晴朗無上

日々の出来事など

322

2008-10-31 18:01:49 | Weblog
Education Sentimentale

 いま、ノスタルジーラジオから流れているのは、
 バロック風の、なつかしいようなすてきな曲だ。
 歌っている人は、ジャケットを見る限り、アメリカの熊男みたい。

 
ラックの組立

 これくらい、ちゃちゃっとできるだろうと思ったのに・・・
 なんと、一時間近くもかかってしまった。

 だめだな~。
 こんなことも人並みにできないとは・・・


知るを楽しむ、中原中也・最終回

 中原中也は東京外語学校に入学。
 ってことは、亀山先生の大先輩にあたるんだ。
 (フランス語とロシア語の違いはあるけれど)
 ウィキペディアで調べたら、中也はアテネフランセにもいっている。

 中也は、長男、文也の亡くなったことが、ほんとうにショックだったんだ。
 もちろん、子どもを失って平気でいられる人なんて、いないと思う。
 その一年後、中也も亡くなり、またその一年後、次男も亡くなる・・・

 どうして、こんなに不幸が重なるのか。
 奥さんのことを思うと、中也以上にかわいそうに思う。

 ほんとうに、神様っているのだろうか?
 やっぱり、そういうのは、人間の哀れな希望、何かにすがりたい思い、
 それでできあがったうつろなもの、という気がする。
 
 なんだか、たしかに自分というか、人間を助けてくれるものなんてないのでは?
 という気がしてきた。

 人は、いつもいつも、不安と不幸と隣りあわせだ。
 

321

2008-10-30 20:33:06 | Weblog
「別役実のコント検定」(別役実・著)

 つまんなかった。
 図書館で予約したんだけど・・・
 私のあとにも予約の人がいるらしいんだけど・・・

 「不条理の笑い」とかいうけど、
 コントを文章で読むのと、役者(あるいは芸人)が
 うまく演じるのを見るのとでは、たぶん、かなりな差があると思うのだが・・・

 私には、想像力が足りないのか?

 とにかく、最後まで読む気力は、ない。

 明日は、C図書館にいって、なにか面白い本を借りてこよっと。


320

2008-10-29 17:24:05 | Weblog
Franc-Parler

 久しぶりに見~つけた! (於・丸善)
 
 そこで気になるイベント、ミュリエル・バルベリ講演会というのがあった。
 ので、インターネットで主催の独協大学を調べてみたけれど・・・
 ミュリエルのミの字も出てこない・・・

 電話番号も調べてみたんだけど・・・FPに載ってる番号はない。
 
 ま、松原団地まで遠出するのは、ちょっとめんどくさいか。

319

2008-10-28 17:23:14 | Weblog
GPシリーズ

 フィギュアスケートのシーズンがはじまった。
 でも、今年もまた、朝日のおばかが、ひどい番組構成で放送している。
 やすっぽい感動をたくさんつめこんで。
 あれは、スポーツ中継じゃないでしょ。
 
 トリノ以前は、この季節が楽しみだったのに。
 今年は誰がどんな曲で、どんな衣装で、どんな演技になるんだろ?
 と、わくわくしてたのに。

 今じゃ、シングル、日本人、そればっかり。

 ブームって、こわいというか、ばかみたい。

318

2008-10-27 21:47:37 | Weblog
神田古本まつり

 初日、はりきって行ったんだけど・・・
 収穫、なし。

 去年は、帰り道、重いな~っていうくらい、あったのに。

 ま、こんな年もあるか。

 でも、ブックハウスでチェコの地図をもらったのは、
 ちょっとうれしい。


番付発表

 嫌いなやつが大関をかける大事な場所になるんだと。
 けっ、やつは、言うことと、行動が違うじゃないか。
 
 禁煙の場所で平気でタバコを吸い、
 記者には黙ってろ、カメラマンには撮るなよと。

 なーんでこれがもっと大きくとりあげられないんだろ?
 これいじょう「悪いモンゴル人」を出したくない?
 
 やつは、取組相手は「殺すつもりでいる」って言ってたぞ。
 ほんとに嫌いだ。

317 

2008-10-26 20:26:39 | Weblog
「文学のとき 」(吉田 秀和 ・著)

 この中の「中原中也のこと」を読んでの感想を。

 中也という人にじかに触れた(というか、つきあったというか)
 ことのある人の言葉は、とても興味深い。
 
 中也といえば、例のつばの広い帽子をかぶった憂いのこもった写真が有名だ。
 でも、じっさいは「ふつうのおじさんだった」という親戚の人の言葉を
 以前なにかで読んで、おじさんというほど、長生きはしてないはず、
 なんて思ったものだ。
 でも、その親戚の人は幼い頃に中也に会ったのだろうから、
 やはり、おじさんに見えたのかも。

