晴朗無上

日々の出来事など

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2009-05-31 22:18:03 | Weblog
五月、最後の日

 一年前を思い出す。
 亀山先生から、サインをいただいて、もう一年だ。

 なんだか、夢のような五月三十一日だった。

 なにもしてない、いや、一日、一日、寿命を縮めつつ生きているんだと、
 妙なことを実感しつつ、すごした一年だったような気がする。
 
 でも・・・いまは、まだこうしてすごしているか・・・

 あと、何年?とか考えないことにしよう。

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2009-05-30 15:59:08 | Weblog
昨夜の感動、2つ

 ゴーギャンは
 「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」
 という作品を仕上げた後、
 自殺したのだそうだ。

 最高の理解者であり、最愛の娘、彼女が肺炎で亡くなり、
 ゴーギャンは、生きていく支えがなくなったのだろう。

 それまで、ゴーギャンの絵は力強いかんじがしてて、
 こんな、自殺する人というイメージではなかったのにな・・・

 7月のゴーギャン展、見にいきたくなった。


 もひとつは、今話題の野球映画の先生役の人。
 
 彼は18歳のとき、この映画の原作となる先生役を、いつか演じたい、
 と思って日芸に入り、役者になったのだそうだ。

 だからずーっと夢を持ち続けていた人なんだ。
 「夢にきらめけ」とか「夢をあきらめるな」というせりふ、
 ほんとにこの人が言うと、すばらしく聴こえる。
 こんな、わたしみたいなおばさんでもだ。

 やはり、夢をあきらめなかった人は、強い。
 

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2009-05-29 17:08:28 | Weblog
『やんごとなき読者』アラン ベネット著・市川恵里 訳

 おもしろい!
 〇さんが、〇歳すぎて読書に目覚めたのと、オーバーラップしてくるのも
 おもしろい。
 ま、〇は女王でも王室でも上流階級でも、なんでもないんだけどね。

 あんまり、おもしろくって、I医院の待合室でほぼ2/3ほど
 読んでしまった。

 中にとても興味深い文章が。

 「一冊の本は別の本へとつながり、次々と扉が開かれてゆくのに、
 読みたいだけ本を読むには時間が足りないことである」

 まさにそのとおり!
 この主人公「やんごとなき読者」は70代後半だから、
 当然なんだろうけど、
 今のわたしだって、なんだか時間がたりない気分だ。

 本って、おもしろい。
 ・・・というか・・・活字がおもしろいのかな?

 だれに何を言われることもないし、
 だれに迷惑をかけるでもないし、
 たいしてお金もかからないし、
 ほんとに楽しいことだとおもうな、読書って。

 今だって、本を読んだ後に、こうして、
 好き勝手自分の感想を書いて楽しんでいるんだもん。

 本を読むのが嫌いという人、苦手と言う人、
 ちょっと残念だな。

 ・・・でも「読字障害」というのもあるので、
 ・・・なんとも言えないが・・・

 とりあえず、わたしにはこんなお手軽な楽しみがあって、
 うれしいことだ。

 ちょっと本題へもどって・・・

 「あとがき」を読んでいたら、イギリスの上流階級というのは、
 「知的ではない」というのが一般的なイメージなのだそうだ。
 へ~、なるほどね。

 ・・・日本もイギリスも皇室、王室関係は興味ないので、
 わかんないけど。

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2009-05-28 17:25:20 | Weblog
『「和」をつくる美』節子・クロソフスカ・ド・ローラ 著


 ちょっと異色の画家、バルテュスの奥さん。

 手仕事がお好きなのは、この本で充分すぎるほどわかる!

 でも、針目が均一でなかったり、布がちょっとゆがんでいたり、
 あんまり上手でないあたりが、かえって好感がもてるな。

 手芸って、アイディアが大事よね~、
 なんて、文章を読みながら相槌を打ってたもん。

 なーんか、いますぐにでも「針を持ちたい!」
 って思ってしまう本でしたっ!

