校庭で行事があって
職員室に戻るときのこと。
入り口の近くが狭くなっています。
先頭に立っていたサチコ先生が、ふと立ち止まると
すぐ後ろを歩いていた校長先生に
道を譲りました。
声にこそ出しませんが、『お先にどうぞ』というしぐさをしました。
校長先生が
「校長を立てるンかい。えれエ(偉い)じゃねエか・・・」と言ったら
そして
校長先生は
「フン・・・やっぱり校長と思ってねエな・・・」と
つぶやいて、中に入っていってしまいました。
私たちは、ただただ、笑い転げていただけでした。