メインのビデオ録画用記録メディアを退いて久しいVHSですがオーディオ用のカセットテープと同じく完全には絶滅せずに結構生き残っていたりします。といっても新品で手に入るのは船井電機のDXブロードテックブランドのものくらいだし地上デジタル対応は少ないし…
日本ビクターはVHS設立メーカーとしてβ企画と争って勝利したことで有名ですが遂に家庭用VHSデッキは無くなってしまいました。デッキは少なくなりましたがテープは各社から供給されているのでまだ大丈夫そうな感じですが。
このテープは某家電量販店の移転セールで10円と衝撃の安さでした。現行品で、しかも180分は500円より高い値段で販売されていることを考えると信じられない安さです。
派手なパッケージと大きなHGの文字の通りこのテープはVHSテープの中でもハイグレードなテープとなります。
Victor・JVC HG Extra High Grade
Super VHS ETにもすすめ 長期保存にも強い ハイグレード
3倍モード・9時間 180 3pack
現在でもVHSテープを販売しているメーカーの現行品の中でもビクターのテープが一番派手な気がする。
ハイグレードだけあって裏面には色々謳われています。
■長期保存に強い
D-VHSで確立した磁性体の高エネルギー化・微粒子化技術を継承-ビクターハイグレード
●リファインされたハイパワーDマグネタイトを採用
美しい映像と音を忠実に再現、
3倍モードや長期保存で威力を発揮。
●本品はハイグレードタイプです。当社スタンダードタイプ(AV)
よりも輝度特性とカラー特性が優れています。
地球の未来を考えたビデオテープです
カセットハーフに再生樹脂を50%使用
「独自の成型技術により高精度で信頼性の高いカセットハーヅの開発を実現しました。」
事業者名:日本ビクター株式会社 原産国:韓国
型名 3T-180HGK
これだけ色々性能が書かれていると期待ができますね。ブラシーボ効果でも何もないよりは断然信頼できます。
ハイグレードで高品質というのは良いのですが何故か原産国韓国というのが気になります。
テープにはパッケージのイラスト通り青いラベルが貼られており一目でこの商品ということが分かります。このVHSテープは最初からラベルが貼られていたり本体にVictorロゴがあったりと丸投げ感はないです。
このラベルのデザインは中々かっこいいですね。
付属しているインデックスラベルは普通ですがHGと書かれていたりオリジナルで使い回しではないことからコストはかかっているのではないのでしょうか。
ちなみにパッケージの事業者名は日本ビクター株式会社となっていましたが、インデックスラベルの裏面にある注意書きに書かれている社名はビクターアドバンストメディア株式会社となっています。
下部にあるHG-Aという文字はハイグレードテープ用のインデックスというのを示しているのでしょうか。
以前購入したTDK Life on RecordブランドのHGテープ と比べてみましたが、ホイールに同じような英数字の刻印がされていることや外装が同じことから供給元は同じっぽいですね。
もう国内メーカーで製造しているメーカーは無いのでしょうか。
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