東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

肩凝り(右腰に硬結部位のある)の事例〜根源を辿ると〜

2019-03-16 07:51:38 | 施術事例
肩凝りを訴えるKさんに対しての施術を行った。施術とともに症状の根源を辿っていくと......。

長年続く肩凝りを訴えるkさん(70代女性)に対しての施術を行った。

一見して典型的な「左半身が実、右半身が虚」であることから、右半身、特に右腰下肢に問題があっての、左半身の張りによる肩凝りと考えられて、の施術を行った。

数回の施術で、Kさんから「ウソのように肩凝りが楽になった」と言われた。

施術して見ると、表層は随分とほぐれているのだけれども、深層に硬結部位がいくつかあり、中枢から抹消へ順に施術していくと、右腰部にしっかりとした?硬結部位があり、「これがすべての凝りの根源!」と思えた。表層がほぐれて行くことで、漸くに肩凝りという症状の大元に辿りつけた、と思える。

この右腰部の硬結をほぐしていくことで、Kさんの状態も大きく変わっていく、と思えるのだが......そのための鍼灸でもあったのだが......現状では......。

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