かへる 東の国探訪記

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全米選手権2016ノービス男子(5)

2016-01-25 22:56:00 | フィギュアスケート
今朝は早起きして全米選手権男子フリーを見るつもりが、目が覚めたら5時を回っていた
ユーロ下位グループが大好物なわたしにとって、全米下位グループもまた見逃せないものである
第1グループをまるまる見逃したことになる
仕方がないので、第2グループから見ることにする

最終の第4グループの途中で出勤しなければならない。
ネイサン・チェン選手とマックス・アーロン選手の素晴らしい演技を見た後、
アダム・リッポン選手が最初の4Lzで転倒したのを見て
「あ~、こりゃリッポンダメだわ」と思ってテレビを消して部屋を出た自分を叱りつけてやりたい
(そのかわり、帰宅して再放送を見たのだが、やはりリアルタイムで見たかった)

ここから本題に戻る

選手やコーチは、いったいどのくらいまでキスクラにいていいものだろうか?
というのも、わたしの好きなこの師弟は、次の選手が演技している間も、ずっと座っていたからである。
(動画にしっかり映っている)
フリーの演技は3分半だが、その半分くらいまでいたと思われる。
次の選手の演技を見ているわけでもなく、ずっと話していたようだが、係の人に叱られなかったのだろうか

INに載っていた先生の談話で、ピーター君が今シーズンの初めに怪我をして、
そのためシーズン前半は不調だったと知った。
シーズン始まって間もなくということは、おそらく昨年7月にフィラデルフィアで行われた大会あたりだろう。
ひどい転倒をして、腰を痛めたとのことで、完治までに3ヶ月かかったそうだ。
南大西洋リージョナルでも、東地区セクショナルでも調子があがらなかったのは、この負傷のためだったのだ。
全米に間に合って良かったとつくづく思う

フリーが終わって、すぐに表彰式になる。
しかし、製氷と6分間練習やり直しに引き続き、またしてもトラブルが起こった
ジャンプ要素の見誤りのため集計し直したら、4位と5位が入れ替わったのだ
(2F+3Tだったのが3F+3Tに訂正された)
そのことが発表されたのは、表彰式の直前だった。
最初4位だと発表された選手にとっては気の毒な話である

表彰式が始まる。
名前をコールされると、その選手がフリーで使った曲が流れる
これは拍手に応えているところ


このあたりのカテゴリでは、選手同士が握手したりハグしたりはしない。
そのまま台に上がる。
3位の選手が近づいてくるというのに、1位と2位の2人は台の上で私語を交わしている。
所属しているクラブや練習場所は違うのだが、年齢が近いせいか、話が合うのだろうか。
よく考えてみたら、彼らは練習やり直しになった2人である。
「あの時はずいぶん待たされたね」「ちょっと体が冷えちゃったよね」などとでも話しているのだろうか


4位になったウィリアム・ハバート君は、現在はインディアナ州にいるが、昨年までフロリダで練習していた。
昨季までセクショナルでピーター君と一緒だったので、クラブは違うが仲良しのようだ。
台に近づいてくるウィリアム君に声をかけている。


3位になったのはマキシム・ナウモフ君で、両親は1994年に幕張で行われた世界選手権(ペア)の金メダリストである。
この4人の中で最年長は17歳のウィリアム君で、次が15歳のピーター君、残る2人は14歳である。

それにしても、ウィリアム君以外の3人が落ち着きがない。
どこの国でも男子中学生とはこのようなものなのだろうか。