晴朗無上

日々の出来事など

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2009-05-29 17:08:28 | Weblog
『やんごとなき読者』アラン ベネット著・市川恵里 訳

 おもしろい!
 〇さんが、〇歳すぎて読書に目覚めたのと、オーバーラップしてくるのも
 おもしろい。
 ま、〇は女王でも王室でも上流階級でも、なんでもないんだけどね。

 あんまり、おもしろくって、I医院の待合室でほぼ2/3ほど
 読んでしまった。

 中にとても興味深い文章が。

 「一冊の本は別の本へとつながり、次々と扉が開かれてゆくのに、
 読みたいだけ本を読むには時間が足りないことである」

 まさにそのとおり!
 この主人公「やんごとなき読者」は70代後半だから、
 当然なんだろうけど、
 今のわたしだって、なんだか時間がたりない気分だ。

 本って、おもしろい。
 ・・・というか・・・活字がおもしろいのかな?

 だれに何を言われることもないし、
 だれに迷惑をかけるでもないし、
 たいしてお金もかからないし、
 ほんとに楽しいことだとおもうな、読書って。

 今だって、本を読んだ後に、こうして、
 好き勝手自分の感想を書いて楽しんでいるんだもん。

 本を読むのが嫌いという人、苦手と言う人、
 ちょっと残念だな。

 ・・・でも「読字障害」というのもあるので、
 ・・・なんとも言えないが・・・

 とりあえず、わたしにはこんなお手軽な楽しみがあって、
 うれしいことだ。

 ちょっと本題へもどって・・・

 「あとがき」を読んでいたら、イギリスの上流階級というのは、
 「知的ではない」というのが一般的なイメージなのだそうだ。
 へ~、なるほどね。

 ・・・日本もイギリスも皇室、王室関係は興味ないので、
 わかんないけど。