高麗人参と同じウコギ科の植物で、広葉樹原生林に自生しますが、分布は世界的にみてもごく狭い範囲に限られていて、日本では北海道の東部、摩周湖、阿寒湖、屈斜路湖のあたりが自生地です。 高麗人参と同様、昔から民間薬・漢方などに広く使われてきた植物で、そのはたらきとしては、免疫力のアップ、精神を安定させる、ストレスに強くなる、といったことが言われています。
さらに近年では、モスクワオリンピックで金メダルを独占した旧ソ連の選手が食べていたことから、集中力を高め、反射神経をアップさせるという点でも熱い期待が寄せられています。 そのほか、エゾウコギの体に対する効果の研究の中で有効と考えられているものは以下の通りです。
● 脳を若返らせ、記憶力を高める。
● デスクワークや勉強でのミスを減らし集中力を高める。
● 酸素摂取量の増強。
● βエンドルフィンの働きで胃潰瘍の発生を抑える。
● 高血圧、低血圧両方に作用。
● 肝障害を保護。
● 動脈硬化、神経症、不眠症、律神経失調症、更年期障害などなど。