・・年末12月頃に、このファン・シネ/イ・ドンゴン出演するDVD「ファミリー」が発売すると噂に聞いていたのでその試写的な上映会と期待したのだが、全く違う同名の作品であった。

英語題名に変更され今回観賞した方の「ファミリー」は昔に韓国内で200万人動
員した程の話題作で「家族」という父と娘の間にある親子愛を描きヒットした作品で、当時ソウルでこの作品ポスターが街のあちらこちらで貼ってあるのを良く見かけた作品だった。


         12月公開 韓国映画「ファミリー」

作品内容はファン・シネ/イ・ドンゴンの作品とは全く逆で、ほんとに家族のはなしであった。
3年の刑期を終えて実家に帰った娘ジョンウン(スエ)。幼い弟との再会を喜ぶ間もなく、厳格な父親には「なぜ帰った? いつ出て行くんだ?」と冷たく言い捨てられてしまう。美容院で真面目に働き始めるのだが、昔の悪い仲間に付きまとわれ再び付き合い始めてしまう。そんな娘の姿に落胆しながらも、娘を救い出そうとする父。ジョンウンはそんな父の姿に自分への深い愛情を感じはじめるが・・一方で父が白血病に犯されていることを知る事になる・・。

監督はこの作品を製作しようと思ったのは、ある女子のスタッフの父と娘の関わりの話に興味を持ちイメージを膨らませこの脚本を書いたそうだ。

映画の中での父親役のチュ・ヒョンが好演しラスト近くでのやくざとの交戦で存在感のあるアクションが涙を誘う。

ファン・シネ/イ・ドンゴン出演する映画「ファミリー」はヤクザ者兄弟2人と高級クラブの美人ママ(ファン・シネ)。偶然出会った3人の、愛と裏切り、そして暴力に彩られた運命が、目まぐるしく二転三転する物語。

こちらの「ファミリー」が少し気になっていたのが、今ダイエットや美容関係でも知られた女優ファン・シネが出演している事と映画「B型の彼氏」やドラマ「パリの恋人」でおなじみのイ・ドンゴンのゲスト出演の作品だったからだ。

この作品でイ・ドンゴンの出演シーンが映画の長さの調整の為に当時上映された時は未だ無名だったため大幅にカットされたと韓国で聞いた事がある。

今回こちらの「ファミリー」が、イ・ドンゴンの未公開シーンを入れ再編集をした物が、DVD発売記念で上映されるのかと思っていたのだが・・。

12月に発売されるDVDには色々と未公開シーンがメイキングとして観れるようだ。 映画製作の過程としてNG部分のカットシーンが観れるのも良い勉強になる。

イ・ビョンホン氏の「夏物語」の恋人役のスエが出演する12月公開の「ファミリー」。

ファン・シネ/イ・ドンゴン出演する12月DVD発売の「ファミリー」。

同じ韓国映画で同名の「ファミリー」は2作品共に注目するに値する話題作ではないだろうか?


12月公開 韓国映画「ファミリー」URLhttp://www.sonypictures.jp/movies/afamily/

12月DVD発売韓国映画「ファミリー」http://www.wowkorea.jp/shop/spec.asp?category1=1&category2=&id=1777

第19回東京国際映画祭閉幕グランプリ決定! /「虹の女神」韓国MBCのドラマ化報告。

2006-10-30 01:43:10 | 韓国映画
第19回東京国際映画祭は10月21日(土)~10月29日(日)の9日間の日程を無事終え、
最終日29日にコンペティション部門の東京サクラグランプリが発表されフランスのスパイ映画「OSS 117 カイロ、スパイの巣窟(そうくつ)」(ミシェル・ハザナヴィシウス監督)が受賞し、閉幕を迎えた。


同コンペティション部門には日本から「魂萌(たまも)え!」監督・脚本:阪本順治「松ケ根乱射事件」監督山下敦弘の2作品が出品されていたが、いずれも受賞を逃した。

この日、東京・渋谷のオーチャードホールで行われた授賞式では、市川崑、ミロス・フォアマンの両監督に黒沢明賞が贈られた。
コンペ部門のこのほかの主な受賞作(者)

