医学・医療のニューウェーブ〜医学・医療の進歩とは何か〜

入院付き添いで市民病院へ行った。医学・医療のニューウェーブに驚かされた。

自身は個人病院のリハビリ室勤務であるので、また、瀬江先生等の医学に関わる論文、著作からの学びを日常としているので、(西洋)医学の現状というものについて、今の医学・医療っていうのは大体こんなもの、ということと、最先端の医学・医療というのは大体こんなもの、ということの両者について、良く知っているつもりであった。

が、現実にみることの出来た市民病院の現状は自身の想像以上のものであった。詳細は改めて書こうと思っているが、まず何よりも驚かされたのがパソコンの使用(担当医師は、見たこともないような超スピードでのキーボード入力を見せてくれた)であり、瀬江先生等の著作で度々批判されている、知識的診断の実際(例えば、テレビでやっている「総合診療医ドクターG」をイメージしていただければ……)である。

その現状に驚かされ、一抹の不安を覚えるとともに、瀬江先生等の論文、著作で批判されている医学・医療の実際を知ることで、その理解を深めれたのでは、とも思う。