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逆境こそ成功のチャンス

No.779 【 負債比率 】

2008年07月08日 | 会計用語
[用語]:No.779 【 負債比率 】


[解説]
借金のルールを守っているかどうか?

負債には適正な規模があるので、
それを守っているかどうかを判断する基準があります。

これを、「経営の安全性分析」といいます。


借入金返済や利払いの能力などから
経営の安全性を確かめておく指標に
負債比率があります。


負債比率(%) = 総負債(他人資本) ÷ 自己資本 × 100


負債比率とは、安全性分析の一指標で、
他人資本(つまり借金)が
自己資本(つまり自分のおカネ)に対して
どれだけあるかを示す指標です。


この比率が低いほど財務の安定性が高いと言えます。
別の呼び方としては、
レバレッジ比率
ギアリング比率。


100%以下が望ましい状態とされます。




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がんばれOL!
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工業社会と子どもたちの時間(10)



「親がキレやすくなった」ということの背景には、

こうした社会の急激な変化と、
その過程で進んだ時間感覚の変化

という2つの変化に対する問題があると思います。


大人の時間感覚を変えなければ、
キレる現象は、なくならないのです。


幸い、子どもたちは先天的に
農業社会的な時間感覚を持っています。


親が余計な規制さえしなければ・・・

子どもたちは、
好きなことを、好きなだけ
時間を忘れて、夢中になって続けるものです。


今、とても大事なことは、

大人(親)である我々が、
ときには子どもに返ること。

そして、時間を忘れることの快感を体験すること。

自らの時間感覚について、
しっかりと認識することでしょう。


そうすれば、
スピードアップばかりを求めることは反省できます。

そのとき、「キレる」ということは
自然に減っていくと思われます。



(おわり)