▽審査員特別賞=「十三の桐(きり)」(ルー・ユエ監督)

▽最優秀監督賞=ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス(「リトル・ミス・サンシャイン」)▽同主演女優賞=アビゲイル・ブレスリン(「同」)

▽同主演男優賞=ロイ・デュピュイ(「ロケット」)

▽同芸術貢献賞=「父子」(パトリック・タム監督)



閉幕前日の28日には釜山国際映画祭でワールドプレミアされた映画「虹の女神 Rainbow Song」(熊澤尚人監督)の舞台あいさつがTOHOシネマズ六本木ヒルズで行なわれた。
現在公開中の同作は、大学の映画研究会を舞台にした切ないラブストーリー。

約370人で満員の会場でプロデューサーを務めた岩井俊二監督は「プロデューサーとしてはこの映画がデビュー作なんですが、実は東京国際映画祭もこれがデビューです(笑)。初めて呼ばれました。ありがとうございます。すぐ近くに住んでいるのに、なぜ呼ばれないんだろうといつも思っていました(笑)。ほんとうにこの映画祭に参加できて光栄です」と笑顔であいさつした。

また、うれしい報告として「韓国のテレビ局MBCでこの映画がドラマ化されることになりました」と発表し脚本やキャスト、放送時期についてはこれからの話となるという。

岩井俊二監督は韓国内での知名度は断トツである。監督自身の代表作の一つでもある「ラブレター」が文化開放される以前からコピーなどで出回り口コミで日本の代表監督としていち早く認知されたのである。

日本の映画監督は誰を知ってますか?と若い世代に聞くと必ず、岩井俊二・ビートたけし監督と答えてくれます^^。

韓国放送局MBCもこの作品を韓国内で製作することで、韓国内で岩井ブランドが使用出来、海外販売にも好都合なのです。大学の映画研究会を舞台としたラブストーリーという設定もドラマ化にもって来い・・このドラマが岩井監督自身脚本協力し現実的に話が進むのならドラマ版韓国の*「花より団子」になる可能性もある。

アジアで著名な日本の俳優・監督などが進んで前に出て行かなければ文化交流も活性化せずに、日本は文化交流面でもアジアから遅れをとり孤立してしまうことになる。(日本はアジアから見ればアメリカの一つの州の様だ・・と言われた事がある)

日本の為にも岩井監督にこのTVドラマのプロジェクトをぜひ成功させてほしいものである。

釜山から東京へ続いた国際映画祭も終了し・・AMFの仕事に追われ・・12月は忘年会に入り浸る・・映画業界は毎年お決まりのパターンで年末に向かって転がって行くのである^^。

また来年素晴らしい映画を映画祭でめぐり逢えますように・・。

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(*「花より団子」・・日本の漫画原作の台湾ドラマ。東南アジア・中国圏にもヒットしドラマに出演した俳優がF4として人気アイドルグループとしてアジア圏全域で活躍している。 日本原作のヒットドラマ代表作)
 
グランプリ受賞・スパイ映画「OSS 117 カイロ、スパイの巣窟(そうくつ)」http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=21

「魂萌(たまも)え!」(阪本順治監督)http://cineamuse.cinecrew.co.jp/cinema/index.php?cinema_id=397

プロデューサー岩井俊二作品
「虹の女神 Rainbow Song」(熊澤尚人監督)
http://rainbowsong.jp/start.html

韓国映画の初ジャンル?犬映画「マウミ・・」。(心・・)

2006-10-29 00:27:52 | 韓国映画
これまで韓国には犬を素材にした映画はなかったという。
映画「マウミ…」は犬を中心として描いた韓国での新しい試みの作品であるといえる。
心に染み渡るような静かな家族映画の同作は、犬と人間の深い愛情を描いた作品は韓国内で10月26日公開。


