鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

雪駄の効用・雪駄のすすめ〜(狭義の)手技療法術に必須のもの〜

2018-06-10 23:02:40 | 鍼灸術・手技療法術
今年もまた雪駄の季節がやってきた。日常生活で鍛えることの大事性を実感する。

今年は天候不順で、寒かったり雨が降ったりの日が時折あったので、なかなかに雪駄を履くということを行わなかった、行えなかった。

しかしながら、いざ履いてみるとその効用の大きさに驚かされ、もっと早くに履いてておくべきだったと思わされる。

具体的には、雪駄を履いて半日も歩き回ると、その夜には脚がつって、とか一晩中足裏にジンジンとした感覚があってとかの、しっかりと足腰の鍛錬をおこなった後のごとくの状態となる。

これは、雪駄を履くということ自体は靴を履くに比べて微かに違うというプラスαの鍛錬であっても、雪駄で2時間も歩けば、そのことの一万数千倍の鍛錬になるのだから......このことが日常生活で鍛えることの大事性ということにもつながっていくのだと思う。

雪駄を履くということ、鍼や灸と違って自身の五体の実力が必要とされる、それゆえにその鍛錬が必須である(筈の、そうでなければまともに治療していくことが困難な筈の)狭義の手技療法術(マッサージ、指圧、整体等)を専門とする、していこうとするみなさんには是非に、とおすすめしたい。
今年の雪駄、8寸5分、南部表。

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