介護日誌（2011．6．04）

　久しぶりの日誌です。ちょうど５か月が過ぎました……　

　＜ヘルパーにとって一番辛いこと＞
　職場の上司、先輩などとの人間関係。たしかにあります。なんというか……　なんとなくまとまりがない、スッキリしない雰囲気ってありますよね。ヘルパーの人たちって、年齢も経歴も出身地（国籍？）もさまざまで、その職場には独特の雰囲気が漂ってます。基本的に、そんなに悪い人はいないと「思いたい」のですが、中にはヘルパーとしての適性が著しく欠けている？？？　と思わせるような人もいたりします。
　ヘルパー同士は、お互いに協力することが大事ですが、時々ストレスを感じることもあります。でも、ストレスは、相手から受ける場合もあれば、相手に「与えてしまう」こともあるのでしょう。それはお互い様ということで、あまり気にしないようにしてます。今日も、あるヘルパーさんが「○○のせいですごくイライラする」と話していたのですが、ぼくはその人の言動に対して、イライラを感じてしまいました（笑）。すぐイライラする人は、（周囲の人を）イライラさせることも多いのではないでしょうか。

　＜介護拒否＞
　やっぱり一番辛いのは、利用者さんに拒否されることかもしれません。
　声かけに対し、

　「あんたにそんなこと言われる筋合いはない」

　と言われたり（笑）、

　「血圧が高いので入浴はできません」と言うと、

　「あんた神経質だね。医者でもないくせに」

　と言われたり(T_T)

　認知症のあるお年寄りは、本当に子供（または赤ちゃん）と同じです。相手に気をつかうことは、ほとんどありません。

　＜救われた一言＞
　利用者さんの言葉に傷つくこともあれば、救われることもあります。今日は、個人的にやや「不穏（不機嫌）」だったのですが、勤務終了直前、ある利用者さんから、

　「オムツあてて。ちょっとゆるめに」

　と言われ、オムツをつけてあげたら、とても嬉しそうな顔を見せてくれました。つられて、ぼくも笑ってしまいました。

　今日は、この一言で救われたような気分です。
　それでは、また。