<ストリー> 父が死んだ後、母までが家出し、突然孤児になってしまったチャニ(ユ・スンホ)はプライドの高い少年家長となった。
チャニに残されたのは5歳の妹(ソイ)。長男(チャニ)は父親のように妹(ソイ)を思いやり、妹(ソイ)の誕生日には日ごろから欲しがっていた犬をどこからか盗んできてプレゼントする。
妹(ソイ)はその犬に「マウミ(心)」という名前をつけ、家族の一員として一緒に暮らすようになる。
3人(?)は貧しいながらも仲良く幸せに暮らしていたが、冬が来て、その幸せははかなく崩れ去る。犬(マウミ)と一緒に凍った川で遊んでいた妹(ソイ)が、犬(マウミ)のために結果的に溺れて死んでしまうからだ。

長男(チャニ)は犬(マウミ)に愛情を傾けることができなくなり、母のいる釜山に行く。1人になってしまった犬(マウミ)。

しかし犬(マウミ)は線路の上を歩いて長男(チャニ)の後を追うのだった・・。


犬(マウミ) 妹(ソイ)

アジア圏で日本の犬の映画が受け入れられ追随するように、韓国が犬の映画を製作し始めた。ご存知かとは思うが日本でもヒットした「クィール」「犬のえいが」等の犬の映画は観客受けが良くアジア各国が競うあうように上映し好評を得ているのだ。

本作「マウミ・・」は本年の釜山映画祭で予告編DVDが配られていたので良く覚えている。映像も見たが犬クンが大活躍の映画だと理解した^^。それに舞台が釜山・・この映画にも力が入るわけだ。

主人公の男の子(主人公は犬?)は4年前に映画「おばあちゃんの家」で子役としてデビューした子役で「ハンバガーが食べたい!」と劇中でおばあちゃんを困らしていたユン・スンホくんである。(山奥のド田舎でとんでもないわがまま^^)大きく成長しもう中学生だそうだ。

ビートたけしさんのギャグで、子供が何も相談もなしに犬を拾って飼っていた為・・お母さんに犬を捨ててきなさい!と怒られた子供は犬が戻ってこないようにと遠くまで捨てに行くのだが・・あまりにも遠くに捨てに行った為に帰る道が分からず迷子になってしまい・・泣きながら捨てにきた犬に連れられて家まで導かれて帰る。
というギャグがあったのを思い出した^^。

本作品もそんな結末の方がほのぼのして面白いとおもうのだが・・。

捨てられた犬(マウミ)は主人を追って線路伝いに釜山に向かうという、犬にとっては災難な物語なのである^^。

本作「マウミ・・」を ぜひ!配給会社の勇士の方 宜しくお願い致します。
ホントに楽しみなワンコ映画だ。
動物と子供・・日本でヒット間違いなし!ムツゴロウさんのコメントも宣伝時にはヨロシクね^^。ペットフードのタイアップも万全!
それゆけ!わんこ映画!低迷した韓国映画に風穴を開けろ!

ワンコ映画「マウミ・・」URLhttp://www.maumy.co.kr/


韓国映画「青燕」 合作映画は、やはり難しい!?

2006-10-28 01:19:02 | 韓国映画
東京国際映画祭で「青燕」を鑑賞した。制作費129億ウォン(約13億円)の韓国・日本の合作映画である。韓国では大ゴケした作品であり本当にそうなのか・・反日的な感情もありヒットしなかったのでは・・と色々な想いが鑑賞前に頭に過ぎった。
日本(アジア)での初女性パイロット誕生の話で、この女性パイロットが韓国国籍だったという視点から製作された作品である。
韓日の合作には、もってこいの企画だったのだが・・。

この作品の評価は個々の判断にお任せして、なぜこの作品自体が韓国で大衆に指示されなかったのかは映画を見終わり理解できた。

韓国人の立場で見れば、反日感情の激しい国民性から主人公には感情移入出来ないであろし、反対に日本人から見れば当時の日本の悪行?を見せ付けられているようでサクセス的なドラマだとしても感情移入出来ないのだ。(1930年代、朝鮮半島が日本の植民地だった時代の頃の話)

素材に着目した史実が、あまりにも日本・韓国のどちらの立場で描くとしても中途半端になってしまっているのだ。
それは主人公の女性パイロットは強制的に日本へ連れてこられたのではなく、自分の意思で日本で航空技術を学びに留学しに来ているので脚本的にも両国のどちらつかずになってしまっている。



