鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

鍼灸百花繚乱に思う〜生命のあるいは人類の歴史のくり返し〜

2019-03-18 07:49:27 | 日記
鍼灸の世界は百花繚乱であるが、それも悪いことでもないのか......と思える。

現在の鍼灸の世界を概観すると、百花繚乱との思いがする。これは、鍼灸や手技療法術を専門とする自身が見てもそうなのであるから、門外漢である皆さんからすれば鍼灸とは何か全くわけがわからない、となっていくのだと思える。

具体的には、鍼の太さや長さが違うだけでは無しに、その施術、治療の理論が異なる、接触鍼と称して鍼を刺さない施術、どころか鍼治療から鍼すら使わず気功治療へとなっていかれる先生、あるいは、美容鍼と称して治療ですらない?鍼治療を行う先生までおられる。

今まで自身では、現状の百花繚乱を、生命の歴史において、ある種が(例えば恐竜が)百花繚乱となって栄えて?そこから滅んでいくということが連想されて、鍼灸もまた、との思いがしないでもなかった。

しかしながら、生命の歴史に見るように、百花繚乱は恐竜という種としては滅びへの
道であっても、生命体の歴史全体からすれば新たな種の誕生であり、新たな発展の為には百花繚乱からの滅びは必然である、意味があるのだと思える。

そういう意味で、百花繚乱は、滅んでいくことは、悪いことではないのでは......と。

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