423

2009-05-27 16:11:22 | Weblog
ほんとかな?

 gooのトップページのニュースに「優秀な子の親は読書」
 と、書いてあった。
 ベネッセの調べらしい。

 たしかに、うちは私も主人も本は好きでよく読むほうだと思う。
 子どもたちも(親ばかといわれるのを覚悟で・・・)
 そこそこ勉強はできるけど・・・

 でも、ほんとに親の本好きと勉強、関係あるのかな?
 うちなんかは「ママのように専業主婦でぐーたらして
 本ばかり読んでる人生、わたしは、あーなりたくないっ」という
 気持ちが強いのかもしれないし・・・

 わたしは、ほんとに世の中、家族のみんなにも、
 役に立たない人間だからな。

 ・・・〇〇医院の生計には役立ってるか(自虐的だな)

422

2009-05-26 18:01:47 | Weblog
澁澤龍彦って

 いま「玩物草紙」を読んでいるんだけれど・・・
 
 澁澤氏は、かなりクセのある人なんだなという印象を持った。
 猫は虐待するし、(2番目の)奥さんの顔に
 たばこの火を押し付けたこともあるって告白するし・・・

 矢川さんも、澁澤氏にはいじめられたのだろうか?
 何度も堕胎を繰り返させられたというから、
 これ以上のいじめ、(いや、虐待といってもいいかもしれない)はないな。
 でも、矢川さんは澁澤氏から嫌われたくない一心で合意したというけど。

 なんだかずいぶん子どもっぽい人だ。
 矢川さんが「少年」というのも、うなずける。

 昭和53年初出のエッセイなんだけど、
 そのころ、レタスというのは、一般的ではなかったのかな?
 それとも、単に渋沢氏がレタスを知らなかった?
 子どもの頃からレタスはあたりまえにあった私としては、
 ちょっと不思議だ。

 それから「生まれてすぐ泣くのは、人間だけ」というのにも
 ちょっと?がついた。
 ときどき、ニュースなんかで変わった動物の生まれるところとか
 放送してるのを見ると、生まれてすぐ泣く動物なんて、
 たくさんいると思うんだけど・・・

 「朝日ジャーナル」に連載されていた文章なんだけど、
 出版社は、こういうの、チェックしないのだろうか。
 それとも、澁澤氏は人気があって、訂正なんて恐れ多いとか?

421

2009-05-25 20:46:14 | Weblog
・・・かんちがい・・・

 パッチワーク展を見ようと伊勢丹へ。
 ところが・・・なんにもやってない・・・
 で、はがきを良く見たら、場所がぜんぜん違ってた。

 あ~あ、何やってんだろうな~。

 でも、何もしないで帰るのもしゃくだから、
 サンダル売り場を覗いてぶーらぶらしてたら、
 エアーの入った、わたしの好きなかんじのデザインのサンダルがあったので、
 おばさんにもらった商品券を使って(このあたりが、せこいか・・・)
 ざっと購入。
 これで、伊勢丹にいった甲斐があるというもんだ。

 と、自分に言い聞かせて帰路についたのでした。
 ・・・とほほ・・・ 
 

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2009-05-24 16:47:36 | Weblog
環境先進国って・・・

 日本は、そう位置づけているんだそうだけど、
 昨年度は二酸化炭素の排出量が増えたらしい・・・

 なんで?
 あーんなに「エコ、エコ、エコ・・・」っていってるのに。

 今年だって、高速道路1000円、なんてことして、
 たぶん増えるんだろうな~。

 やっぱり「エコ、エコ」ではなく、
 「節約、節約」っていうほうが、みんな真剣に取り組むのでは?

 今朝の「がっちりマンデー」に「セコロジスト」が出てて
 いろいろ節約術を披露してた。

 エコ=セコではないかもしれないけど、
 今あるものを大事に、余計なものは使わない、
 というあたり、少しはエコにつながるのでは?と思う。

419

2009-05-23 19:35:15 | Weblog
大相撲五月場所

 〇 隆の山

 これで五勝目。
 来場所も、どうか、がんばって!
 1キロでも2キロでも体重を増やして!
 お昼寝する前にラーメン食べるとか、
 夜、寝る前にラーメン食べるとか、
 琴欧洲みたいにチーズ丼を食べるとか・・・

 ところで、琴欧洲!
 いつもなら、白鵬に勝ったらすごいうれしいんだけど、
 今日はだめ!
 白鵬の連勝記録&優勝を楽しみにしてる人にとっては・・・
 悪魔に見えたぞ!!
 今日、勝つんだったら、昨日、勝ってくれたほうがよかったのに・・・
 

418

2009-05-22 22:49:36 | Weblog
人生は・・・

 なかなか思い通りにいかない。
 つまらない、私の人生。

 『人はみにくい、しかし人生は美しい』
 と言ったのはロートレックか・・・

 ロートレックが「美しい」と言った「人生」とは、
 どんなものだったのだろう。

 いや、やっぱり、つらいこと、かなしいこと、いやなこと、
 そんなことのほうが多かったのでは?

 ロートレック・・・
 もう少し生きていたかったって、思ったんだろうな・・・