やはり合作とは軸足を一方に決めた方が、話が分かりやすく喜怒哀楽も感情移入しやすく映画として楽しめるのだ。
クリストイーストヴッド監督の硫黄島の2部作のように自国から見た戦争・他国からみた戦争という感じで製作した方が、感情的に映画を見る観客にも意識せずに人間そのものの感情を理解出来 引き込める事が出来るのであろう。

(硫黄島の映画は世界1・2位の映画市場であるアメリカ・日本のマーケットを意識した戦略はどうなるか?公開前の現在ではわからないが・・この映画が成功する事で日本と他国との合作製作が、ある意味で意識的に変わる可能性を秘めていると言えるであろう。)




「青燕」は苦労して集めた複葉機を使った飛行シーンと一緒にCG合成した映像は一見の価値がありオープニングから期待させてくれるが、あとが続かない・・スピード感もあまり派手には表現出来ない旧型のプロペラ機が主体では^^。

ストーリー的にもう少し飛行免許を取得するまでを描くとか、ベタでもポイントを絞りこんだ話のほうが密になり感動的になったはずである。
あまりにも一人物の生涯に幅を広げてしまった事が全体的に薄っぺらい作品となってしまっている事は、韓日合作の大作でもあり非常に残念である。

なにはともあれ 日本からはアジア合作の常連である仲村トオル氏も共演している本作を公開時?ぜひ劇場で!

「青燕」韓国URLhttp://event.movie.daum.
net/tab/chungyeon/


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アジアの風新作パノラマ
青燕Cheung Yeon
インターナショナル・プレミア
「最優秀アジア映画賞」対象作品

Staff 監督:ユン・ジョンチャン
製作総指揮:キム・ジェヨン   製作総指揮補:イー・ドンジュ/キム・ジュヒ   製作:チェ・ソンス   脚本:ユン・ジョンチャン/ユイ・インハ   撮影ユン・ホンシ   音楽:マイケル・スタウダチャー   編集:ハン・スンウオン   美術:竹内公一

Cast チャン・ジンヨン/キム・ジュヒョク/笛木優子(ユミン)/仲村トオル(特別出演)

Story 1930年代、朝鮮半島が日本の植民地だった時代に実在した韓国最初の女性パイロットの短い生涯を描く900万ドルの予算を投じた大作。監督はホラー映画「鳥肌」(2001)のユン・ジョンチャン。主演は「菊花の香り」のチャン・ジニョン。子供のころから空にあこがれていた少女パク・ギュンウオンは日本に渡り飛行学校に入学する。日本人の女性パイロットとの確執と友情、そして帝国陸軍の将校となった恋人ジヒョクとの別れを乗り越え、キョンウォンは愛機「青燕」に乗って大空を飛ぶ。

by東京国際作品紹介

クォン・サンウ裏話9・30西武ドーム ^^。

2006-10-27 02:14:40 | 韓国スター
「もし間違っても、オレたちが何とかするから。信じて。」

「とにかく、思いっきり打って大丈夫だから!」

ここで細かい指導をしてもかえって混乱するだけ。
今出来ることは、とにかく彼の不安を取り除いてやることだった・・・・。



9月30日に埼玉(インボイスSEIBUドーム{上写真})で開かれたサンウ氏のチャリティーイベント内で行なわれた和太鼓の練習過程~本番と指導した人のブログが面白い^^。

「ここの拍子は?」「ここはこれでいい?」などと、必死で真剣な表情で確認していたと言う。サンウ氏は本番当日会場に入ってからこれまで、ずっと太鼓演奏のことばかりで頭の中がいっぱいだったそうだ。(練習用の実演映像なども前もって渡してあったそうである。)

サンウ氏自身の人間味が推測される内容となっていて・・サンウ氏自身が「オレ大丈夫かな・・」といった感じなのだ。

本当に忙しくて時間がなかったのか?ズボラしたのか?夏休みの最後の週に休みの間 遊び過ぎて夏休みの宿題が出来なくなって、べそをかく子供よう・・。

がんばれ!サンウ氏!あせる顔もファンにはたまらないのだ!


