後漢の時代の1尺が23センチであると知った。骨度法・同身寸法に対するイメージが変わった。
「説文解字」の解説書として「漢字学」(阿辻哲次著 東海大学出版会)を読んでいるのだが、後漢の時代の1尺が23センチであるとの記述があった。そこでwikipedia等で調べても、同じ記述がある。
鍼灸では、経穴の取穴に骨度法・同身寸法なるものを使う。例えば、親指の横幅が1寸、親指以外の四指の横幅を合わせて3寸(同身寸法)、肘窩から手関節横紋までを1尺2寸、乳頭間を8寸(骨度法)等と決められている。このことによって、体格が違っても、正確に取穴出来る。と教わる。
一方で、自身の知識、感覚としては、1尺33センチ、1寸3.3センチという尺度もあるので、これまで古代中国の人は随分と大きかったのか?それとも、現実の人間の寸法とかけ離れた寸法を決めたのか?とすれば何故に?等々と骨度法・同身寸法に対する疑問があった。
しかしながら、「漢字学」で、後漢の時代では、「1尺が23センチ」の記述があり、それで計算すると、骨度法・同身寸法は、身長173センチ体重80kgの自身の身体の寸法とそんなにかけ離れたものでは無かった。
まさか、そんな落ちだとは思わ無かったが、おかげで、骨度法・同身寸法に対する疑問、違和感が一つ解消した様に思える。
「説文解字」の解説書として「漢字学」(阿辻哲次著 東海大学出版会)を読んでいるのだが、後漢の時代の1尺が23センチであるとの記述があった。そこでwikipedia等で調べても、同じ記述がある。
鍼灸では、経穴の取穴に骨度法・同身寸法なるものを使う。例えば、親指の横幅が1寸、親指以外の四指の横幅を合わせて3寸(同身寸法)、肘窩から手関節横紋までを1尺2寸、乳頭間を8寸(骨度法)等と決められている。このことによって、体格が違っても、正確に取穴出来る。と教わる。
一方で、自身の知識、感覚としては、1尺33センチ、1寸3.3センチという尺度もあるので、これまで古代中国の人は随分と大きかったのか?それとも、現実の人間の寸法とかけ離れた寸法を決めたのか?とすれば何故に?等々と骨度法・同身寸法に対する疑問があった。
しかしながら、「漢字学」で、後漢の時代では、「1尺が23センチ」の記述があり、それで計算すると、骨度法・同身寸法は、身長173センチ体重80kgの自身の身体の寸法とそんなにかけ離れたものでは無かった。
まさか、そんな落ちだとは思わ無かったが、おかげで、骨度法・同身寸法に対する疑問、違和感が一つ解消した様に思える。