1月30日(火) <1月10日の続き>
大江戸歴史散歩を楽しむ会 1月定例会-①
江戸東京の歴史散策に興味があり、健脚であればどなたでも気軽に参加できる「大江戸歴史散歩を楽しむ会」を開催しております。健康散歩や歴史探訪に好奇心がある趣味を同じくする、世間と折合いの付けられる人々が集い、江戸切絵図を片手に身近な散歩を楽しみながら懇親を深めることを目的としています。定例会は毎月の第2水曜日と第4水曜日の2回開催致します。どうぞ、お気軽に参加ください。
テーマ : 皇居参観・丸の内・東京駅を歩く ガイド : 渡辺功一(大江戸歴史散歩を楽会) コース : 大手町駅→桔梗門受付→窓明館(休所)→富士見櫓下→塔の坂→
宮殿東庭→宮殿中門→正門鉄橋(折返し)→宮殿東庭→宮殿→
北車寄前→山下通り→宮内庁庁舎前→桔梗門出口→和田倉門→
行幸道路→新丸ビル→丸ビル→KITTE→東京駅南口→新駅前広場
行幸通り(正式名は東京都道404号皇居前東京停車場線だそうです)
昨年末に駅前広場も完成し仮囲いも外されたので皇居前広場から東京駅が直接
見えるようになりました。
この辺りは丸の内です、本丸内堀の中で御曲輪内(おくるわうち)と呼ばれ、親藩や譜代大名の江戸藩邸が24あり南北町奉行や勘定奉行の奉行所・評定所も置かれて、「大名小路」とも呼ばれていた。
正式に「まるのうち」と呼ばれるようになったのは1929(S4)年に丸ノ内1~3丁目という町名が誕生してからのことで、1970(S45)45年町名の表記が丸ノ内から丸の内と変更された。
数日前にTVで見たのですが、昔の役所の書類は漢字とカタカナで書かれており戦後平仮名表記になったので1965(S40)年頃からカタカナ表示を平仮名表示に変更していったそうです。(霞ヶ関⇒霞が関 虎ノ門⇒虎の門 堀ノ内⇒堀の内など )
これから東京駅前で一般入場出来る見晴らし階のあるビルに入って東京駅を眺めます。
JPタワー (KITTE)
日本郵便が初めて手がける商業施設で、旧東京中央郵便局の局舎を一部保存・再生した部分がのこされており、ネーミングは「切手」と「来て」2つの言葉に由来するそうです。
建替時、郵政民営化に反対だった麻生内閣の鳩山邦夫総務相(2年前に亡くなった)が東京中央郵便局が重要文化財だと言って建替えに反対して波紋を呼び、現地を抜打ち視察し重機に削られて散らばった外壁タイルタイルをみて「このままではどんどん壊される一時的にせよ工事は止めるべき。日本郵政は強引だ」と大騒ぎしたパホーマンスを思い出しますし、私も解体の様子を見に行きました。
入るのは初めてですが、表も内部もうまい具合に残されています。
旧中央郵便局長室も残されています。
ここからは東京駅に地上で出入りする新幹線や山手線などが見えます。
東京ステイションホテルの前を通り
1921(T10)年原敬19代内閣総理大臣遭難現場
八重洲中央口構内には1930(S5)年濱口27代内閣総理大臣狙撃された場所があります。
丸の内ビルディング
下層には先代丸ビルの面影を復元されている。
渡辺さんありがとうございました、皆さんお疲れ様、楽しい17.000歩でした。