私の中に枠がある。
[あなた]という基準枠。
真っ先に出てくるのは、[あなた]という私の中の価値観。
空気を何も考えず吸って吐くように、ごく自然に当たり前のように。
だけど、もう、私に[あなた]は必要ありません。
私は、本当の[私]になれたから。
感謝を添え、優しく包んでお返しします。
今まで、本当にありがとう。
[あなた]。
■自分の両親、育った環境、培われた価値観。
友人、恋人、部下上司・・・そして最愛の人。
常に、目の前にある[あなた]に影響を受け、私は育まれ成長を遂げた。
本当の[私]になるために、必要だった[あなた]。
時には正論ぶって[あなた]を振りかざし、時には心の不自由さから[あなた]を毛嫌いした。
いつしか全てが馴染んできて、いつのまにか[あなた]を身に付けた私が生きていた。
やがて魂は目覚めの時を迎え、[あなた]を身に付けていることに、私は違和感を感じ始めた。
私は[私]・・・と。
煩わしくなった[あなた]を、私は手放したくなった。
[あなた]なんか要らないわ、[あなた]がいると邪魔なのよ、そう言って。
そう言い続ける私から、[あなた]はなかなか離れなかった。
[あなた]を拒む私の心は、ますます自分を窮屈にした。
そしてそれは、自分自身を否定し傷付けていることと同じだった。
今までの、そして今の私は、[あなた]があったからこそ存在するのだ。
私は[あなた]に支えられていた。
私は[あなた]に守られていた。
この世を生き抜き、本当の[私]になるために。
ありがとう、ありがとう・・。
そう気付いたとき、役目を終えた[あなた]は私から離れていった。
私の感謝の心に包まれた[あなた]は、大いなる一つへと還っていき、私は本当の[私]を生き始めた。
[あなた]という基準枠。
真っ先に出てくるのは、[あなた]という私の中の価値観。
空気を何も考えず吸って吐くように、ごく自然に当たり前のように。
だけど、もう、私に[あなた]は必要ありません。
私は、本当の[私]になれたから。
感謝を添え、優しく包んでお返しします。
今まで、本当にありがとう。
[あなた]。
■自分の両親、育った環境、培われた価値観。
友人、恋人、部下上司・・・そして最愛の人。
常に、目の前にある[あなた]に影響を受け、私は育まれ成長を遂げた。
本当の[私]になるために、必要だった[あなた]。
時には正論ぶって[あなた]を振りかざし、時には心の不自由さから[あなた]を毛嫌いした。
いつしか全てが馴染んできて、いつのまにか[あなた]を身に付けた私が生きていた。
やがて魂は目覚めの時を迎え、[あなた]を身に付けていることに、私は違和感を感じ始めた。
私は[私]・・・と。
煩わしくなった[あなた]を、私は手放したくなった。
[あなた]なんか要らないわ、[あなた]がいると邪魔なのよ、そう言って。
そう言い続ける私から、[あなた]はなかなか離れなかった。
[あなた]を拒む私の心は、ますます自分を窮屈にした。
そしてそれは、自分自身を否定し傷付けていることと同じだった。
今までの、そして今の私は、[あなた]があったからこそ存在するのだ。
私は[あなた]に支えられていた。
私は[あなた]に守られていた。
この世を生き抜き、本当の[私]になるために。
ありがとう、ありがとう・・。
そう気付いたとき、役目を終えた[あなた]は私から離れていった。
私の感謝の心に包まれた[あなた]は、大いなる一つへと還っていき、私は本当の[私]を生き始めた。