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逆境こそ成功のチャンス

No.797  【 前受金とは 】

2008年11月19日 | 会計用語
[用語]No.797【 前受金とは 】


[解説]前受金の呼び名は業種によって異なる場合があります。

そして、前受金は資金繰りを助けることにもなります。


特に、大型プラントや新造船の建造など発注から納入までの期間が
長い製品を扱っている企業では前受金が大きくなりやすいのです。


三菱重工業の場合は九九年三月期決算で前受金が
九千九百六十六億円に達していました。

受注した企業はこの前受金を材料の仕入れ費用など製造過程
での支払いに利用することができますから、資金繰りの面
で助かります。


建設会社では前受金に相当する項目として「未成工事受入金」
が流動負債にあります。


製造する物が大きい場合は
当然仕入れも人件費も費用も莫大な金額になりますね・・・

そんなときの助けに前受金が力を発揮してくれるのです


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《今日の一言セラピー・・・》

毎朝通勤の道で木々がとても美しく紅葉しているのに気がつきました。
忙しい忙しいと、見るゆとりが無かった自分に反省・・・

きれいだなぁ~~~と感慨深く見とれていました。が、

毎朝同じ時間に同じ会社の方たちが歩道の、風で舞う木の葉の
掃除をしてくださっているのにも気がつきました。・・・

思わず心の中で、
『ご苦労様です。お陰さまできれいだと思えるのですね。』

お掃除をしてくださる方がいないと、紅葉もきれいとばかりは
言えませんものね・・・・。

裏があるから表があるんですね・・・
陰があるから陽があるんですね・・・・

きれいな木や花も土の中の見えない根が一番大切ですものね・・・

ありがとう。ありがとう・・・・
紅葉とともに、なにかあったかいものを感じた一日でした。