写真もらってきたよ。文章だけだったら雰囲気が分からないから・・・
だからって 勝手に写真取って来たらダメじゃないかい!
そう言う べラだってこの前ス-パーに買い物に行ったとき小皿のプレゼント・ポイントシールがほしいって、勝手に食パンに貼ってあるシールとってたじゃないか!
たった2枚だけだよ!!



*どうなの?東スポまた否定。詳細な自社からのコメントがほしいですね^^皆さんも同じ?

和太鼓ブログURLhttp://askmotofuji.bblog.jp/monthly/2006-09/

釜山国際映画祭グランプリは、マレーシア映画の女性監督!!

2006-10-26 01:46:02 | 韓国映画
釜山国際映画祭グランプリはマレーシア映画の女性監督作品。(周回遅れの情報となりましたが東京国際イベントを絡めまして・・)
本年の東京国際映画祭にも招待されている監督・脚本・編集:タン・チュイムイ監督の「愛は一切に勝つ」が釜山国際映画祭グランプリ(中国映画「檳榔」との共同受賞)、国際映画批評家連盟賞(FIPRESCIアワード)のニ大賞に輝いた。
(同作品は東京国際でも上映された作品でもある)

今回の東京国際映画祭の「アジアの風」としてマレーシアの映画がも数作品招待されていた。映画祭でのマレーシアの監督達の集まるセッショントークでは釜山でグランプリを獲得したタン・チュイムイ監督も参加しこの朗報を観客と仲間の監督達と喜びを分ちあった。

東京国際映画祭の「アジアの風」と称するプログラムイベントの一つとして行なわれたマレーシアの監督達のトークイベントは自国の映画環境を語り、とても興味深い話などを聞くことができた。
(マレーシアのニューウェイブと言われる若い監督達の映画に対する熱い情熱が自国の映画を支えている事が伝わる内容となった。)

マレーシア映画界の特色として、お互いが製作・演出・撮影・出演などお互い協力しあっているという。
(何か日本のインデーィズ学生映画製作のような熱いノリで突っ走っている感じを想像してしまい、何かチープと言うよりその制作体制がうらやましく感じられたのは私だけだろうか?)

          タン・チュイムイ監督

今回釜山でグランプリに輝いた「愛は一切に勝つ」の女性監督タン・チュイムイ自身も女優として多数の仲間の短編作品に主演し、自国では小悪魔的なキャラクターとしてすでに知られた顔だそうである。(何か持ち回り的な感じで個々のポジションが確立されていったという感じ^^)

アットホームな環境で作られる映画が、作品に反映され結果的に今回グランプリを獲得するような作品が生まれたのであろう。

低予算のマレーシア作品の多くは技術革新で大きく飛躍した事を語り、女性監督タン・チュイムイは とりわけデジタルビデオを開発登場させた日本の技術に感謝していたのがとりわけ印象的であった。

PS:近年日本でも女性監督の活躍の場が多くなってきた事も良いことだ。
低予算でもマレーシアの監督達のように、映画に対する熱い気持ちでぶつかって日本女性監督ここにあり示してほしいものである。

海外の映画祭でも積極的に参加し頑張って^^。(実力があれば無名の俳優でOK!監督自身あなたも無名!前へ踏み出せ!)

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タン・チュイムイ監督の「愛は一切に勝つ」
「愛は一切に勝つ」の作品紹介
(ストーリー)
地方からクアラルンプールに上京してきたアーピンは叔母が経営する食堂で働きはじめる。夜の公衆電話でアーピンはチンピラ風の男ジョンと知り合う。アーピンには故郷に残してきた恋人がいるが、友達のいない彼女は強引なジョンに次第に惹かれてゆく。孤独を慰めあう2人だったが、しかしジョンの仕事は少女を売春に誘い込むポン引きだった。アーピンは次第に夜の世界へと引きこまれてゆく…。
監督は今作品が長編デビュー作。

by 東京国際映画紹介


新事実!!クォン・サンウ「義援金もKSJが立て替えたものではありません。」by真空管

2006-10-25 02:10:13 | 韓国スター
東スポがクォンサンウ氏に謝罪した。と韓国系の新聞各社が報じているが、この経過は東スポのリアクションを確認してからだとは思うが、この関連情報としてこの騒動の中心だったKSJの義援金の100万円立替の件に対しての爆弾発言があった。

