2013年 メイン企画
「この声を国政へ なにより広く深く国民へ」
講師は、異なったフィールドで活躍されている異色のお二人。
2009年初めて政権与党となった民主党・菅首相とともにジャーナリストとして政府と市民のパイプ役を果たすべく官邸入りした経験を持つ下村健一さん。
「九条の会」事務局員、「許すな!憲法改悪・市民連絡会」として国会・諸集会などでいつも私たちの身近なところで行動し続けている高田 健さん。
異色なお二人の組み合わせが注目されました。
後半50分はこれに「大和の会」スタッフが加わってのシンポジウム。
とかく議論嫌い・議論下手といわれる日本社会。
かみ合った意見交換を明るく分かりやすく展開しました。
脱原発・96条改憲反対で一致するシンポジストですから憎々しげなバトルとはなりませんでしたが、折角
多くの人々の期待を担って政権交代したものの、公約を破りやすやすと手放した民主党 菅・野田政権に対して複雑な心境をもつ方も少なくはないはず。
「人さまざま」でいろいろな考えや思いがあるのは当然のこと。
しかし多くの人は「とにかく戦争だけはいやだ」と考え、しかも今まで通りアメリカべったりではますます危険だと思う人は「だから九条は変えてはならないのだ」と思うでしょう。
一人でも多くの人が一緒になって「いま、九条を変えない」という目的を達成するため、これからも表題の
「なにより広く深く国民へ」分け入り、「国政へ、声を届ける」活動に力を入れたいと思っています。