 吉田氏によると、
 「背が低く、角ばった顔。
 ことに顎が小さいのが目についた。
 色白の皮膚にはニキビのあとの凹凸がたくさんあったが、
 そのくせ脂っこいどころか、妙にかさかさして艶が悪かった。
 ぎょろっとした目は黒くて、よく光った。」
 と表現されている。

 声はだみ声だったと。
 
 「そのだみ声でヴェルレーヌやランボーの詩を、
 ふしをつけてろうどくしてくれた」

 「バッハのハ短調パッサカリアが大好きでよくうたってくれた。
 なかでも彼が好んできかせてくれたのは百人一首の

 ひさかたのひかりのどけきはるのひに
  しづごころなくはなのちるらん

 を、チャイコフスキーのピアノ組曲四季の中の6月にあたる『舟歌』に
 あわせて歌うのだった。
 音程はたしかだった。」
 

 ぜーんぶ、いままでのイメージを壊してくれるな~。

 中也のお葬式は鎌倉で行われ、
 吉田氏は、それ以来、鎌倉というのが西方で、
 死に近い場所というイメージとつながり、嫌いになったそうだ。

 中也の身近な人、たとえば、お母さんでさえ、声の録音できる
 時代までいきられたのだから、せめて、中也の声がきいてみたかった。

 ・・・でも、だみ声じゃ、ちょっとがっかりかな?

316

2008-10-25 20:22:42 | Weblog
ファッションセンター○○○ら~

 久しぶりに時間があったので、遠出。
 それにしても、ほんとに似たような洋服ばかり・・・

 鈍感なわたしにも、今はこういうのが流行っているんだってのが
 よーくわかった!


近況
  
 今日の夕刊に亀山先生が24日、モスクワで講演されたという記事が。
 わたしが知っているだけで、今年3回目のロシア行きだ。
 すごいな。
 
 あー、わたしも、もう一度お話を聴きたいな。
 ・・・って、何回思うことやら。
 

315

2008-10-24 17:12:16 | Weblog
コジコジ・・・

 いま、gooのトップに「呪いのサルコジ人形」ってのがあった。
 ノスタルジーのニュースでは、毎回「サルコジ」という名前を聞くけど
 (というか、名前と数字くらいしか、聞き取れない・・・)
 また、今日も「サルコジ、サルコジ・・・」と連呼されるんだろうな。




 とにかく今日の雨はすごかった!
 台風でもないのに、なんでこんな豪雨?
 海水温が高いので、どんどん雨の素になる湿った空気が集まって
 たっぷり雨がふる、ってなことを某気象予報士さんは言うけれど。

 でも、明日は晴れそう!

314 「ある秘密」

2008-10-23 21:28:00 | Weblog
「ある秘密」

野崎歓さんの訳ということが読む動機にはなったけど、
読んでみると、とてもおもしろい。

「おもしろい」というのは、「楽しい」とかという意味でなく
「とても深い感動がある」というかんじかな。

第二次世界大戦のときの、フランスとドイツの関係って、
くわしくはわからないけれど、フランス国内で、
ユダヤ人が迫害され、でもそのフランスの中でも、
安全なところと、危険なところがあるというのは、
知らないことだった。

悲惨な戦争の中でも、フランスらしい「愛」がからんでくる。
物語の最後は、戦争もおわっているんだけれど、
とても憤りを感じるような、犬のお墓のことがでてきて、
ほんとに、戦争っていうどうしようもない、憎むべき事態を
なんとかできないか、そんなふうに思う小説だった。

ところで、Polnareffは、ユダヤ人ということらしいので、
こういう小説は、どんな感想を持つのだろう?
南フランスの小さな町で生まれたというのは、
そこがユダヤ人にとって、「安全な土地」だったのだろうか?
Polnareffはこの小説を読んだのだろうか?
あれこれ考えてしまう。

フランスの高校生は、この小説を
「高校生が選ぶゴンクール賞」に選んだという。
フランスの高校生、やるな、と思った。

この本が読めて、とても良かったと思う。
歓さんに、感謝!

314

2008-10-23 17:07:41 | Weblog
I医院

 今日は通院日。
 MRIの結果は、脳には悪いところはなし。

 でも副鼻腔炎っぽいかもしれないといわれた。
 ・・・鼻水がでて困るというこもないのに・・・

 ただし、いますぐ耳鼻科へいけという段階ではないらしい。
 ・・・ほっ。

 結局のところ、いつもどおりのお薬をもらっておしまい。

 薬局で「おかげん、どうですか?」って聞かれて、
 「えーっと、元気です。」と言ってから、こりゃまずいと思い、
 「自分では、よくわからないんです。」と言い直したら、
 薬剤師さんも「そうよね、数字の問題だからね。」と。

 数字の問題か・・・
 
 数字は苦手だ。