憲法九条やまとの会ニュース8号4面
天気に恵まれ、50名でピースウォーク&いも煮!
杉本夫妻によるアコーディオン演奏会も同時開催
2007年11月18日(日)に、憲法九条やまとの会の第2回目のピースウォーキングと、ウォーキング後のいも煮会を盛大に行いました。
同日には大和駅でピースフェスティバルも開催されており、ウォーキング&いも煮会への参加者数が危ぶまれましたが、その杞憂を吹き飛ばし、元気いっぱいの老若男女50人が参加しました。
ピースウォーク当日は天気にも恵まれ、歩くと汗ばんでしまうくらいの陽気の中、大和の会ののぼり旗を掲げて、市内を約10キロ歩きました。
歩くコースとして約10キロで2時間歩く「健脚コース」と約5キロで1時間の「お散歩コース」の2コースを用意しましたが、参加した皆さんにどちらかを選んでもらったら、なんと全員が「健脚コース」を選択。皆さんまだまだ体力に自信がおありの様子、歩けば歩くだけ「やまとの会」のアピールになりますから、頼もしい限りです。
大和駅を出発し、戦争の傷跡をたどる
ピースウォークの一行は午前10時30分に大和駅を出発。最初に上草柳の善徳寺に向かいました。善徳寺には、戦時中、高座海軍工廠に動員された台湾少年工の寄宿舎が近くにあったことから、戦没台湾少年工慰霊碑が建てられており、大和の会スタッフの久保さんが、その建立に至る経緯について説明されました。
一行は次に東名高速を越え、同じく上草柳で1964年に米軍機が墜落事故を起こし、8名が死傷する大惨事となった舘野鉄工所の跡地を見学しました。跡地はすでにフェンスで仕切られており、中に入ることはできませんでしたが、スタッフの滝本さんが、その事件の詳細について報告を行いました。
次に市内を北上し西鶴間の慰霊塔公園に立ち寄り、その後「いずみの森」に入り、緑と小川を愛でながら公園を縦断し、ふれあいの森にて無事にゴールしました。
参加された皆さん、ケガもなく、和気あいあいと楽しく、おしゃべりしながら10キロメートルを完歩しました。お疲れ様でした。
特性いも煮に舌鼓
10キロのピースウォークを歩き終え、お腹がペコペコになったところで、本日のメインイベント?いも煮会が始まりました。
やまとの会のスタッフが前日から調理し、仕込みばっちりの、特性いも煮です。
温かい汁に、味付け抜群のいも(里芋をスタッフの久保さんが提供)や豚肉、野菜たっぷりのいも煮を、みなさんお碗を片手においしく頬張りました。なかには6杯もおかわりをした食いしん坊もいたとか。
杉本夫妻によるアコーディオン演奏会
お腹一杯になったところで、スタッフの上野さんのご親戚である杉本ご夫妻によるアコーディオンの演奏会が始まりました。
杉本ご夫妻のお歳は「歌声うんどう」以来の大ベテランですが重たいアコーディオンを肩にかけ、軽快なリズムと美しい歌声で、参加者を魅了しました。背筋をピンとはり、アコーディオンを弾くその姿はとてもかっこ良かったです。
また杉本ご夫妻のアコーディオンの調べに乗って、「翼を下さい」「手のひらを太陽に」「上を向いて歩こう」などの青春の歌を、みんなで熱唱しました。特に流行の「千の風になって」をみんなで歌った時には、公園に遊びに来ていた子ども達が飛び入りで参加。「憲法九条」の垣根を容易に飛び越えていきました。「歌」には、人と人とを結びつける力があるのだと、改めて感じました。
楽しく運動しよう
今回、ピースウォーク、いも煮会、そしてアコーディオンの音楽会と、皆さん笑顔でとても楽しく参加されたのではないかと思います。それはとても大切なことだと思います。これからも「やまとの会」の取り組みに、多くの方で、楽しく、ご参加ください。(スタッフ鈴木)