鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

今日は冬至〜陰極まりて陽に転じる〜

2017-12-22 12:09:42 | 日記
今日は冬至である。我々は、しっかりと自然の法則性に学ばねば、とこの時期には思わされる。何故かならば、我々人間も自然の一部なのだから......。

厳しい寒さが続いている(自身の住む地域では-4℃以下の朝が連日である)が、この時期になると、いつもいつも思い出されるのが「冬来りなば春遠からず」あるいは「陰極まりて陽に転ずる」という言葉である。

古人がおそらくはそうであったように、自身も厳しい寒さに震えながらも、一番寒い時期が来たということは、後は春に向かって少しづつの日々であろうと、もう少しの辛抱だと、自然の法則性に、そこに自身の人生を重ねての、自身への励ましの言葉としての「春来りなば......」という言葉とともに、「もう少し頑張れ!春はもうそこまで来ている!」と、なって行くのが冬至の時期の毎年の、になっている。

これが単なる自身への誤魔化しでは無くて、真の励ましとなっていっているのは、人間というものが自然の一部というよりも自然そのもの、物質が生命体化しての36億年とも言われる年月をかけて進化していった結果として自然とは独立したものであるかの如くに見えるだけで、いかに精神というものを持つことで物質とは別物へと進化している如くに見えているとはいえ本当は相対的独立でしか無い存在である、との生命の歴史の理解があってのである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。