８６３ 黒海・引退

黒海が引退した。
何年ぶりかで国技館見物をした日、黒海を見た衝撃は大きかった！
ヨーロッパの人でもお相撲さんになれるんだ！
なんて、あほな小学生みたいな感動と、
アジア人とは大違いの堀の深い顔だち(けして、ハンサムではないが)に
まげが案外と似合うんだ、なんて、
いい年したおばさん(わたしのこと)は驚いたのだ。

そして彼の後を追うようにすてきな白人力士が次々と誕生した。

あー、そのヨーロッパの魁の黒海が引退か・・・。

残念だな・・・。

でも、頑張った！
お疲れ様！
国に帰っても、日本のこと忘れないでね！

８６２ 梨は、嫌いだ。

このところの世の中は、なんだかいろんなところ、いろんな人、国のあいだで
ざわざわしてて、落ち着かないな。

わたしのこの狭い交友関係には、シノワ関連がなくて、ほっとしてる。
でも一歩外に出ると、多いな。

この先、日本はどうなっていくんだろ？

８６１ 騒々しい人々

西武池袋店にパッチワーク展を見に行ってきた。
平日、昼間、予想通りの年代のおばさまが大勢、
なので、いつもそれなりに会場はにぎやかなんだけど、
今日は「み、みんな、どうしたのっ？」ってくらいの大騒ぎ！
電車の中で聞こえてたｉPodが聞こえないのだから・・・。

ささっと見て、ついでにリブロも見て、丸の内線で大手町へ。
サンケイのマンハッタンでランチバイキングを食べて、飲んで、東京駅へ。
地下街をうろうろして帰ってきたのでした。

東京駅地下にあった古書店が一軒無くなっていたのには、ちょっどショック。
楽しみがひとつなくなったかんじだ。

860 蝉

今朝、公園でつくつくほうしが鳴いていた。
今年初だ。

でも、相変わらず暑い一日。
つくつくほうしが鳴くと夏も終わり・・・と思っていたのに。
ちっとも終わりなかんじがしない。

８５９ 奈良美智展

横浜美術館へ行ってきた。

でも、チケットを買うのにすごい行列！
今朝、NHKで紹介されてたのを見て、ちょっと嫌な予感はしたんだけど・・・
やはりそうだったか・・・

一度は並んだものの、すぐに戦列離脱・・・意志薄弱だ・・・

で、とりあえず入り口の白い女の子やら、おもしろくディスプレーされた車など、
写真に撮って、クィーンズタワー(っていうのか？)の方へ。

お昼はなんだかパンが食べたかったので、
ポンパドールであれこれ買って、
また美術館に戻り、噴水前の木陰で食べた。

絵は見れなかったけど、ま、いいや、というおおらかな気分になって、帰宅。

こんな日もあるな。

８５８ マルセル、読後。

日記の紙数がつきたので、つづぎはこちらへ・・・

旧古河庭園で薔薇を見たあと、ぷらぷら歩いて、千駄木の須藤公園へ。

「マルセル」を読んだあとに、どうも気になってしまって・・・。
以前、団子坂によく行ってた頃、なんとなくそんな公園があったような気はしてたんだけど、
まさか、滝のある公園だったとは・・・

「千晶」が東京に出てきた「オリオさん」と待ち合わせた公園。

「マルセル」の中では、けっこうロマンチックだったけど、
じっさいの須藤公園は、蚊だらけで、２ヶ所ほど刺されてしまった。・・・かゆい！

帰り道、谷中商店街のお店で、このところ欲しいと思ってた、
シルヴィ・バルタンのようなつばの大きな帽子と、
これから活躍しそうな保冷バッグを購入。

今日の歩数、１４０００歩。

８５７ ポジティブばあさん

「ご老人は謎だらけ」を読んでいる。

なるほど・・・
あんな急勾配な東京ドームの階段を、苦にせず、
あんまり曲がらないひざをかかえて、にこにことパッチワークを見に行くお母さん。
なるほどね、ご老人は、基本的にはポジティブな考えなんだ・・・
だから、身体はけっこうきついとおもうんだけど、
なんか、楽しそうで、にこにこしてたんだね。

唯一、警備員さんが配置されている三浦ももえさんのキルトも
３回も並んで、「見る！」ってはりきってたもんな・・・

それにひきかえ、わたしときたら・・・
お母さんを待ってるあいだ、
アリスのお部屋やら、かえるさんやら、トランプの部屋なんかをぱちぱち撮って・・・

でも、これでいいのかもしれないな。

なんだか、２年ぶりに会う母には、いろんなこと言いたかったけど、
ぜーんぶ、ま、いっか。
ってかんじになって、
いっしょにお弁当食べて、手芸やさんをのぞいて、
楽しかったな・・・

もう、わたしも、母にマイナスなことを言うのはやめよう。

とおもったのでしたっ。

母さん、こんどは、はとバスね！
　
・・・わたしは、はとバスには乗ったことないんだ・・・

８５６ 生きにくい

年とともに嫌いなもの、人が増えてくる。
なんて生きにくいんだ。

よく８０、９０のじいさん、ばあさんが
「年をとるのも悪くない」みたいなことを言ったり、書いたりするが、
そうでも思わなきゃ、やってらんないよっ、って気分なんじゃないか？

あー、せめて引越しでもして、知ってる人のいないところで、
のびのび暮らしたい。

バカなIともお別れ、
憂鬱な顔したI医師ともお別れ！

したいんだけどな・・・

無理だな・・・

８５５ 生きている

クリスマスの夜、
緑のベレー帽、緑のコートを着て、
緑色のipodからはレクイエムが聞こえてくる、
妙な姿のおばさんの死体が発見される、というのもおもしろい、
と思って、
スパークリングワインだの、赤ワインだの飲んだあと、
ふらっと家を出てみたけれど・・・

けっ、無事に戻ってきてしまったよ。

いつまで、こんなふうに生きていくのか。

８５４ 酔って候・・・

高松棟一郎氏に、一度お目にかかりたいものだ。
横浜まで、林芙美子展に行ったけど、やはり、彼の写真はない。
白井セイイチ氏は、ごていねいに若いころ、年取ってからと二枚も展示されてたのに・・・

「浮雲」を読んだら、ますます興味しんしんだ。

便利なパソを駆使してたら、「私の卒業論文」「あまカラ、６３」などにも
彼の名前があることがわがって、どうにか手に入れたいと思うが、
ま・・・
なかなかむづかしいんだろうな・・・

でも、いつか高松棟一郎、この目で見てみたいものだ。