福岡で開催されたチャリテーイベントの義援金を立て替えたと発言したKSJの代表をあざ笑うかのように本イベントの中心的な存在であった真空管という会社の代表が
「新聞に書かれていた義援金もKSJが立て替えたものではありません!」と自分自身のブログに堂々と公表しているのだ。

以前東スポの一面「サンウ ウソつくな」の記事の中ではKSJの石川社長はサンウ氏がポケットマネーから善意で100万円寄付したと報道されている事に対して
「その100万円は全額KSJが用意したもの。彼は日本で一銭も使っていない。もう我慢できない。演技はドラマの中だけにしてくれ!」と訴えていた。

現在 韓国系の新聞各社は東スポが、サンウ氏の日本の代理人に対して謝罪した事を報じている。この件に関して東スポは火曜日発売の25日付の新聞には何も記事?改正謝罪文は掲載されていない。

福岡イベントの中心的な存在であった真空管が、KSJの発言を否定する発言をした事によりこの騒動は次のステップへと移りそうだ。

韓国のサンウ管理関係者の日本側関係者からの寄付金二重請求での横領か?

またはKSJ対真空管の日本人同士の争いに発展するのか?

東スポの韓国側メディアの謝罪報道の真相とまた目が離せなくなってきたクォンサンウ騒動なのである。

真空管URLhttp://www.sinkukan.net/comment/

ぺ・ヨンジュン氏の「冬のソナタ」のアニメが制作されることが決定した。東京国際映画祭セミナーでの話。

2006-10-24 00:53:32 | 韓国スター
六本木の映画祭会場でもある六本木ヒルズでは映像業界関連の特別セミナー等が業界関係を集めらて開催された。韓国関連でのセミナーではヨン様の「冬のソナタ」の監督であるユン・ソクホ監督の会社である(株)ユンスカラーの代表ソン・ビョンジュ氏がの日韓の業界人との対談形式で今後の日韓関係と自社の展開も含た講演を行なった。

この中で(株)ユンスカラーの代表ソン・ビョンジュ氏は現在公演されているミュージカル「冬のソナタ」のチケットが8割位まで販売済みである事とこの公演は世界巡回される事などを報告し、また現在NHKで放送中のドラマ「春のワルツ」や今後のTV制作での日韓関係ではドラマ「雪の女王」(イ・ヒョミン監督)のロケが本年末頃に北海道で行なわれる事などを語った。
(ホントに北海道は韓国・香港・オーストラリア等ではいつも上位にくる人気観光スポットだ。^^)



また「冬のソナタ」関連では本作のアニメーション制作が韓日合作される事が決定した事を発表した。(NHK?)
TVドラマ「冬のソナタ」は11ヵ国で販売され現在も他国で
セールスが進められている事を報告し、このコンテンツの人気に便乗し冬ソナのアニメ版にも期待している構想が見え隠れしていた。

アニメ化には時間が掛かるのでこれからの発表などが楽しみなのだが・・日本での声優はTVドラマ「冬のソナタ」のキャストがそのままスライドか?^^。

ヨンサマのアニメでもぺ・ヨンジュン氏のファンはアニメでも「冬ソナ」を見るのだろうか?

アニメでぺ・ヨンジュン氏とソックリだと、また違った「冬ソナ」が味わえるかも(それはないか^^)。
ファンにはアニメ化されたヨンサマの顔が気になるところか。

まずはご報告まで

*現在NHKで放送中のユン・ソクホ監督のドラマ「春のワルツ」URL
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/waltz/

東京国際映画祭が21日開幕!!釜山国際映画祭からバトンタッチ。

2006-10-23 00:42:29 | Weblog
本日から釜山映画祭フォト特集も終わりバトンタッチのように東京国際映画祭が21日より開幕した。(20日はオープニング・イブ上映として木村拓哉主演「武士の一分」が先行上映された)映画祭は10月29日(日)まで行なわれる。

