梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

農作業

2008年12月21日 | 農場
 私は5年ほど前から陶芸やダンスなどで忙しく、殆ど農場に行きませんでした。一昨年、昨年は畑の作物の手入れも悪く、余り収穫できなかったようです。今年の5月の連休に久し振りに農場に行きましたら、今年はメンバーも少なくなり、今までの畑作業の中心者も辞め、今の中心者は畑の経験が無く、困っていました。振り返れば17年前に米作りを目的に始めた会ですので、畑作業は皆さん余り経験が有りませんでした。私は30歳代に柏で数年間荒地を耕して畑作業をした経験が有りましたので、畑作業は私が中心になり皆さんに教えました。そんな訳で、今年は陶芸やダンスなど他の趣味の会の合間に筑波山の麓に月に1,2度行き畑作業を教えながら農作業を行っていました。その過程をこのブログにも残そうと記載しています。しかし、私を除き主な作業者が3人では、それも米作りの合間の畑作業ですから、2反の畑を有効に活用する事は出来ず、夏は私が耕す場所を除き、草ぼうぼうの畑でした。
 20日はタマネギの定植の為に筑波山の麓の農場に行きました。タマネギの種を蒔く時期が遅く、10月中頃に蒔きましたので、まだ苗が大きくなっていません。普通は9月に種を蒔き、11月から12月に定植しますが、苗の生長が遅れています。9月には稲刈りが有り、その後の脱穀など色々な作業が続く時です。畑作業では皆が喜ぶ、大根の種蒔き、その後の間引きや草取りを優先しました。しかし、他のメンバーが遅くなりましたがタマネギの種を蒔きました。12月は今日しか農場に行けないので、定植の作業をしようと出かけました。しかし、苗が小さく、大き目の苗を選び100株定植しました。後は1月または2月まで苗の成長を待ち、順次定植しようと思います。今回植え替えた苗の根を見ますと根がよく張っています。今苗の生長が遅くても、肥料を充分に与えれば挽回できるのではと僅かな望みを持つ事が出来ました。筑波山の麓の畑は真冬の気温が東京などより下がり、霜柱が大きく成長します。その為に初めてタマネギを作った時にはタマネギの苗が浮き上がり、半分以上苗を駄目にしたことが有りました。その為に今回は畝を作らず、苗を植えた周りの場所を指で圧しし土を硬くしました。霜柱が立った時に麦踏のように圧しするのですがそれを定植時に行いました。1月,2月にどれだけ効果が有るか見てみたいと思います。

 今回他のメンバーが遅いですがタマネギ、ニンジン、春菊、小松菜、カブなどの種蒔きを行った後の種の発芽率は非常によいようです。種を蒔いた後に薄く土を掛、手の平でその土を圧しすることを覚えたようです。これは大きな収穫です。カブはビニールでトンネルと作れば来年の早春には立派なカブの収穫が出来ると思います。苗が小さいので春菊や小松菜は厳しい寒さに耐える事が出来るかもと思います。しの竹を立てるとよいかもと思いますので、来週作業してもらおうと思います。
 絹さやは順調に成長しだしました。今年は気温が高目ですので、この時期としては成長が良すぎるようです。しかし、1月、2月に今の暖かさの反動で、厳しい寒さになりますと、成長しているが為に霜には弱いです。しの竹の霜よけで防げるか不安です。

 大根は2週間前より驚くほど太くなっています。特に三浦大根は2週間前はまだそれほど太っていませんでしたが、今は立派な三浦大根になりました。今年は間引きをした後に概算したら800株ほどの青首、三浦、たくあん大根の株が有りましたが、11月後半の収穫祭やその後に作業に来た人が持ち帰り、また、たくあん作りをしたりと半分ほどは消化したようです。しかし、まだ畑は大根で青々しています。私も車のトランクに一杯の大根を持ち帰りました。持って帰り近所の方や普段お世話になっている方に配るのも農作業の収穫の楽しみです。特にこの時期は今は殆どスパーで売っていない三浦大根を70才前後の料理の好きな方にお配りすると大喜びです。たまたま筑波山の麓で借りている大根畑は土が軟らかく立派な大根が育ちます。三浦大根には適した場所と思い、何時もその収穫を楽しみにしています。しかし、一昨年、昨年は収穫できず、三年ぶりの大収穫で、久し振りに三浦大根の喜びを分かる方に配る事が出来、この一年の畑作業の締めくくりとしてはよかったと思っています。
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