店によって、「中華料理」と言う看板をあげている場合と「中国料理」とあげている場合があります。 「中華料理」と「中国料理」は何が違うのでしょうか? 中国料理には「北京」、「上海」、「広東」、「四川」の違いはあっても、「中華料理」と「中国料理」の違いはないそうです。 では、一体何故「中華料理」と「中国料理」と使い分けられるようになったのでしょうか? 色々な説がありますが、そのうちの1つに「高級感」があります。 すなわち、「中華料理」の方が「中国料理」よりも若干“高級らしく聞こえる”からで、有名なホテルや大きな店はだいたい「中華料理」と銘打っていますし、 メン類や飯類、ギョウザを中心とする街の料理店は圧倒的に「中国料理」が多くなっています。 他には、「中華料理」は「日本人向けに味付けや調理法が工夫された物」で、「中国料理」は「中国本来の物」、とする説もあるようです。 ちなみに、「中華料理」と「中国料理」を総称して「中国菜」と呼ぶ事もあるそうです。