渋谷・六本木は1年振りに映画祭の雰囲気に包まれる。

本日は韓国映画「浜辺の女」が渋谷オーチャードホールでコンペション参加上映され上映後ホンサンス監督のティーチィンが行なわれ流暢な英語で質疑応答をした事を耳にした。

韓国釜山映画祭で本作を観たが、キム・スンウが出演してもホンサンス監督の映画はホンサンス監督のスタイルはまったく崩れていないのだ^^。

ビョンホン氏が出演してもヨン様が出演してもホンサンス監督の映画はホンサンスと言うことである。

どのような感じの人なのか気に掛かる人もいるのではないかと・・・(まぁ興味ないか^^)
釜山映画祭での写真ですが一度 監督チェックをば・・。

(キム・ギドク監督と並び世界的に注目されている韓国の監督なのはご承知のとうり。)


この人が世界的に注目されているホン・サンス監督です。
        林家三平師匠ではありません。



          キム・テウ

          ソン・ソンミ


東京国際映画祭URLhttp://www.tiff-jp.net/ja/

韓国映画キム・スンウ主演「浜辺の女」URLhttp://www.filmbom.com/womanonthebeach/

釜山映画祭の特集看板を下ろそうとしていたら、朝鮮日報に日本人のマナーの悪さが指摘されていたので・・。

2006-10-22 01:28:18 | 韓流
閉幕式も終え無事終了した・・と思っていたら朝鮮日報が日本人ファンのマナーの悪さを指摘していた。。イ・ビョンホン氏はどんな気持ち?

記事の一部抜粋と「家政婦は見た」ではない^^。
「私も見た一部のマナーの悪い日本人ファン」をご紹介。

「~15日に行われた「KMカルチャーの夜」イベント。イ・ビョンホンが出演した「夏物語」の制作報告会が行われる予定だったことから、多くの日本人ファンがかけつけた。しかし会場にかけつけた日本人ファンが無理やり入場を試みたため、一部取材陣とゲストの入場が1時間以上遅延した。会場の中にはどのように入手したのか、映画祭の関係者バッジをつけている日本人ファンも目に付いた。

 この前日に行われたイ・ビョンホンのフランス文化芸術勲章授与式にも数百人の日本人ファンが集まり、イベントの進行が困難な程に込み合った。~」

と記事は少し前だが朝鮮日報が報じている。

「KMカルチャー」のイベントは警備が厳重で一部の報道陣しか入れず地元の韓国記者でも中へ入ることが許されなくて大変だったのだ。

もちろん会場に入れないのは日本人ファンも同じ・・・。

でも皆さん’おしん’のように辛抱強く・・今度は会場から出てくるビョンホン氏を待っていました。

しかし記事に書いてあるように・・「一部ファンが取材陣やゲストの振りをして無理やり入場したため、イベントの進行に支障を来たしたり、お金を払ってでも映画祭のゲストカードを買おうとしているファンも目にする。」とありビックリ!!

無理やり入っている人は見かけましたが・・お金を払ってGUSTカードを手に入れようと・・。(これって買収。お金で?)

私の目の前で、関係者じゃない人とバレて途中でつまみ出された。30代位の勇気ある女性ファンがいました^^。結構 長時間いましたね。その人^^。

ビョンホン氏のフランス文化芸術勲章授与式の報道カメラマンのカメラの下にうずくまって座っていたのです^^。

(このカメラの砲列の真下に彼女はデジカメを構えて仙人の様に座っていたのだ!!)

どう見てもプロではない普通のデジカメ^^。うすうす私も気がついていたのですが・・同じ日本人同士・・密告はしません。
(大変だったんだろうな~そこに座るのと同情してしまいました^^。)

しかしビョンホン氏のセレモニーなどが行なわれている最中に見つかり、つまみ出されてしまいました。(残念もう少し^^)

一部のマナーの悪い人達の為に日本人全体の印象が悪くなってしまう事は、とても寂しい事です。
私自身も含めてですが、海外での行動は今後気をつけてお互い行き過ぎた人に注意をするぐらいでないと・・今後 更に厳しくなり日本人お断りになりかねません。

気持ちだけでも宝塚ファンのようにスターに対しての遠慮や配慮又会場での気配りを忘れない様にしましょう^^。

関連朝鮮日報URLhttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/17/20061017000003.html