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Kagechoのネコ的音楽&介護生活

音楽と猫が好きな介護職員の日々の記録。音楽や猫が好きな方、介護関係の仕事をしている方に読んでいただければ幸いでしょう。

「バンテージ・ポイント」

2009-03-13 13:05:54 | 映 画
 妻の薦めで「バンテージ・ポイント」をDVDで観た。舞台がスペインのサラマンカということで。なんでサラマンカなのか、よくワカランガ。ところで、サラマンカの他にサマランカという地名もあるのかな??? ネットで検索すると両方が出てくる。まさか書き間違いじゃないよね? 書き間違いだったら許さん(笑)。妻が昔、この街にホームステイしてたんだと。それだけの理由なんですけど。ヨーロッパで3番目に古い「サラマンカ大学」で有名だそうです。

 タイトルは「眺望のきく有利な地点」「視点」という意味。「アドバンテージ」の「バンテージ」ですね。この映画は、8人のバンテージ・ポイントから視た、大統領狙撃事件を描いたもの。こういう構成は初めてだったので、少し驚いた。黒澤明の「羅生門」でも同じような手法を使っているとか。こちらはまだ観ていません。ストーリーは、ごく普通というか、ありきたりのもの。ストーリーそのものよりも、その見せ方が全てと言ってもいいかもしれない。

 クライマックスで、主人公のシークレット・サービス役のデニス・クエイドが、すさまじいカーチェイスを演じている。大統領一人を救うために、一般市民5~6人は軽く轢き殺していると思われる(笑)。オイオイ。すごいというよりも笑ってしまう。映画だからいいけど、現実にやられたらとんでもない。

 デニス・クエイドといえば、昔「インナースペース」という映画を観た覚えがある。だいぶ年をとったけど、がんばってます。

 バンテージ・ポイント
 サラマンカ
 デニス・クエイド

祝「おくりびと」アカデミー外国語映画賞受賞!

2009-02-23 14:11:45 | 映 画
 「おくりびと」が受賞したそうです。よかったですね。それと「つみきのいえ」が短編アニメ賞を受賞したそうで。よかったよかった。おめでとうございます。日本映画も捨てたもんじゃないぞ。
 でも、「おくりびと」まだ観てないんだ(笑)。すみません。DVDでゆっくり観たいと思います。山形県の庄内地方を舞台にしてるとは知らなかったな。ぼくの出身地に近いんですよ。この地域はここ数年、映画作りが盛んなのです。「たそがれ清兵衛」もそうだし。

 滝田洋二郎監督。なんか聞いたことある名前だなーと思っていたのですが、もう20年以上前に「コミック雑誌なんかいらない!」という映画を観ました(主演:内田裕也)。けっこう衝撃的な作品でしたよ。タイトルは「頭脳警察」というロックバンドの曲名からとったものです。

 俺にはコミック雑誌なんかいらない~♪
 俺にはコミック雑誌なんかいらない~♪
 おーれのまわりはマンガだ~から~♪

 たしかこんな歌詞でした。当時、実際にあったいくつかの事件を題材にし、内田がTVレポーター役で「恐縮です」と言いながら取材をするという社会風刺的な内容でした。キャストも豪華なので、もう一度観たいですね。あと「桃色身体検査」なんかもいいかも(笑)。

 滝田洋二郎

「ゴッドファーザー」

2009-02-14 13:18:49 | 映 画
 今晩、衛星放送(BS2)で不朽の名作「ゴッドファーザー」が放送される。ビデオも持っているし、原作も読んでるし、テレビで何度も観ているので、「何を今さら」という感じではあるが。もしかしたら映像が少しきれいになっているかもしれないので、とりあえず録画予約しておく、と。

 なんで好きなんでしょうね…… まず70年代に作られた映像が全体的に好きということ、アル・パチーノが好きということ、音楽が好きなこと、何度観ても飽きさせない構成、それと「陰で人を操る」というのが魅力というか、なんかカッコイイのかも。映画のタイトルのロゴマークとして、操り人形を操る手が描かれている。ちなみに、サッカーの「カズ」こと三浦和義は、マフィアのマニアらしい(笑)。彼はあのファッションが好きみたいです。
 大きな見せ場であるのは間違いないのですが、別にマフィアが好きだとか暴力シーンが好きだとかいうわけではないと思う。でも、ほとんどの男は、心の中で「ゴッドファーザーみたいになりたい」という願望があるのかもしれない。その影響力は会社の社長どころじゃないですから(笑)。でも家に帰ればもっと怖いゴッドマザーが待っている。逆らうと命が危ない。

 語りたい「うんちく」はいろいろあるのですが、ネット内に既にたくさんあるので、ほんの少しだけ。
 ・アル・パチーノは1940年生まれ(現在68歳)公開当時は32歳 ジョン・レノンと同年齢 両親はシチリア島出身だが本人はニューヨークで生まれた
 ・原作者のマリオ・プーゾはアル・パチーノが子供の頃同じ地区に住んでいて彼のことを知っていた
 ・映画会社はマイケルの役をウォーレン・ビーティ(俺たちに明日はない)かジャック・ニコルソンと考えていたがコッポラ監督が強引にアルに決めた
 ・長男ソニーが殺されるシーンは「俺たちに明日はない」を参考にしている

 まとめの言葉が見つからない。まずは、まだ観たことがない人は一度観てほしい。もしかすると、一度観ただけでは理解できないかもしれない。二~三度くらい観ればその良さがわかると思います。

 ゴッドファーザー

ローリング・ストーンズを観る

2008-12-20 07:20:14 | 映 画
 ブログを一日休んでしまった。昨日は何かと忙しくて。毎日書くというのはなかなか難しいものだ。「ノルウェーの森」について、Wikipediaに詳しい解説があったので遅ればせながらリンクを付けておきました。

 さて、本題のストーンズです。「シャイン・ア・ライト」をようやく観てきました。と思ったら、今日で上映終了という映画館もあるようで(笑)。随分短いなぁ。お客さん入ってないのかなー。
 全体の感想は、まあまあかなという感じ。マーティン・スコセッシが監督だからといってあまり期待し過ぎない方がよい。結局、被写体はストーンズで、彼らのやることはいつもどおりのロックンロールだから。60歳を過ぎても、みんな元気。驚異的ともいえる。ドラムのチャーリー(最高齢67歳)なんか、きつくないわけがない! ミックの声はよく出ている。年齢は声にもあらわれるから、普段からトレーニングしているのだろう。演奏曲目は以下のとおり。

 Jumpin'Jack Flash (68)
 Shattered (78)
 She was Hot (83)
 All down the Line (72)
 Loving Cup (72)
 As Tears Go By (65)
 Some Girls (78)
 Just My Imagination (78)
 Far away Eyes (78)
 Champagne & Reefer (マディ・ウォーターズのカバー/バディ・ガイと共演)
 Tumbling Dice (72)
 You got the Silver (69)(Vo:キース)
 Connection (67)(Vo:キース)
 Sympathy for the Devil (68)
 Live with Me (69) (クリスティーナ・アギレラと共演)
 Start Me Up (81)
 Brown Sugar (71)
 Satisfaction (65)

 あれっ? 「Shine a Light」がない! と思ったらエンディングにちょこっと。しかし、ただちにフェイドアウト。これが不満の一つ。なんだよー。作品のタイトル曲なのに。
 映像的に、どうしてもミック中心になってしまうのはしかたない。個人的には、もう少しロニー・ウッドを見せてほしかった。
 長くなるので、とりあえずこのくらいで。また思い出したら書きます。
シャイン・ア・ライト ザ・ローリング・ストーンズ