Kagechoのネコ的音楽&介護生活

音楽と猫が好きな介護職員の日々の記録。音楽や猫が好きな方、介護関係の仕事をしている方に読んでいただければ幸いでしょう。

納豆にからし(美味しんぼの話)

2009-02-16 13:32:02 | Weblog
 「美味しんぼ」というマンガがある。単行本は102巻(!)まで出ている。もう20年ほど前、一時期愛読していたが、最近はすっかり遠ざかってしまった。そのマンガが米国で発売されているらしい。日本の作品が海外に進出するのは喜ばしいことだ。そこには当然、日本語から英語への(日英)翻訳という作業が発生する。翻訳というと、英語から日本語への(英日)翻訳のイメージが強いが、これからはその逆のケースも増えてくるだろう。

 背景には日本食ブームもある。宇宙食の分野でも日本食の研究開発が進んでいるらしい。宇宙食のお寿司なんて、あんまり食べたくないけど。
 ぼくは「食通」にはほど遠い人間だが、「美味しんぼ」のエピソードで二つ印象に残っているものがある。一つは「わさびは醤油に溶かしてはならない」ということ。もう一つは「納豆にからしを加えると臭みが気にならなくなる」ということ。納豆にからしが付くようになったのは、このマンガの影響ではないかと思っている。それまではからしなんて付いてなかった。

 両方のエピソードに共通するのは、若い男女のカップルが登場し、結婚寸前で問題が起こるという設定。わさびの話は、女性の父親がわさびの生産者で、婚約者の男性がわさびを醤油に溶かして(刺身を)食べようとしたのを見て激怒、「お前なんかに娘はやらん!」と大騒ぎになる。わさびを醤油に溶かしたら、わさびの味、香り、風味が台無しになるというわけ。納豆にからしの話は、たしか男性の方が納豆嫌いで、「結婚したら毎日納豆ねっ!」という納豆大好きの女性とケンカになる。男性の方は「納豆なんて臭くて食べられない」という。そこで主人公が登場、それぞれのトラブルを解決し、めでたしめでたし…… となる。結婚前のみなさん、食生活、味の好みの問題は大きいですよ。早めに解決しましょう。

 そういうわけで、知らず知らずのうちにこの習慣が身につき、ぼくは基本的にわさびを醤油に溶かすことはしない。刺身やそばを食べるときは、わさびを直接それらに付けて食べる。納豆には必ずからしを入れてよくかき混ぜてから食べる。このマンガがヒットしたのは、こういう身近な食生活について、いろいろ教わることが多かったためだと思う。
 ちなみに納豆に大根おろしを加えると、味がまろやかになって、さらに美味しいですよ!

 美味しんぼ

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