遠隔ドームと望遠鏡はもちろん完全同期していなくてはなりません。
しかし実際は、少し筒先にかぶってしまうことがあります。
その対策として、私は筒に4つのカメラを取り付けています。
スリットに向かって左右のカメラで加減しながら微調整するわけです。
そのほか、ドームには大抵照明がありますから、
例えば冷却CCDを1秒程度で連続撮像させ、照明を点けたり消したりします。
スリットが被っていると照明をつけると出現する画像が白っぽくなります。
しかし、スリットが被っていないと、出現する画像に変化はありません。
遠隔ドームはそばに人がいないわけですから(笑、当たり前)安定運用には
カメラなど使って現場の状況をいかに把握するかにかかっています。
あとは自分の感覚を磨くとか、、、。(笑、超アナログですね。)
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